忙しくても、楽しむ時は、楽しむ!
― ということで、PotC3を観て来ました♪
上映待ちの間から館内に流れている、お馴染みのサントラに始まり、
エンドロールの後に登場する、お約束の、本当のラストシーン ・・ に至るまで、
このシリーズの世界に浸り、遂に、3部作完結となりました。
以下、ネタばれ感想 となります。
これより先は、映画をご覧になってからお読みいただければと思います。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
ストーリー的には元々、1作目で完結してしまっても良かった...
と言えなくもない、このシリーズ。
それでも、各々のキャラクターや世界観への人気を活かして、
そうした部分に愛着を感じているファン心理を汲んだような、
そんな完結編を、きっと目指したんだろうなぁ ・・ と思いました。
だから、とにかく、ジャック、ウィル、エリザベス、バルボッサ等、
1作目から活躍していた人物たちの、それぞれの物語に、
3部作を通じての区切りをつけようという、展開になっています。
他にも、そもそもの出発点は、ディズニーランドの人気アトラクションだったことを
思い出させてくれる、あの、鍵束をくわえた犬を筆頭に、
シリーズ1作目から、ストーリーの余白部分で観客を楽しませてくれた、
愛すべき脇役キャラや小道具たち ―
お猿のジャック、船乗りオウム、ギブス航海士、ピンテル&ラゲッティ、
ジャックに平手打ちをお見舞いしたトルトゥーガの女たち、海軍のおとぼけコンビ、
スワン総督、ノリントン、1作目でウィルが鍛えた剣、海亀のエピソード etc.
映し出されたその姿は、笑いもあれば、涙もあり ・・ だったけれど、
最終作で、彼等にもしっかりとスポットをあててくれたことは、
シリーズを3本とも観ているファンにとっては、嬉しい限りです。
しかし、その一方で、今作で初登場となった
キャプテン・サオ・フェンに対する、ストーリー上の冷遇っぷりは、
所詮は “ ビジネス ” として、致し方ないと割り切るべきなのか、微妙。
この、シリーズ3作目に 「 何を期待したか 」 によって、
評価が大きく分かれる展開の、完結編だった ・・
と、いったところでしょうか。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
映画 『 パイレーツ・オブ・カリビアン ~ ワールド・エンド 』
◇原題:Pirates of the Caribbean: At World's End
◇公式サイト:PotC 3 ( 日本版 ) / PotC 2 ( 日本版 ) / PotC 1 ( 日本版 )
◇関連サイト:PotC 3 ( IMDb ) / PotC 2 ( IMDb ) / PotC 1 ( IMDb )
◇鑑賞日:2007. 5. 25. 映画館にて
― ということで、PotC3を観て来ました♪
上映待ちの間から館内に流れている、お馴染みのサントラに始まり、
エンドロールの後に登場する、お約束の、本当のラストシーン ・・ に至るまで、
このシリーズの世界に浸り、遂に、3部作完結となりました。
以下、ネタばれ感想 となります。
これより先は、映画をご覧になってからお読みいただければと思います。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
ストーリー的には元々、1作目で完結してしまっても良かった...
と言えなくもない、このシリーズ。
それでも、各々のキャラクターや世界観への人気を活かして、
そうした部分に愛着を感じているファン心理を汲んだような、
そんな完結編を、きっと目指したんだろうなぁ ・・ と思いました。
だから、とにかく、ジャック、ウィル、エリザベス、バルボッサ等、
1作目から活躍していた人物たちの、それぞれの物語に、
3部作を通じての区切りをつけようという、展開になっています。
シリーズの原点に戻ったかのような、 ラストの一匹狼(?)ぶりに、 あぁ、やっぱり、ジャック・スパロウは、 こうでなくっちゃ ・・ と思いました。 K・リチャーズ扮するティーグ・スパロウとの 親子シーンは、なかなか微笑ましかったです♪ そう言えば、今作のPRの中で、 “ シリーズの全ての謎が明らかに!” とあったけれど、 彼のコンパスの不思議は、秘密のままだったような... それとも、そういう物として、納得しておくべきとか? |
初登場時には鍛冶屋の養子、兼見習い職人だった彼も、 気がつけば、異界に生き続けながら海を統べる、 キャプテン・ウィル・ターナーとなっていました。。 父親を救い、エリザベスを守る為に、 彼が歩まざるをえなかった運命は、とても苛酷だけれど、 誠実な彼だからこそ、道を踏み外すことなく、 務めを果たしていけるような気がします。 ラストシーン、10年ぶりに妻と息子に会いに来た ウィルの表情を見ていたら、これも一つの、 ハッピーエンドなんだろうな ・・ と思いました。 |
勝ち気で、じゃじゃ馬で、オトコ前な、総督令嬢エリザベス。 海賊たちと共に闘い、大活躍した彼女だけれど、 同時に、父親の死、呪縛に囚われたウィルの運命 ・・ と その代償も、大きなものでした。。 だけど、彼女ならきっと、ウィルが陸に上がれない 9年と364日の日々を、その意志の強さでもって、 ひとり息子を守りながら、生き抜いて行くんでしょうね。 ミセス・ターナーに、幸多かれ ― 。 |
今回の完結編で、何が一番楽しかったかって、 キャプテン・バルボッサの、活き活きとした姿を、 実に、たくさん見られたことです♪ 決して善人ではないけれど、存在感抜群の、 味のある悪役で、1作目の時から大好きなんですよv アステカの金貨の呪いで不死の地獄を味わった、 彼の語る死生観は、娯楽大作でありながら、 深く響くものがありました。 しかし、宿敵ジャック・スパロウとの、 追いつ追われつの闘いは、まだまだ続きそうですね(笑) |
他にも、そもそもの出発点は、ディズニーランドの人気アトラクションだったことを
思い出させてくれる、あの、鍵束をくわえた犬を筆頭に、
シリーズ1作目から、ストーリーの余白部分で観客を楽しませてくれた、
愛すべき脇役キャラや小道具たち ―
お猿のジャック、船乗りオウム、ギブス航海士、ピンテル&ラゲッティ、
ジャックに平手打ちをお見舞いしたトルトゥーガの女たち、海軍のおとぼけコンビ、
スワン総督、ノリントン、1作目でウィルが鍛えた剣、海亀のエピソード etc.
映し出されたその姿は、笑いもあれば、涙もあり ・・ だったけれど、
最終作で、彼等にもしっかりとスポットをあててくれたことは、
シリーズを3本とも観ているファンにとっては、嬉しい限りです。
しかし、その一方で、今作で初登場となった
キャプテン・サオ・フェンに対する、ストーリー上の冷遇っぷりは、
所詮は “ ビジネス ” として、致し方ないと割り切るべきなのか、微妙。
この、シリーズ3作目に 「 何を期待したか 」 によって、
評価が大きく分かれる展開の、完結編だった ・・
と、いったところでしょうか。
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映画 『 パイレーツ・オブ・カリビアン ~ ワールド・エンド 』
◇原題:Pirates of the Caribbean: At World's End
◇公式サイト:PotC 3 ( 日本版 ) / PotC 2 ( 日本版 ) / PotC 1 ( 日本版 )
◇関連サイト:PotC 3 ( IMDb ) / PotC 2 ( IMDb ) / PotC 1 ( IMDb )
◇鑑賞日:2007. 5. 25. 映画館にて