ささやんの週刊X曜日

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

孫の誕生に寄せて

2024-05-24 13:51:24 | 日記
東京に住む息子の家に、子供が生まれた。女の子だという。妻の携帯に報告があったとかで、私はデイサから帰ってすぐ、そのことを妻から知らされた。
無事生まれたとのこと、まずはめでたい。さっそくLINEで息子に「おめでとう」と祝福のメールを送った。

わざわざこんなことを書くのは、このブログが備忘録を兼ねているからである。記念すべき孫の誕生日。いくらボケたからとはいえ、忘れるわけにはいかない。

これまでをふりかえってみたい。
♫思えば遠くへ来たもんだ♫

あんなに小さく、母親べったりの甘えん坊だった我が子が、小、中、高と進み、大学では1年留年したものの、なんとか卒業にこぎつけ、無事、正規社員として就職した。そして今度は子供の親になるというのだから、月日の経つのは早いものだ。
その親である私が、そして妻が、年老いるのもむべなるかなである。

これがまあ、歴史というものなのだろう。

息子の子といえば、私にとっては孫、孫はすでに二人いるが、こっちのほうは他家に嫁いだ娘の子どもたち、旧来の言い方をすれば「外孫」に当たる。きのう生まれた息子の子供はこれに対して「内孫」に当たり、「外孫」が生まれたときとはどことなく違った趣きがある。

「外孫」/「内孫」という区別にとらわれている私は、「イエ」の思想にとらわれた古〜い人間なのだろうか。

親元である我が家に馴染んでいるかどうかという点からいうと、他家に嫁いだ娘のほうが息子よりも足繁く我が家にやってきて、なにかと交流をとりたがる。皮肉なものだ。

娘たちは盆や正月に一家総出でやってきて、何泊かしていく。これに対して息子のほうは一人で来たり、夫婦二人で来たりとまちまちで、盆や正月には来ても、泊まることなく日帰りですぐにトンボがえり。

子(孫)ができたからには、息子たちも、これまで以上にジジババともっと親密な交流を、と心がけるようになるのではないか、ーーなればいいな、と密かに期待している私だが、はて、どうなりますことやら。

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