おはようございます。
今日はいい天気、お出かけ日和ですね。
いい土曜日になりそうです。はい。
さて、その時、僕とイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、
若いミユウちゃん(25)とで、水炊きのお店で、美味しい夕飯を食べていました。
「しかし、水炊きのお店っていつでも感動するわ。このスープのまあ、美味しい事」
と、感動している御島さんです。
「このお店は博多に本店がありますからね。一度でいいから、その本店に行きたいですねー」
と、ユキちゃん。
「ま、女性にはコラーゲンたっぷり鍋って事になりますから、女性の味方ですよねー」
と、ミユウちゃんも喜んでいます。
「ま、でも、体も温まるし、日本酒にはぴったりな鍋ですね」
と、貴島くん。
「ああ。やっぱり、日本酒は鍋に合うし、結局、ここに帰ってくるねー」
と、僕。もう、少し顔が赤い。
「わたし思うんだけど、なんか専業主婦に話を聞いていると・・・多くは言わないけど」
「結婚相手を選び間違えた・・・って感じている女性って多いのよね。それだけ、皆不幸って言うかさ」
と、御島さん。
「そうですね。でも、選んだのも自分だし、なんか、人生失敗しちゃった」
「ま、その分、旦那には、仕事して金稼いでもらいましょ・・・みたいな人が多いですね」
と、辛辣姫。
「でも、おかしくないですか?結婚って、しあわせになる為にするのに・・・どうして、そうなっちゃうんですかねー」
と、ミユウちゃん。
「わたしね。普段、ゆるちょさんと一緒に仕事をしていて・・・営業まわりなんかもゆるちょさんとする事が多いんだけど」
「ゆるちょさんって、営業先の皆に気に入られているのよ。特に年齢を重ねた女性達に気に入られているの」
「しかも、お偉いさん・・・社長クラス、重役クラスに、ね・・・」
と、ユキちゃん。
「だから、その会社に行くと・・・皆、笑顔で嬉しがって・・・しかも、お偉いさんが筆頭になって、喜んでくれるから」
「部下の皆さんも笑顔になって・・・すぐにお茶は出てくるし、雰囲気がパーッと明るくなるのがわかるの」
「要はたくさんの女性から、ウエルカムオーラがパーッと出て・・・すごいしあわせな雰囲気になるの」
と、辛辣姫。
「だから、周囲にいるおっさん達も釣られて笑顔になるって言うか・・・だから、皆、ゆるちょさんが好きなんだなって」
「改めてゆるちょさんのすごさを知ったの・・・それでいて顔が広いから・・・もう、毎回そんな感じで、ね・・・」
と、ユキちゃん。
「でも、なんでそんなにゆるちょさんが愛されているかって言うと、人間性が大きすぎるから、100人くらいいても」
「へーきで、そういう人達を受け入れる事が出来るの。皆の名前をちゃーんと覚えて居て」
「「お、上条さん髪の毛切った?」「あれー、社長さん、ダイエットしたでしょう?」「お、ユウコちゃん、今日はシックじゃーん」」
「とか、全員にツッコミを入れてるから・・・人って覚えられていると嬉しいし、自分の変化に気づいてくれるゆるちょさんが」
「やっぱり好きになっちゃうのよね」
と、ユキちゃん
「いやいや、僕は一朝一夕で、出来たわけじゃないから。そりゃあ、いろいろな人に出会って、その人の特徴をコツコツ覚えてきたから」
「今があるわけで・・・ここに来る迄、いろいろやってきた事が今、ちょうどいい結果になって現れているって事だよ」
と、僕。
「ええ。それはわかっているんですけど、少なくとも、ゆるちょさんはまず、人に愛されているし、相手の変化にすぐに気づき」
「言葉にして、返してくれるから、女性には特に愛されていると思うんですよね・・・」
と、ユキちゃん。
「ゆるちょくんって、元々ムードメーカーじゃない。空気を読むのも、もちろん、上手いんだけど、それ以上に」
「自分のやりたい方向に場の空気を持っていくチカラがあるわ。場のベクトルをゆるちょくんが作っちゃう感じ」
「つまり、皆がゆるちょくんの提案を受け入れ、その方向に場が移動しようとする・・・ベクトラーなのよ、ゆるちょくんは」
と、御島さん。
「だから、ゆるちょくんが話しだすと皆、その話を聞くし、提案を大抵受け入れる。それはゆるちょくんが間違った事を」
「まず、言わないし、辛辣な程、正しい事をまず、言ってる事を皆が理解している証拠なのよ」
「つまり、皆が、ゆるちょくんのやろうとしている事に乗ってあげようと自然と考えちゃうのよね」
「そこまで、来るから、ゆるちょくんはベクトラーなの。そういう人間こそ、戦国武将類なのよ」
「皆を率いていける人間なの・・・」
と、御島さん。
「そういう人間は空気を読むし、空気を作れる。だから、ユキちゃんなら、わかると思うけど、ユキちゃんは普段」
「ゆるちょくんと仕事をしていて、嫌な事が無いでしょ?って言うか、ゆるちょくんが、ユキちゃんに、感情的に嫌な思いをさせる事は一度も無いんじゃない?」
と、御島さん。
「それはそうなんです。ゆるちょさんはいっつもわたしの気持ちが今どうなっているか、気にかけててくれるから」
「・・・「ちょっと疲れたから、茶でもしようか」とか「お昼はユキちゃんの好きなカルボナーラにしようか。パスタ屋にしよ」とか」
「「あとで甘いものでも食べよう。今日は仕事詰め込み過ぎや」なんて言ってくれて、気分を常に変えてくれるんですね」
と、ユキちゃん。
「ゆるちょくんは、女性が感情で毎日仕事をしている事を知っているのよ。男性は理性で仕事をしているけど、女性は何より、日々感情で」
「生きているから、その感情が落ちないように、常に気を使ってくれているのよ。それはわたしと営業回っている時も」
「一緒だわ」
と、御島さん。
「ゆるちょさんって、営業大変な時とかに、ドーナツを持っていて、タクシー移動の時にくれたりして・・・」
「あれで、随分、エネルギーを補給出来るんですよね。そういう所、女性の気持ちをよくわかってるんですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「それはまあいろいろな女性と仕事をしていれば、女性は「飴ちゃんひとつで、元気出る」ってのを聞いたりしているから」
「ドーナツの方がさらに元気が出るかなって思ってさ。それに僕もドーナツ大好きだから・・・知らず知らず、バックの中に」
「準備するようになっちゃったんだよ。ま、これも経験からの知恵かな」
と、僕。
「それにユキちゃんはフレンチクルーラーか、ポン・デ・リングが好きだから・・・そういう話も聞けば、用意もしやすいから」
「お互い楽しく仕事がしたいからね。そうやって、仕事環境は常に良くしようとしているって感じかな」
「僕としてはユキちゃんの感情を常によくしておく事は、自分の仕事環境を良くする事に直結するからね」
と、僕。
「そう。ゆるちょさんはそれが出来るんですよ。自分がしあわせで居たい為に、周囲を積極的にしあわせにする」
「・・・わたし、これが出来ない夫婦がふしあわせスパイラルに乗るんだと最近、思っているんです」
「ゆるちょさんのやり方を見ながら・・・」
と、辛辣姫。
「結局、夫婦ってのは、男性がプレゼンして、女性がその行為によって、感情を良くもすれば、感情を悪くもする」
「・・・そういう関係性じゃないですか」
と、ユキちゃん。
「わたし、ゆるちょさんと一緒にいる時に思うのは、ゆるちょさんによって、いっつもいい感情にさせられているって事です」
「営業に行って、皆を笑顔にしたり、会話を楽しくしていたり・・・そういう中でも、ゆるちょさんはわたしを引き立ててくれる事を」
「絶対に忘れないし、お客さん達にわたしを印象づけようと必死になってやってくれてる」
「わたしも、そこは頑張っているつもりですけど・・・ゆるちょさんが引き立ててくれるから、いつしかお客さんも」
「わたしの事も覚えてくれるようになって・・・すっごく有り難いなって思っているんですけど、そういう仕事の中で」
「ゆるちょさんはいっつも、わたしも感情的にいい気持ちにさせてくれて・・・ほんといい仕事をさせてもらっているんです」
と、ユキちゃん。
「それに、ほんと、ゆるちょさんは、たくさんの男性や女性をこころから笑顔にしちゃうんですね」
「しかも、それ、無理していないんですよ。だから、わたし、なんてすごい人と仕事が出来ているんだろうって」
「ある意味、呆れるくらいで。で、そういう中で、わたしの事も気にしてくれて、「フレンチクルーラー、今日もあるよ」なんて」
「言ってくれて・・・もう、男性としては完璧って、感じで・・・これで、後は、一緒に抹茶アイスが食べれれば」
「超完璧なんですけどね・・・」
と、辛辣姫。
「抹茶アイスだけは、ゆるちょくんの弱点だもんね?」
と、御島さん。
「はあ。もう10回以上挑戦しましたけど、やっぱダメですねー」
と、僕。
「だから、ゆるちょさんって、人間的にも大きいし、ムードメーカーでもあるし、女性に気を使えるからこそ」
「日々しあわせなんだろうし・・・そこから考えると、ふしあわせな夫婦って、旦那がまず、人間小さいんじゃないかなって」
「そう思うようになったんですよね」
と、ユキちゃん。
「なるほど。ゆるちょくんと違う要素を持っているから、ふしあわせな夫婦は生まれるのね。面白い考え方だわ」
と、御島さん。
「ゆるちょさんって、聞くと、「うちの両親とも、まず、相手の事を考える文化の人だから、僕もそういう人間に育った」って」
「言うし・・・実際、いつもわたしの事を最大限、考えてくれるから・・・ふしあわせな夫婦になる男女って、まず」
「そういう文化の無い人・・・相手の事をまず、考えるのではなく、自分の事しか考えない・・・人間の小さな男女」
「それがまず、構成要素なのかなって」
と、ユキちゃん。
「なるほど・・・そこは非常に興味深いわね。だいたいそういう専業主婦の女性って、絶対に自分は悪く無いって」
「途中から思い込むのよね。絶対に「悪いのは旦那」って言い張るじゃない?もしかして、ああ言う逃げがあるから」
「女性は人間的に大きく成長出来なくて・・・夫婦って、お互いをダメにしていくのかもしれない」
と、御島さん。
「専業主婦って、ある意味、会社みたいな、責任関係が明確にならないんですよね」
「「これはお前が悪い」って上司から言われる事が無い・・・それを言うのは旦那だから・・・旦那さえ「悪い」と決め付け」
「ってしまえたら・・・天上天下唯我独尊状態・・・それが専業主婦をダメにしているのかもしれませんね」
と、ミユウちゃん。
「それって、何か、すごい指摘なように思えるね。そっか、それがあるから、専業主婦は成長に向かわず、劣化の方向に向かうのか」
と、貴島くん。
「でも、わたし・・・25歳以上の女性って、品が悪くなる方向と、品の良いままの素敵な女性と・・・2つのベクトルが」
「あるような気がしますけど・・・」
と、ミユウちゃん。
「わたしは女性って、一本筋が通っていて、自分に美意識のある人と・・・そうでない人との違いなのかなって思ってた」
「これは男性も同じだけど、人生に美意識のある人間は、自分を素敵にしようと常に考えてるわ」
「これが美意識の無い人は、その為の努力もしないし・・・ただ流されていくだけなのよ」
「それって、年齢を重ねれば重ねる程、明確に差として現れるわ。ま、外見見たり、ちょっとしゃべって見れば、すぐ露呈」
「するけどね。その差は・・・」
と、御島さん。
「・・・と言う事は、まず、相手の事を考えて、女性の感情をケア出来る人間性の大きい男性は、女性の感情をアゲアゲにする方向で生きていられるから」
「夫婦仲は、よくなる・・・と言う事実と・・・まず、自分の事しか考えない、人間の小さいオトコは、女性の感情を結果的にサゲるから、夫婦仲は悪くなる方向」
「・・・と言う事はわかりました」
と、ユキちゃん。
「で、女性の方なんですけど・・・何があっても「旦那が悪い」と言い出す女性は・・・成長が無いから、これも劣化の方向・・・」
「自分の事ばっか考える女性になるから、これも、夫婦仲は悪くなる方向・・・と言う事ですか?」
と、ユキちゃん。
「それって、結局、旦那の方が人間的に小さい事もあるから、「旦那が悪い」って女性が応酬するって事なのかもしれないわ」
と、御島さん。
「でも、それって、なんとなく、男性も小さいけど、女性も小さい・・・そういう夫婦だから、不幸になるってそういう事にも読めるね」
と、僕。
「ええ。それに、わたし、そういうアンケートに答えている女性って、綺麗じゃないんですよね。偶然かもしれないけど、ただのオバサンって感じの人がしゃべっていて」
「申し訳ないですけど、あなたみたいなオバサンの話って聞きたくない・・・ってオバサンが多いんですよね」
と、ミユウちゃん。
「テレビなんて意図的な編集が入るし、それに日曜日、銀座を歩いている人を狙っているし、意図的に素敵な女性を避けているのかもしれないわね」
と、御島さん。
「だから、わざと不幸そうな女性ばかり選んで・・・話を聞いているって事にもなるかもしれませんね」
と、辛辣姫。
「でも、ゆるちょくんが旦那になってくれるなら、わたしは完全にゆるちょくんがする仕事のサポータとして、意識して結婚生活を送るわね」
「それにゆるちょくんは大人だから、常に私の気持ちに配慮して、生きてくれるだろうし・・・それが戦国武将類と言うカタチだし」
と、御島さん。
「そうですね。わたしもゆるちょさんだったら、何も不満が無いですよ」
「なんだろう。そう言ってしまうと・・・この世の他に魅力的な男性なんて、考えられないんですけど・・・」
と、ユキちゃん。
「そうね。エキストラの男性との結婚は最初から考えられないもの・・・やっぱり、映画の主役との恋を女性は求めるモノだわ」
と、御島さん。
「話を戻しますけど・・・結婚する相手の男性は人間性が大きく、精神的にも強くて、皆を自分の味方につけちゃう、ベクトラーな男性がよくて」
「何より、毎秒、女性への配慮が出来る男性が良くて、常に女性の気持ちをアゲアゲにしておける男性にトドメを指す・・・そういう事ですかねー」
と、ユキちゃん。
「で、女性は、そういう男性をサポート出来る人間性の大きな女性が良くて・・・こちらも、常に相手の男性の感情に配慮出来る、大きな女性にして、精神的にも強い女性」
「男性の気持ちを考えられる、好奇心旺盛で、サービス精神旺盛な女性、チャレンジングスピリッツの強い女性がいいですかね」
と、ユキちゃん。
「そして、男性も女性も自分の人生に美意識があること。悪い事があっても、相手のせいにしない、潔い男性と女性である事・・・そんな風に言葉に出来ますかねー」
と、ミユウちゃん。
「そうね。まず、相手の事を考える事・・・相手の立場に立って、物事を考える事・・・これが一番大事なような気がするわね」
「それと、夫婦お互い、言葉を重ねて、こころとこころを重ねあわせて理解出来ている事・・・そのためにも毎日のおしゃべりって大事だわ」
と、御島さん。
「特に女性にとっては、好きな男性の笑顔とおしゃべりが、最も大事なような気がしますね」
と、辛辣姫。
「それが出来なくなったら、夫婦は終わりのような気がします。お互いひとりで食事を取るようになったら、終わりじゃないですか?夫婦って」
と、ミユウちゃん。
「そうね。それが結論かもしれないわ。相手を視界に入れたくなくなったら、男女の仲は終わりだもの」
と、御島さんが、言葉にした。
女性3人がトイレへと中座していた。
「なんだか、うちの女性陣は、強いですよね」
と、貴島くん。
「そうだな。でも、しあわせになりたいんだから、いろいろな議論を深めたいんだろうね」
と、僕。
「でも、なんか、議論の途中で「わたし、ゆるちょさんとだったら、結婚していいわ」みたいな議論、出てましたよね?」
と、貴島くん。
「ん?ありゃあ、議論の一つの例だよ」
と、僕。
「ま、いいですけどね。でも、そろそろ、答えは出さないといけない時期が近づいているのは、確かなようですよー」
と、貴島くん。
「そうかもしれないね」
と、僕は苦笑すると、貴島くんとしれっと乾杯した。
(おしまい)
今日はいい天気、お出かけ日和ですね。
いい土曜日になりそうです。はい。
さて、その時、僕とイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、
若いミユウちゃん(25)とで、水炊きのお店で、美味しい夕飯を食べていました。
「しかし、水炊きのお店っていつでも感動するわ。このスープのまあ、美味しい事」
と、感動している御島さんです。
「このお店は博多に本店がありますからね。一度でいいから、その本店に行きたいですねー」
と、ユキちゃん。
「ま、女性にはコラーゲンたっぷり鍋って事になりますから、女性の味方ですよねー」
と、ミユウちゃんも喜んでいます。
「ま、でも、体も温まるし、日本酒にはぴったりな鍋ですね」
と、貴島くん。
「ああ。やっぱり、日本酒は鍋に合うし、結局、ここに帰ってくるねー」
と、僕。もう、少し顔が赤い。
「わたし思うんだけど、なんか専業主婦に話を聞いていると・・・多くは言わないけど」
「結婚相手を選び間違えた・・・って感じている女性って多いのよね。それだけ、皆不幸って言うかさ」
と、御島さん。
「そうですね。でも、選んだのも自分だし、なんか、人生失敗しちゃった」
「ま、その分、旦那には、仕事して金稼いでもらいましょ・・・みたいな人が多いですね」
と、辛辣姫。
「でも、おかしくないですか?結婚って、しあわせになる為にするのに・・・どうして、そうなっちゃうんですかねー」
と、ミユウちゃん。
「わたしね。普段、ゆるちょさんと一緒に仕事をしていて・・・営業まわりなんかもゆるちょさんとする事が多いんだけど」
「ゆるちょさんって、営業先の皆に気に入られているのよ。特に年齢を重ねた女性達に気に入られているの」
「しかも、お偉いさん・・・社長クラス、重役クラスに、ね・・・」
と、ユキちゃん。
「だから、その会社に行くと・・・皆、笑顔で嬉しがって・・・しかも、お偉いさんが筆頭になって、喜んでくれるから」
「部下の皆さんも笑顔になって・・・すぐにお茶は出てくるし、雰囲気がパーッと明るくなるのがわかるの」
「要はたくさんの女性から、ウエルカムオーラがパーッと出て・・・すごいしあわせな雰囲気になるの」
と、辛辣姫。
「だから、周囲にいるおっさん達も釣られて笑顔になるって言うか・・・だから、皆、ゆるちょさんが好きなんだなって」
「改めてゆるちょさんのすごさを知ったの・・・それでいて顔が広いから・・・もう、毎回そんな感じで、ね・・・」
と、ユキちゃん。
「でも、なんでそんなにゆるちょさんが愛されているかって言うと、人間性が大きすぎるから、100人くらいいても」
「へーきで、そういう人達を受け入れる事が出来るの。皆の名前をちゃーんと覚えて居て」
「「お、上条さん髪の毛切った?」「あれー、社長さん、ダイエットしたでしょう?」「お、ユウコちゃん、今日はシックじゃーん」」
「とか、全員にツッコミを入れてるから・・・人って覚えられていると嬉しいし、自分の変化に気づいてくれるゆるちょさんが」
「やっぱり好きになっちゃうのよね」
と、ユキちゃん
「いやいや、僕は一朝一夕で、出来たわけじゃないから。そりゃあ、いろいろな人に出会って、その人の特徴をコツコツ覚えてきたから」
「今があるわけで・・・ここに来る迄、いろいろやってきた事が今、ちょうどいい結果になって現れているって事だよ」
と、僕。
「ええ。それはわかっているんですけど、少なくとも、ゆるちょさんはまず、人に愛されているし、相手の変化にすぐに気づき」
「言葉にして、返してくれるから、女性には特に愛されていると思うんですよね・・・」
と、ユキちゃん。
「ゆるちょくんって、元々ムードメーカーじゃない。空気を読むのも、もちろん、上手いんだけど、それ以上に」
「自分のやりたい方向に場の空気を持っていくチカラがあるわ。場のベクトルをゆるちょくんが作っちゃう感じ」
「つまり、皆がゆるちょくんの提案を受け入れ、その方向に場が移動しようとする・・・ベクトラーなのよ、ゆるちょくんは」
と、御島さん。
「だから、ゆるちょくんが話しだすと皆、その話を聞くし、提案を大抵受け入れる。それはゆるちょくんが間違った事を」
「まず、言わないし、辛辣な程、正しい事をまず、言ってる事を皆が理解している証拠なのよ」
「つまり、皆が、ゆるちょくんのやろうとしている事に乗ってあげようと自然と考えちゃうのよね」
「そこまで、来るから、ゆるちょくんはベクトラーなの。そういう人間こそ、戦国武将類なのよ」
「皆を率いていける人間なの・・・」
と、御島さん。
「そういう人間は空気を読むし、空気を作れる。だから、ユキちゃんなら、わかると思うけど、ユキちゃんは普段」
「ゆるちょくんと仕事をしていて、嫌な事が無いでしょ?って言うか、ゆるちょくんが、ユキちゃんに、感情的に嫌な思いをさせる事は一度も無いんじゃない?」
と、御島さん。
「それはそうなんです。ゆるちょさんはいっつもわたしの気持ちが今どうなっているか、気にかけててくれるから」
「・・・「ちょっと疲れたから、茶でもしようか」とか「お昼はユキちゃんの好きなカルボナーラにしようか。パスタ屋にしよ」とか」
「「あとで甘いものでも食べよう。今日は仕事詰め込み過ぎや」なんて言ってくれて、気分を常に変えてくれるんですね」
と、ユキちゃん。
「ゆるちょくんは、女性が感情で毎日仕事をしている事を知っているのよ。男性は理性で仕事をしているけど、女性は何より、日々感情で」
「生きているから、その感情が落ちないように、常に気を使ってくれているのよ。それはわたしと営業回っている時も」
「一緒だわ」
と、御島さん。
「ゆるちょさんって、営業大変な時とかに、ドーナツを持っていて、タクシー移動の時にくれたりして・・・」
「あれで、随分、エネルギーを補給出来るんですよね。そういう所、女性の気持ちをよくわかってるんですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「それはまあいろいろな女性と仕事をしていれば、女性は「飴ちゃんひとつで、元気出る」ってのを聞いたりしているから」
「ドーナツの方がさらに元気が出るかなって思ってさ。それに僕もドーナツ大好きだから・・・知らず知らず、バックの中に」
「準備するようになっちゃったんだよ。ま、これも経験からの知恵かな」
と、僕。
「それにユキちゃんはフレンチクルーラーか、ポン・デ・リングが好きだから・・・そういう話も聞けば、用意もしやすいから」
「お互い楽しく仕事がしたいからね。そうやって、仕事環境は常に良くしようとしているって感じかな」
「僕としてはユキちゃんの感情を常によくしておく事は、自分の仕事環境を良くする事に直結するからね」
と、僕。
「そう。ゆるちょさんはそれが出来るんですよ。自分がしあわせで居たい為に、周囲を積極的にしあわせにする」
「・・・わたし、これが出来ない夫婦がふしあわせスパイラルに乗るんだと最近、思っているんです」
「ゆるちょさんのやり方を見ながら・・・」
と、辛辣姫。
「結局、夫婦ってのは、男性がプレゼンして、女性がその行為によって、感情を良くもすれば、感情を悪くもする」
「・・・そういう関係性じゃないですか」
と、ユキちゃん。
「わたし、ゆるちょさんと一緒にいる時に思うのは、ゆるちょさんによって、いっつもいい感情にさせられているって事です」
「営業に行って、皆を笑顔にしたり、会話を楽しくしていたり・・・そういう中でも、ゆるちょさんはわたしを引き立ててくれる事を」
「絶対に忘れないし、お客さん達にわたしを印象づけようと必死になってやってくれてる」
「わたしも、そこは頑張っているつもりですけど・・・ゆるちょさんが引き立ててくれるから、いつしかお客さんも」
「わたしの事も覚えてくれるようになって・・・すっごく有り難いなって思っているんですけど、そういう仕事の中で」
「ゆるちょさんはいっつも、わたしも感情的にいい気持ちにさせてくれて・・・ほんといい仕事をさせてもらっているんです」
と、ユキちゃん。
「それに、ほんと、ゆるちょさんは、たくさんの男性や女性をこころから笑顔にしちゃうんですね」
「しかも、それ、無理していないんですよ。だから、わたし、なんてすごい人と仕事が出来ているんだろうって」
「ある意味、呆れるくらいで。で、そういう中で、わたしの事も気にしてくれて、「フレンチクルーラー、今日もあるよ」なんて」
「言ってくれて・・・もう、男性としては完璧って、感じで・・・これで、後は、一緒に抹茶アイスが食べれれば」
「超完璧なんですけどね・・・」
と、辛辣姫。
「抹茶アイスだけは、ゆるちょくんの弱点だもんね?」
と、御島さん。
「はあ。もう10回以上挑戦しましたけど、やっぱダメですねー」
と、僕。
「だから、ゆるちょさんって、人間的にも大きいし、ムードメーカーでもあるし、女性に気を使えるからこそ」
「日々しあわせなんだろうし・・・そこから考えると、ふしあわせな夫婦って、旦那がまず、人間小さいんじゃないかなって」
「そう思うようになったんですよね」
と、ユキちゃん。
「なるほど。ゆるちょくんと違う要素を持っているから、ふしあわせな夫婦は生まれるのね。面白い考え方だわ」
と、御島さん。
「ゆるちょさんって、聞くと、「うちの両親とも、まず、相手の事を考える文化の人だから、僕もそういう人間に育った」って」
「言うし・・・実際、いつもわたしの事を最大限、考えてくれるから・・・ふしあわせな夫婦になる男女って、まず」
「そういう文化の無い人・・・相手の事をまず、考えるのではなく、自分の事しか考えない・・・人間の小さな男女」
「それがまず、構成要素なのかなって」
と、ユキちゃん。
「なるほど・・・そこは非常に興味深いわね。だいたいそういう専業主婦の女性って、絶対に自分は悪く無いって」
「途中から思い込むのよね。絶対に「悪いのは旦那」って言い張るじゃない?もしかして、ああ言う逃げがあるから」
「女性は人間的に大きく成長出来なくて・・・夫婦って、お互いをダメにしていくのかもしれない」
と、御島さん。
「専業主婦って、ある意味、会社みたいな、責任関係が明確にならないんですよね」
「「これはお前が悪い」って上司から言われる事が無い・・・それを言うのは旦那だから・・・旦那さえ「悪い」と決め付け」
「ってしまえたら・・・天上天下唯我独尊状態・・・それが専業主婦をダメにしているのかもしれませんね」
と、ミユウちゃん。
「それって、何か、すごい指摘なように思えるね。そっか、それがあるから、専業主婦は成長に向かわず、劣化の方向に向かうのか」
と、貴島くん。
「でも、わたし・・・25歳以上の女性って、品が悪くなる方向と、品の良いままの素敵な女性と・・・2つのベクトルが」
「あるような気がしますけど・・・」
と、ミユウちゃん。
「わたしは女性って、一本筋が通っていて、自分に美意識のある人と・・・そうでない人との違いなのかなって思ってた」
「これは男性も同じだけど、人生に美意識のある人間は、自分を素敵にしようと常に考えてるわ」
「これが美意識の無い人は、その為の努力もしないし・・・ただ流されていくだけなのよ」
「それって、年齢を重ねれば重ねる程、明確に差として現れるわ。ま、外見見たり、ちょっとしゃべって見れば、すぐ露呈」
「するけどね。その差は・・・」
と、御島さん。
「・・・と言う事は、まず、相手の事を考えて、女性の感情をケア出来る人間性の大きい男性は、女性の感情をアゲアゲにする方向で生きていられるから」
「夫婦仲は、よくなる・・・と言う事実と・・・まず、自分の事しか考えない、人間の小さいオトコは、女性の感情を結果的にサゲるから、夫婦仲は悪くなる方向」
「・・・と言う事はわかりました」
と、ユキちゃん。
「で、女性の方なんですけど・・・何があっても「旦那が悪い」と言い出す女性は・・・成長が無いから、これも劣化の方向・・・」
「自分の事ばっか考える女性になるから、これも、夫婦仲は悪くなる方向・・・と言う事ですか?」
と、ユキちゃん。
「それって、結局、旦那の方が人間的に小さい事もあるから、「旦那が悪い」って女性が応酬するって事なのかもしれないわ」
と、御島さん。
「でも、それって、なんとなく、男性も小さいけど、女性も小さい・・・そういう夫婦だから、不幸になるってそういう事にも読めるね」
と、僕。
「ええ。それに、わたし、そういうアンケートに答えている女性って、綺麗じゃないんですよね。偶然かもしれないけど、ただのオバサンって感じの人がしゃべっていて」
「申し訳ないですけど、あなたみたいなオバサンの話って聞きたくない・・・ってオバサンが多いんですよね」
と、ミユウちゃん。
「テレビなんて意図的な編集が入るし、それに日曜日、銀座を歩いている人を狙っているし、意図的に素敵な女性を避けているのかもしれないわね」
と、御島さん。
「だから、わざと不幸そうな女性ばかり選んで・・・話を聞いているって事にもなるかもしれませんね」
と、辛辣姫。
「でも、ゆるちょくんが旦那になってくれるなら、わたしは完全にゆるちょくんがする仕事のサポータとして、意識して結婚生活を送るわね」
「それにゆるちょくんは大人だから、常に私の気持ちに配慮して、生きてくれるだろうし・・・それが戦国武将類と言うカタチだし」
と、御島さん。
「そうですね。わたしもゆるちょさんだったら、何も不満が無いですよ」
「なんだろう。そう言ってしまうと・・・この世の他に魅力的な男性なんて、考えられないんですけど・・・」
と、ユキちゃん。
「そうね。エキストラの男性との結婚は最初から考えられないもの・・・やっぱり、映画の主役との恋を女性は求めるモノだわ」
と、御島さん。
「話を戻しますけど・・・結婚する相手の男性は人間性が大きく、精神的にも強くて、皆を自分の味方につけちゃう、ベクトラーな男性がよくて」
「何より、毎秒、女性への配慮が出来る男性が良くて、常に女性の気持ちをアゲアゲにしておける男性にトドメを指す・・・そういう事ですかねー」
と、ユキちゃん。
「で、女性は、そういう男性をサポート出来る人間性の大きな女性が良くて・・・こちらも、常に相手の男性の感情に配慮出来る、大きな女性にして、精神的にも強い女性」
「男性の気持ちを考えられる、好奇心旺盛で、サービス精神旺盛な女性、チャレンジングスピリッツの強い女性がいいですかね」
と、ユキちゃん。
「そして、男性も女性も自分の人生に美意識があること。悪い事があっても、相手のせいにしない、潔い男性と女性である事・・・そんな風に言葉に出来ますかねー」
と、ミユウちゃん。
「そうね。まず、相手の事を考える事・・・相手の立場に立って、物事を考える事・・・これが一番大事なような気がするわね」
「それと、夫婦お互い、言葉を重ねて、こころとこころを重ねあわせて理解出来ている事・・・そのためにも毎日のおしゃべりって大事だわ」
と、御島さん。
「特に女性にとっては、好きな男性の笑顔とおしゃべりが、最も大事なような気がしますね」
と、辛辣姫。
「それが出来なくなったら、夫婦は終わりのような気がします。お互いひとりで食事を取るようになったら、終わりじゃないですか?夫婦って」
と、ミユウちゃん。
「そうね。それが結論かもしれないわ。相手を視界に入れたくなくなったら、男女の仲は終わりだもの」
と、御島さんが、言葉にした。
女性3人がトイレへと中座していた。
「なんだか、うちの女性陣は、強いですよね」
と、貴島くん。
「そうだな。でも、しあわせになりたいんだから、いろいろな議論を深めたいんだろうね」
と、僕。
「でも、なんか、議論の途中で「わたし、ゆるちょさんとだったら、結婚していいわ」みたいな議論、出てましたよね?」
と、貴島くん。
「ん?ありゃあ、議論の一つの例だよ」
と、僕。
「ま、いいですけどね。でも、そろそろ、答えは出さないといけない時期が近づいているのは、確かなようですよー」
と、貴島くん。
「そうかもしれないね」
と、僕は苦笑すると、貴島くんとしれっと乾杯した。
(おしまい)