行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

保育所にも評価

2007年07月14日 | ニュース記事
保育所に自己評価を導入=指針改定へ中間案-厚労省有識者会議 (時事通信) - goo ニュース

仕事が変わるとニュースの興味も変わるもので、今まであまり関心を持っていなかった児童福祉関係の記事に目が留まるようになってきました。

で、この記事。

最近は評価ばやりで、人事評価や行政評価以外にも、国・県補助金の申請や実績報告でも自己評価をさせたり、学校現場でも地域や保護者による評価を取り入れる例が多くなってきています。

その点では、保育所にも評価が入るのはやむをえないところか。

ただ、日本人は評価されることに慣れていないせいか、アレルギーが先にたつほか、評価して(されて)終わりになるケースがほとんど。

評価は次の改善につなげ、レベルアップしていくためのツールなのですが、そこを重視せず結果重視でおしまいになっています。

これは、評価する側も同じ。何のために評価するかがあいまいになり、評価自体が目的になっています。

そういう意味で、「評価」を明るく考える文化が根付いてほしいと思います。

そして、そういう「評価システム」を設計・運営してほしいものです。

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保育所に自己評価を導入=指針改定へ中間案-厚労省有識者会議
2007年7月13日(金)

 保育所の指導要領に当たる「保育所保育指針」の改定を議論している厚生労働省の有識者会議は13日、保育所や保育士への自己評価の導入などを盛り込んだ中間報告の骨子案を大筋で了承した。少子化や児童虐待などへの対応強化に向け、保育の質を高めるのが狙い。次回31日の会合で中間報告として正式決定する。同省は、改定後の新たな指針を2009年度から施行する方針。 
 骨子案は「保育の内容」や「職員の資質向上」など全7章で構成。このうち「保育の計画及び評価」の章では、保育所や保育士が自らの保育内容を自己評価し、その専門性の向上に努めなければならないなどと明記。
 自己評価に当たって、保育所は保護者や地域住民などの意見に、保育士は職員同士の話し合いなどに、それぞれ留意することとした。
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