行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

上司と部下のコミュニケーション

2007年02月08日 | 人事評価制度
人事評価の結果を伝える「育成面談」が始まっています。

シートの写し自体を被評価者に渡すことと、1対1で30分以上面談することは皆始めての経験で、それなりに緊張してやっているよう。

面談が終わったら、簡単な報告書を出すよう評価者にお願いしていますが、結構好意的な反応が返ってきます。

「部下のプライベートな話もしてもらい、気持ちの距離が近くなった。」

「若い職員から、『課長に直接話を聞いてもらったのは初めてです』と言われ、以後積極的にコミュニケーションをとるようにした。」

「いつも第三者的な態度をとる係長と、1時間以上じっくりと話し、普段お互いに思っている気持ちを話せた。」

などなど。

まだ本格的に始められてはいないようですが、今のところ当初考えていた『人材育成とコミュニケーション』という目的に沿って進んでいるようです。

説明会等では、「自分は普段から部下とよく話をしているし、飲みにも行っているので必要ない」と言う課長もいましたが、普段は忙しく、お互いなかなかじっくり話をする時間は持てないのが実情です。

そういう意味で、『育成面談』という形で、上司と部下がじっくり話をする時間をシステムとして持つことは、結構成功なのかなと思っています。

コメント
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