すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

最近食べたちょっと美味しいもの色々

2013-09-03 13:02:43 | ケーキ・お菓子
秋保温泉の小さなスーパー「さいち」

温泉街の中にある、地元密着型のスーパーですが、そこの
おはぎが凄く人気になっていると言うので、一度行ってみ
たいなぁって思っていましたが、8月の24日土曜日に
ドライブがてら行ってみました。

お店、回転間もない時間にもかかわらず、かなりのお客さん。
店内を歩くと、お目当てのおはぎのコーナーにはズラリと
並ぶ様々なおはぎ!
2個入り、3個入り、5個入りと数量にも気遣いが。

定番のあんこ、きなこ、そして宮城のソウルフードずんだw
あとはゴマも。
冬場には納豆おはぎも売るんですって!

我が家は二人だし、持て余してもいけないのであんこの3個
入りときなこの2個入りを購入。

甘さ控えめ、おふくろの味って言う感じで美味しかったです~!








大好きなアイス、新製品とか期間限定って言うのを見るとつい…w

MOWのカラメル&カスタード。
これも美味しかったけど、もう少し甘さ控えめの方が好みですね~。




ミスドの栗ドーナツ、これも気になって気になって(爆)

とうとう我慢出来ずに自転車飛ばして30分!
栗の形の方のを2種類。
中身に栗フレーバーのホイップクリームぎっしり。
美味しかった~。
ポンデリングの栗のも、近いうちに食べてみたいわ。
おまけに買ったのは、オールドファッションの抹茶ショコラ。





最後はお菓子ではなく、食事ですが。
伊達の牛タンで、日曜の夕食を。
ダンナは牛タン定食の塩味を、私は牛タンシチューを単品で。
ご飯食べなかったから、少し塩分きつめに感じました。
でも、牛タンたっぷりで柔らかくて美味しかったですよ~。






8月の読書記録

2013-09-01 09:05:12 | 読書
暑さにめげず、8月もたくさん読書できました。

今月のイチオシは「陽だまりの彼女」越谷オサムさん。

ちょっと胸きゅんなラブストーリー!



2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:12072ページ
ナイス数:2337ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/3670/matome?invite_id=3670

■スタート!
読み始めてから、カエル男の映画作製譚と気づいて、ちょっと復習してから読了。映画作りの細々とした話や、製作サイドと監督のやりとり、キャストやスタッフの話、全部興味深く面白かった。女は怖いなって言うのが…。
読了日:8月31日 著者:中山七里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31542831

■ツリーハウス
西新宿の「翡翠飯店」を営む藤代家の三代に渡る家族史。簡易宿泊所のような、家族らしくないような不思議な一家を成すその根底には何があったのか?彼らが出て行った場所は異国であり、戻ってきた場所もまた異国だったのではないか?「うちには規範がないからね」という言葉がストンと腑に落ちる。戦争から戦後、高度成長期を経て昭和が終わり平成の世に、歴史を一家族を通して読み終えたような満足感。
読了日:8月30日 著者:角田光代
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31503304

■連れ猫
表紙の2匹はどちらも「孤独」という名を持つ、アメショーのソリチュードと三毛のロンリネス。有也も亜沙美もどちらも嫌な人間で、共感しかねるけれど、猫の視点や仕草などにググっと引き込まれて一気に読めました。そうか、猫が虚空を見つめているのはそういうことだったのか?!ペンションでの晩年が幸せでよかったね。
読了日:8月29日 著者:吉野万理子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31477083

■子どもたちは夜と遊ぶ (下)
iとθの関係は自分の想像していた通りだったけれど、幼い日の辛すぎる生い立ちには心が痛む。月子が傷つくことが痛々しくて辛かったが、ラストはあれでいいのか?読者にそれぞれ解釈をまかせるということなのだろうか?秋先生がもう少し謎の解明に関わるのかと思ったけれどそうでもなかったり。確かに読み応えのある一書ではあったが。
読了日:8月29日 著者:辻村深月
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31473074

■子どもたちは夜と遊ぶ(上)
iとθ、謎な双子の兄弟。殺人のシーンは残虐で不穏な雰囲気の漂う展開。さて続きはどうなる?感想は下巻で。
読了日:8月28日 著者:辻村深月
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31457282

■めぐり逢い 新島八重回想記
大河ドラマもいよいよ京都編、たまたま図書館でこの本を手に出来た。新島襄のことは同志社の創立者ということくらいしか知識がなかったので、その高邁な精神と生涯に感動。八重も価値観の違いを乗り越え、襄の妻として生きることは大変な苦労だったのでしょうね。小説として書かれたものとしては、少し面白さに欠けたのが残念。淡々と事実を羅列したという風にしか印象が残らない。
読了日:8月27日 著者:鳥越碧
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31432780

■金色の獣、彼方に向かう
「異神千夜・風天孔参り・森の神、夢に還る・金色の獣、彼方に向かう」の4編。「風天孔参り」が一番印象に残った。ルークに出会ってみたくなる。美しい緑の瞳、表紙の絵がとても素敵だ。
読了日:8月25日 著者:恒川光太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31369055

■でーれーガールズ
人気漫画家となった佐々岡鮎子のもとに、岡山の母校から創立120周年の記念講演の依頼が舞い込む。親の仕事の都合でたった3年間を過ごした岡山、漫画の主人公ヒデホに恋する妄想女子高生たち。最後の展開はうーーんという感じで、マハさんの作品の中では今一つ納得できなかったかも…。
読了日:8月24日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31349697

■切り裂きジャックの告白
陰惨な臓器を取り出し殺人事件。被害者はすべて同一のドナーから臓器を提供されたレシピエントだった。マスコミに送りつけられた犯行声明文、犯人を追う犬養、古手川の刑事コンビ。ドナーの母の思いが切なく、母親としての愛情に泣ける。臓器移植の現状など、読み応えがあった。私もドナーカードを持っているけど、誰かの役に立てるだろうか?
読了日:8月24日 著者:中山七里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31341552

■夜をゆく飛行機 (中公文庫)
とある商店街の中の「谷島酒店」の四姉妹の四女里々子が語る谷島家の日常。もっとも常識的な長女有子、デビュー作で受賞し作家になった次女寿子、おしゃれな三女素子。何か事が起きても普段と同じということにこだわる父。ホームドラマを見ているような読み心地。
読了日:8月23日 著者:角田光代
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31315595

■迎え火の山
講談社文庫版で読了。旧盆の十三日と十三夜が重なる日、霊峰月山の山頂から麓に連なる迎え火。フリーライターの工藤は故郷で即身仏の取材のために帰郷すると、幼なじみ土谷が古来の採灯祭復活に奔走していた。祖霊を迎えるための採灯祭には余計なものも呼び込む力があると言う。もう一人の同級生由香は祭りを阻止するため工藤に協力を求める。壮大な権力争いの因縁、物部氏と曽我氏の戦いにまで遡る。うーん、これはホラーと割り切って読めたらまずまず面白い。
読了日:8月22日 著者:熊谷達也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31295048

■ダブル・イニシャル (角川文庫)
イニシャルが重なり、日本語の読みも重なるダブルイニシャルの女性が連続して殺され、堂本悠子と捜査一課の刑事井垣が事件を追う。この刑事、人柄は悪くないと思うけど、一般人の悠子の意見をあっさり聞きいれたり捜査の情報を漏らすなど、刑事としての資質はこれでいいのか?犯人は偏執的な人物だけど、本当にこんな動機で人を殺すなんてあり得るのか?まあ、小説の世界なので深く考えても仕方ないけど。面白くないわけではないので、サラリと読了。
読了日:8月20日 著者:新津きよみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31294551

■再発 (小学館文庫)
日本海側の小さな港町で幼い女の子が相次いで急死する。原因を探ると狂犬病の疑いが。国内では撲滅したはずの殺人ウイルスが半世紀を経て再上陸した。パニックに陥る住人たち、飼い犬の無差別殺害も続出する。原因となった狂犬病ウイルスを突き止めるために町の病院長の女医と友人の獣医師、県立医大の助教が奔走するが。。読みやすくてサラリと終わるが、印象は薄い本。
読了日:8月19日 著者:仙川環
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31293474

■同窓生 (角川ホラー文庫)
大学時代の友人たちと14年ぶりに集まった史子。近況報告や思い出話の中で「鈴木友子」という同級生のことを思い出すことが出来ない。みんなが覚えている「鈴木友子」を自分だけが思いだせない。記憶が異常になったのか、自分の脳にトラブルが起きたのか、史子の不安が増していく。うーん、面白くないわけではないが、史子に魅力を感じられず、友人たちも好きではない。今一つの印象。
読了日:8月18日 著者:新津きよみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31293590

■繁殖 (小学館文庫)
夏休み中の幼稚園で農業体験学習を終え、鍋とおにぎりを食べた園児たちが食中毒に。原因は黄色ブドウ球菌かと思われたが詳細な検査でカドミウムが検出された。汚染の原因を探ると意外な結果が出る。4年前に読んでいたけれど、仙川さんの作品はぐいぐい引き込まれて読了出来る。ただ、このヒロイン、一生懸命さは理解できるけれど、証拠隠滅の計り方があまりにもずさんで少し興ざめ。
読了日:8月18日 著者:仙川環
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31293294

■陽だまりの彼女 (新潮文庫)
クラス1勉強が出来ず、いじめられっ子だった真緒と10年ぶりに再会したとき、彼女は取り引き先の美しくデキる女に大変身していた。素敵な素敵なラブストーリー、切なくて胸がいっぱいに…。浩介はどんどん彼女に魅かれて行き、そして彼女の抱える計りしれない秘密も。こういう本は好きです、これはずっと手元に残したい本。
読了日:8月17日 著者:越谷オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31292639

■ヒートアップ
麻取の捜査員七尾究一郎が「ヒート」と呼ばれる青少年を蝕む薬の売人を追う。ヤクザと手を組んだり、警察に追われたり、展開はスピーディで一気に読了。シリーズものとは知らなかったので、「魔女は甦る」を読まなくては。
読了日:8月17日 著者:中山七里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31291867

■命の終わりを決めるとき
「終の信託」「よっくんは今」の2編。「終の信託」は48歳の女医が患者に託された命の終焉を、検察官に取り調べられるというもの。終末医療というものはとても難しい。この女性医師は真摯に患者に向き合った結果がこの検事の取調べでは、あまりにやりきれない。「よっくんは今」の検事は気持ちが悪くて、そして事件の当事者マリも理解できなかった。
読了日:8月16日 著者:朔立木
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31152398

■静おばあちゃんにおまかせ
駆け出しの刑事葛城と、法曹界を目指す女子大生高遠寺円が、元裁判官の静おばあちゃんの助けを借りて事件を解決する。おばあちゃん、もしやって思っていたらやはり…。もう少し円ちゃんの近くで若い二人を見守っていて欲しかったなあ。
読了日:8月16日 著者:中山七里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31136549

■アニバーサリー
戦中戦後を体験した75歳のマタニティスイミング講師の晶子と、有名な料理研究家の娘として生まれた真菜。二人の人生が3.11を軸に交錯する。母と娘と言うものは、何と近しくそして遠いものだろうか?窪さんの書く小説のテーマは母と子のつながりを深く描く。晶子の夫遼平の言葉が、心にしみる。終わって行く世界なんてない、命の限り世界はつながるもの。
読了日:8月15日 著者:窪美澄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31109439

■烏は主を選ばない
お后選び編の傍らで若宮が宮中に蠢く陰謀と闘うストーリー。北家のぼんくら二男坊「雪哉」が、自らの意思とは無関係に若宮の側近に取りたてられて大活躍。うーん、面白かったんだけど…、この終わり方は中途半端な感じで。続編があるのかな?
読了日:8月14日 著者:阿部智里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31095349

■歌え! 多摩川高校合唱部
素敵な青春ものでした!合唱経験者だから理解できるあれやこれや、1人だけ上手な人がいても美しいハーモニーにはならないこと等々。歌を離れて数年、また合唱の世界に飛び込みたくなりました。
読了日:8月13日 著者:本田有明
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31065699

■大きな音が聞こえるか
サーフィンを楽しむことができる恵まれた環境にいる泳。終わらない波を求めてアマゾンをさかのぼる波「ポロロッカ」に乗るためにブラジルを目指す。何かをやり遂げるために、一歩を踏み出す勇気!さわやかな青春小説を読んだっていう満足感に浸れました。
読了日:8月13日 著者:坂木司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31054054

■ひぐらしふる
山形出身の小説家の卵「有馬」が、祖母の葬儀のために帰省する。学生時代の出来事や幼なじみの心の傷を巡るミステリーだが、各章ごとに何か中途半端かもと思いながら読み、最後にスッキリと回収された謎。ちょっとこの先も追いかけてみたくなる作家さん。山形天童の風物がちりばめられていて、読んでいて楽しかった。
読了日:8月12日 著者:彩坂美月
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31035256

■夏目家順路
夏目清茂という、1人の男の死によって回想される彼の生涯と、家族たちの思惑。最後に倒れた居酒屋のふゆみさんは善人だと思うが、元妻かず子や娘素子は好きではない。トッチとのお話が好きだった。ある日、身内が亡くなったら、その時はどんな思いであれこれをするのだろうか?そんなことを考えさせられる1冊。
読了日:8月11日 著者:朝倉かすみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015568

■猫は忘れない (ハヤカワ・ミステリワールド)
スナックのママに、旅行中の猫の世話を頼まれた俺。猫のエサやりに訪れたマンションでママの死体の第一発見者になってしまう。彼女を殺したのは誰なのか?追いかける俺、相変わらずの飲んだくれで。猫のナナが可愛くて、何とも言えない。
読了日:8月10日 著者:東直己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30997455

■おたまじゃくしの降る町で
田んぼが広がる田舎の町におたまじゃくしが降ってきた。そんなことがテレビで取り上げられるくらいで他に何もない町の幼なじみのハルとリュウセイ。二人の家族や部活仲間との葛藤や絆を描いた物語。発展途上の二人のこの先も読んでみたいと思った。
読了日:8月9日 著者:八束澄子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30970527

■送り人の娘 (カドカワ銀のさじシリーズ)
死んだ人の魂を黄泉に送る力を持つ「送り人」伊予。ある日死んだ狼を蘇らせたことを、絶対的権力者、猛日王に知られてしまい、狙われてしまう。狼の闇真とともに追手から逃れる伊予。そして巡り合った同族の少年。やがて自らの出自を知り、使命を知ることになる。面白さで一気に読了。こういう和のファンタジー、大好きです。
読了日:8月9日 著者:廣嶋玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30962281

■君は素知らぬ顔で
6編の連作短編集。すべても物語の中に、「ゆうちゃん」という人気女優が登場する。「斜め四十五度」と、「どこかで誰かに」が特に良かった。登場人物は好きなタイプの人が多かったけれど、明子は好きになれず。「今日の占い」の由紀江、銀色のパンプスで逃げ出せて良かった!
読了日:8月8日 著者:飛鳥井千砂
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30947302

■風花病棟
医療の現場と様々な医師を描いた短編集。どの医師も素晴らしく、よい読書の時間を持てました。同じ泌尿器科医の父とベトナム人の少年の出会いとその後を描いた「震える月」が特に良かった。あと、アルコール依存の患者さんを描いた「かがやく」も。
読了日:8月8日 著者:帚木蓬生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30940160

■ヤッさん
銀座を住まいにする、グルメなホームレス「ヤッさん」。弟子のタカとともに築地市場や都内の名店を駆け巡る。人様に迷惑をかけない、清潔第一、こんなホームレスがいたらお目にかかってみたい。オモニの肝っ玉かあさんぶりが素敵で、最後のヤッさんからのひと言も粋で良かった。
読了日:8月7日 著者:原宏一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30916321

■いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)
岬先生とショパンコンクール!そこに襲いかかる卑劣なテロリズム。コンクールの緊張感と高揚感、一気に読み切れた。ドビュッシーのあの子や、ラフマニノフのあの子たちがちらりと登場したりで、良かった。この本を読むとショパンを聴きたくなります!
読了日:8月7日 著者:中山七里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30912391

■ゆりかごで眠れ
コロンビアマフィアのリキ・コバヤシ・ガルシア。幼いころに極右組織に両親を殺され、養育してくれた義理の母も殺される。やがて長じて表の社会では貿易を、裏社会では麻薬組織のボスになる。日本での抗争で部下を警察に捕らえられ、その奪還をもくろむ。人生教習所の陽気な竹崎が登場し、重要な役割を担う。カーサを救い、リキの人生観に変化が生じたのか?生きていて欲しかったな。コロンビア、気候が良さそうで豊かな国、治安が良ければ暮らしやすそうな感じで。貧困ゆえに教育も受けられず、非合法な組織に入るしかない。悲しい現実でしょうか。
読了日:8月6日 著者:垣根涼介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30895393

■すかたん
若くして後家になった知里は、青物問屋河内屋の御寮人付きの女中として奉公することに。江戸育ちの知里が大阪になじんで行く様子がよかった。朝井さんの文章はテンポが良く読みやすい。まだ2作目だけれど、もっと追いかけてみたい。
読了日:8月4日 著者:朝井まかて
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30858035

■リライブ
その人の命が尽きようとしているときに現れる、バク。もう一度人生をやり直す分岐点へと。やり直した人生が必ずしも上手くいくとは限らない。私は自分の人生の最後に、どの地点へ戻りたいと思うのだろうか?不思議な読み心地の一書。
読了日:8月2日 著者:小路幸也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30792773

■過去からの手紙 (ミステリーYA!)
1週間の沖縄合宿から家に戻ると、奇妙な置手紙を残して母がいなくなっていた。やがて山道で車にはねられ、記憶を失っていた母が見つかって、母の失われた5日間の記憶を探る息子とその幼なじみ。ミステリーとしてはまあまあ。料理のシーンは美味しそうで出てくる食べ物はみな興味をそそられた。
読了日:8月2日 著者:岸田るり子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30788855

■永遠をさがしに
可愛がっていたカナリアのトワがカゴから逃げ出し、母親は自分を置いて家を出た。11歳の和音は、世界的な指揮者の父と心が通い合わない生活を続けていた。高校生になった和音のもとに突然父と結婚したと言う真弓が現れて…。音楽に対する思い、母の愛情、分かりあえる友達、和音の成長譚が清々しかった。真弓さんが格好良かった!
読了日:8月1日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30771808

■オレたちの明日に向かって (teens' best selections)
午後の眠い総合学習の時間に担任のドスコイ大木先生とともに教室に現れたのは、保険代理店の今井さん。自分のライフプランを作ってみようという課題に取り組む6人の男女中学生。出だしから面白くて引き込まれました。女子のおませなこと、理不尽な思いを抱く男子たち。女子の厳しい選別の目に曝される男子!ジョブトレーニングの3日間を今井さんと過ごした勇気の成長譚として楽しく読めました。おかんと勇気の姉が良い味を出している。田端少年の未来が明るいものでありますように!
読了日:8月1日 著者:八束澄子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30767081


▼読書メーター
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