末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

宋家の三姉妹

2012-11-03 13:48:56 | 映画のはなし
10月6日(土)~11月16日(金)まで、新宿の K's cinema で開催されている、
中国映画の全貌 2012 』 にて、「宋家の三姉妹」を見て来ました。

私が映画館にちょくちょく足を運ぶようになったのは、ここ10年くらいのことで、
それ以前は、大作好きの知人に引っ張られて、メジャー作品をたまに見に行く程度だったため、
1998年に公開されたこの作品は、当然、未見でした。

しばらく前に、見てみたいなぁと思ったものの、
レンタル版はVHSのみ(我が家では、DVDでないと鑑賞できず)。
更には、セル版も、ほぼほぼ入手が困難な状態ということで、
中国映画やアジア映画の特集上映を、何度かチェックはしていたのですが、
たとえ上映予定があっても、ここまでずっと、都合が合わずに見送ってきたので、
これはもう、"ご縁が無い" ということかと、半ば諦めかけていたところに、
今回、運良く仕事の休みと重なったのでしたv

映画館に行って驚いたのは、この作品のプログラムが販売されていたこと。
「岩波ホール」の表記があるので、公開当時のものが、まだ扱われているということでしょうか?
それとも、何か理由があって、増刷されたということなのでしょうかね?
まさか、プログラムがあるとは思っていなかったので、買うことばかりに気を取られてしまい、
そのあたりの事情を聞いてみるのを忘れました。。

さて、肝心の映画本編ですが、
まずは、"ようやく念願叶って見られた" というだけで、満足です。
舞台となった時代の歴史的背景とか、特別に詳しいわけでもなく、
これまでに自分が読んだ本や、見てきた映画で、同時代を描いていた作品を思い起こしながら、
視点が変わると、結構、印象が変わるなぁ・・などと考えたりしながら、見ていました。

1人は富を愛し、1人は権力を愛し、1人は祖国を愛した ―― 。
こんな組み合わせの三姉妹が、"実在した" というのが何よりも凄い。
歴史の転換期にあたるからこそ、なのか。
そんな時代だからこそ、現れるべくして現れたのか。
そして、三姉妹の父親という人も、強烈なインパクトを残す人でした。

この後は、購入してきたプログラムをじっくりと、読み込もうと思います。
岩波ホール版のプログラムには、シナリオ採録があるので、
解説を読みながら、映画のシーンを思い起こすときに、すごく便利なのです。

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  映画 『宋家の三姉妹』

  ◇原題:宋家皇朝
  
  ◇鑑賞日:2012.11.1. 映画館にて
宋家皇朝



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