末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

Miranda Otto 作品メモ

2006-05-12 22:31:28 | PJ版:役者のはなし
   Miranda Otto ( LOTR :Eowyn / IMDb


   ◇ お買い上げの1本 … 『 女と女と井戸の中 』     

      写真で見るのと、スクリーンで見るのとでは、まったく印象が違います。
      彼女は、動きのある方が断然魅力的。 あとは、声のトーンも好き ^ ^
      元々、小さめの作品や舞台を中心に活動していたことに加え、
      昨年は、赤ちゃんも生まれたんだそうですね。
      日本で彼女の新作を見るのは、当面難しそうです。。

      鑑賞済みのミランダ出演作なら、やはり、これです。
      この映画でも、エオウィンのときと同様に、
      相変わらず年齢不詳に演じています (笑)
      一体、いくつの設定だったんだろう?
      年齢以外の面でも、ミランダの演じた
      キャスリンという人物は、いま一つ、よくわらない。
      無愛想、無邪気、無軌道、残酷 ・・
      そうかと思えば、ときどき妙に、
      人を惹きつけるような表情だったりもする。
      それが、キャスリン自身の個性なのか、
      へスターの視点から捉えた、彼女の姿なのか、
      そのあたりの曖昧さも、後から考えると意味深な感じ。
The Well

      ストーリー的に最も緊張感が高まる嵐の夜、
      背後からへスターを見下ろしたときの、キャスリンの表情が、
      彼女の色の白さと、ばさばさと長い睫毛の落とす影とがあいまって、
      見ているこちらまでゾッとするほど、冷たい迫力がありました。


  鑑賞済みの旧作
   ■宇宙戦争 / 原題 : War of the Worlds
    (役名 : Mary Ann)
      公式サイト&感想などは こちら

   ■ジャック・ブル / 原題 : The Jack Bull (TV)
    (役名 : Cora Redding)
      民族や貧富の差といった差別をテーマに、正義を貫こうとした男を待っていた
      辛口の結末など、それほど悪くは無いのに、印象が微妙なのは、
      数少ない女性の登場人物たちが、男たちのドラマを展開させる為だけに役割を与えられた、
      取ってつけたような演出だったから。
      これなら却って、女性は一人も出さずに、男だけで作った、男の為の、男の美学を描いた
      作品にすれば良かったのでは。。とすら思えた。

   ■女と女と井戸の中 / 原題 : The Well
    (役名 : Katherine)
      公式サイト&感想は上記 ↑


  すごく観たいのに未見の旧作   ☆ …レンタル版DVDなし   ★ …日本向けソフトなし
   ★ 原題 : "Through My Eyes" (mini) TV Series
    (役名 : Lindy Chamberlain)
      野生のディンゴに赤ん坊を攫われた、被害者である筈の夫婦が、
      杜撰な捜査により、実子殺しの犯人とされ、裁判にかけられた実話を元にしたTVドラマ。
      ミランダ迫真の演技が見られそうなのに、残念。

   ☆ ラブ・セレナーデ / 原題 : Love Serenade
    (役名 : Dimity Hurley)
      以前、この作品を見た人が褒めていたので、ぜひ見てみたいのですが。。



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