行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

ファシリ会7月の例会

2008年08月02日 | ファシリテーション
一昨日の31日。

ファシリテーション実践会の7月例会でした。

今回は外部講師シリーズ第1弾。

クロちゃんによるファシリテーション・グラフィック講座でした。

目的としては、

・会議を書く大切さに気づく。

・書く楽しさに気づく。

・こんな風な書き方もあるという事例を色々と見る。

の3つ。


まず冒頭は、普段どれだけ「書いてるか」をアンケート風に質問。

次に、会議でのタイプ分けを、人間ペイオフ・マトリックス風に行います。

横軸は、話すことが多い人⇔聞くことが多い人

縦軸は、前に出るのが好きな人⇔前に出るのが嫌いな人

自分はこのタイプだと思う位置にめいめいが立ちます。

4つに区分けされるそれぞれが会議に必要なタイプなのですが、ファシグラ向きは「どちらかというと聞くことが多い人で、前に出ることが多い人」だとのこと。


その後、2人ペアになって自己紹介をし、それを聞く側が紙に書いていくワーク。

3人1組に分かれ、「自己紹介」「こんな会議はいやだ」「嫌な会議を少なくするには」の各テーマで話し合い、テーマごとに交代して議論を書くワーク。

ペアやグループの分け方を、最初に1本づつ取らせたプロッキーのペンの色で行ったところは、面白いやり方でした。


全員の書いた紙を見ると、それぞれに個性があります。

初めて書く人がほとんどなので、ファシグラとしての完成度は高くなくても、書くことの楽しさは感じてもらえたのでは。

最後の振り返りの時間もゆっくりとってあり、輪になって語る雰囲気も良く、今回のファシグラ講座の当初の目的は達成されたのではないでしょうか。

講師のクロちゃんの語り口も親しみやすく、みんな直ぐリラックスした雰囲気になりました。


最近はパワーポイントが多用されますが、今回クロちゃんが使ったA4の紙を使った紙芝居風ファシグラは、ちょっと「いただき」の優れもの。

次回の自分の会議で使わせていただきます。


今月の例会では、高速飛ばして30分ほどかかるお隣の市からも参加していただきました。

民間や他市町村の方も参加する、にぎやかなファシリ会になればうれしいです。

コメント
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