末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

GWはクラシック映画を観よう!

2013-04-12 22:28:26 | 映画のはなし
4月もそろそろ半ばに差し掛かりますが、
あと少し頑張れば、ゴールデンウィークがやって来ます。

昨年は、LotR:SEE 一挙上映 をやってくれた 新文芸坐 さんですが、
今年の連休中のプログラムはクラシック映画特集、
題して、" 「午前十時の映画祭」からのセレクション " です。

2010~2012年に開催された、往年の名作をニュープリントで上映する企画、
「午前十時の映画祭」に登場した作品約100本の中から、
15本の作品を2日間ずつ、2本立てで上映してくれるようです。

「午前十時の映画祭」は、1作品を1週間ずつ、毎朝10:00から上映し、
年間で50本の名作を観よう!という趣旨のイベントですが、
すごく観たい作品があっても、運悪く、忙しい週に上映日が重なることが間々あり、
行ける範囲内にある、複数の上映館のスケジュールを見較べながら、
過去に未見の作品を優先しつつ、鑑賞計画を立てて臨んだのですが、
やはり、あきらめざるを得なかった作品が割りとあるので、
今回の新文芸坐さんの企画は、個人的には、かなり嬉しいです。

今のところ、私が観たいのは、以下の3作品。



  ◇情婦 / 原題:Witness for the Prosecution
      4月28日(日)・29日(月)
      11:05/15:50/20:35‐22:30
Witness for the Prosecution




  ◇さよならをもう一度 / 原題:Goodbye Again
      5月4日(土)・5日(日)
      12:40/17:30
Goodbye Again




  ◇華麗なる賭け / 原題:The Thomas Crown Affair
      5月6日(月)・7日(火)
      12:40/16:45/20:50‐22:30
The Thomas Crown Affair


連休前後の仕事のスケジュール等、未確定な部分がまだあるため、
実際には、どうなるか分かりませんが、行けたら良いなぁと。。

ちなみに、本家の「午前十時の映画祭」は、
昨今の、映画館の急速な設備事情の変化を考慮して、
フィルムからデジタル上映に切り替えての、上映イベントに変更。
名称も「 新・午前十時の映画祭 」と新たにし、
1作品を2週間ずつ、1年間で25本の名画を上映する方針に切り替わりました。
こちらも、上映スケジュールを見ながら、只今チェック中です。


  ++ '13年5月10日追記 ++
   連休中もそこそこ仕事があったため、
   結局、観に行くことができたのは「情婦」だけでした。
   それでも、鑑賞できた一本が、この作品だったことに満足です。
   見終わったときの充足感が、何とも言えずに素晴らしい!

   「情婦」は、ラストにどんでん返しがあって、
   最後に "結末を言わないで" というテロップが流れます。

   だからこそ、騙されないようにと、気合を入れて見ていたのですが、
   やっぱり最後になって、"すっかりやられたー!" となってしまいました。
   弁護士事務所や法廷内でのやり取りがほとんどなので、派手なシーンこそありませんが、
   よく練られた脚本と、ウィットにとんだ会話、テンポの良い演出、
   そして、役者陣の絶妙な演技でもって、実に小気味良い展開になっています。

   原作はA・クリスティの短編ですが、未読です。
   小説と、映画のDVDと ―― が、無性に欲しくなってしまいました。