ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

子どもの指導&教育。「もー!!!ちゃんとしなさい!!!」って腹立つことありませんかー?!ってときに読んでみてー

2020年08月24日 13時35分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
ぬおー!!ブログに書いたか自分のノートに書いたか忘れたけど、急に頭の中に降ってきた!!!最初はツイッターに載せようと思ったんですけど、短く書くと誤解を招きそうだったから、ブログに書きまーす。


そう、指導や教育の話!!!

「頑張って!」ちゃんとやりなさい」「指揮見て」「周り見て」


いろいろ子どもにかける言葉はあって、うまくいくときと、全くうまくいかなくて「ちゃんとやりなさいって言ってるでしょ?」ってなるじゃないですかー!!


ウチには自分の子どもはいないんで、言うとしたらレッスンのときですけど、きっと子育てしててもそういうことって、いっぱいあると思うんです。


「もー、どうして言ってるのに聞かないの?」
「ホントダメな子ね!!」

みたいな!!!



そういうことは自分としては言わないようにしてるんですけど、言わないようにしてたって、きっと言ってます😅


だけど、これ!!!ちょー今はっきり見えました!!!!




子どもには「何を」頑張ったら良いのか?「何をどう」ちゃんとやればいいのか、「指揮を見て」どうするのがいいのか、見るとどういう効果があるのか、「周りを見て」何をすればいいのか????



などなどが、まーーーーーーーったくわかってないんです、きっと!!!



我ら大人が常識だと思ってること、分かってて当然だと思ってること、

というか当たり前すぎて、そんなのが分かってるかどうかすら考えもしないこと、、、


それが「分からない」です、きっと!!!

というか、「知らない」んです。


だから、我々オトナは、その「目的」…【何をどうするのか】【何がどうなっていることが良いのか】それを説明に加えてないといけない!!

省いちゃってるから、伝わってない。


伝わってないから、言われた事くらいはやろうとするけど、、、


例えば、「指揮を見る」、、、、じーっと見る、見てひたすらそれに合わせようとする、、、、


「コラー!!!!!!!そういうこと言ってんじゃなーーーーーい!!!」

「見てればいいってんじゃないぞーーーーーー!!!!」



って、なるじゃないですか。

ちゃんと言われた通りにやったのに怒られる。

こりゃー理不尽だ。。。とても理不尽だ。

でも、子どもだからその理不尽に耐えます。


で、適度に折衷的になっていきます。


「あー、、、もー!!!言っても聞かないんだからー!!!!」

ハイ、こうなります。



でも、よく考えれば、これはオトナの方にもかなり責任がある。

だって、目的語がないんだもん。


もっと言えば、実はオトナの方も、ハッキリと言語化できるほどには分かってない場合が多いかもしれないよ。


言語化できないことって、物凄くイライラしたりモヤモヤするでしょ??「あー、なんかモヤモヤするー!!」みたいな。

モヤモヤの内容は一切言語化されてないし、自分でもハッキリと言語化できるほどには分かってない。


で、その自分の中のモヤモヤを、ついつい偉そうに、「ちゃんとやって!!!」みたいな一言で、子どもにぶつけちまう。

そうすると、、、悪いのは子どもってことになって、自分の身は助かるけど、まー結局いい結果にはならないので、もっとイライラモヤモヤする羽目になる、、、



みたいなー!!!!!!!!

そういうことみたいなー!!!!!!!!


そんなことが急に頭に浮かんで来たのですよー!!!!


私個人として、子どもに対してイライラするってことはほとんどないんですけど、モヤモヤはしますねー。

一生懸命説明しても、なんか腑に落ちないな、みたいな表情でこっちを見てたりすると、なんだか不安になりますし。

そのうち、ついに相手も理解して、ははーんそういうことか−!!!となったときには、双方あとは本当の意味で頑張ればいいわけでスッキリします。

多くの場合の「頑張ってね」ってのは、「何を」「どうすれば」「どうなったらいいのか」「どうして?」などが抜け落ちていて、漠然としすぎている。


その漠然とした感じがいい、という考えもあるかもしれないけど、場合によってはそれが相手に対して「非難」とか「注意」とかの観点が入っている言葉であるとしたら、それはもっと具体的であるべきなんだろうと思う。


「応援」とかの「頑張って」ならいいだろうけどね!

でも大抵のオトナが子どもにかける「頑張って」って、なんかプレッシャーを伴うモノだよね。

何をどう頑張ってと言ってるのかを、明確に言ってあげるとか、一緒に考えてあげるとかして、

「おお!頑張れた!!」「やれた!!」と思えるようにしといてあげないと、ゴールがない感じで辛かろう。


あー、これはまた別に書こうと思ってたことだけど、

期限とかゴールがあるってことは、本当に神さまからのギフトだなって、最近思うんだ。


「ずーっと死ななかったら良いのに!」っていう人いるけど、あたしゃ〜そんな人生はイヤだね。拷問だよ。

いつか終わってしまうから、美しい。素晴らしい。一瞬が大切、、、、ってことに気づかせてもらえるじゃん??

いろんな物事も「期限」があれば、それまでに「頑張る」こともできるし、それが終われば一定の満足を得ることもできる。

これがさー、無期限で無限だったらどーよ???


いろんな芸術とか芸事とか、ある意味終わりがなくて無限なわけだけど、そうみえて、実は、「本番の日」とか「作品が完成した日」とか、一応の区切りはちょいちょいあるわけで、だからこそ「次は!!!」ってやれるワケだ。

だから、ちょっとのことであろうと、期限とか目標とかゴールとかあるのは、神さまのギフトだよねって思う。


子どもにも、何がどうなったら良いのか、あるいはあなたはどういう目標なの?とか、どうしようかー???って一緒に考えてあげるとか、

何かしら、どうしっろっての???ってのを示してあげる、、、というギフトをしてあげよう。

「そんなの、自分で考えなさい!!!」
「そのくらい分かるでしょ?」
「そんなこと、いちいち考えて教えらんない!!」


そりゃー、オトナの手抜きだ(笑)

そんなんで、子どもに文句言えないわ(笑)


もちろん、オトナだってさー、いろいろあるわよ。オトナになったら「完ぺき」になるなんて、まーーーーったくないってことはよーく知ってる(自覚w)。

だから、それこそお互い良い意味で楽しく成長していけるように、そういう無益な否定感を与えなくて良いように、そういう仕組みを「知って」やっていきたいなー!!


て思いましたー。


というのを、本日はシャアしたいなーと思います。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 腸が実は自分の本体なんじゃ... | トップ | 体を無視するのをやめてみた... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こぼ)
2020-08-24 15:23:34
赤い彗星ですねw
返信する
Unknown (yukofujii_2008)
2020-08-24 18:46:09
こぼさま

むむむ???ゴメンナサイ、「赤い彗星」と言えば、シャア??くらいしか思い浮かびません(^◇^;)いったい何だろ??(笑)
返信する
Unknown (癒されたいピアニスト美果)
2020-08-24 19:24:41
わかりますー!
子供に教えるって難しいですよネ。

でも私の場合、敢えて最初から説明しないかも(;´∀`)
まず自分で考えてくれって感じでレッスンしているので、いじわる先生と思っているかもしれません(汗)
現代はどんな場面においても説明が多いのに慣れているから自分で考える力も育ってないように思います。で、説明する側が相手にわからせようと益々頭がよくなっていくという反比例のスパイラル。「前の先生は指番号を書いてくれた」という楽譜にはびっしり1つ1つの音符に番号がふってあって、私の教室に来てから非丁寧な先生についてしまったことで、次の曲に挑戦する時は自然に自分で出来るようになりました。
なにが功を奏すかわからないけれど、教える側は色々と試行錯誤ですネ(*'▽') 頑張ろっと。
返信する
Unknown (yukofujii_2008)
2020-08-24 21:32:55
美果さまー!!

イエーイ、コメントありがとうー!!
んだねー、自分で感じてくれるのを待てるっての、最高だ!

いじわる先生って、思ってないでしょ(笑)

いやさー、例えば「真似してごらん」とか「こっち見て合わせて」とか、「もっと元気に弾いてみよう」とか、いうときってあるじゃん?

それ!!!そういう時の話!

そういう、ちょっと含みがある投げかけでいいって思ってたんだけど、そのあと子どもがやってみたのがあまりに的外れだったり、やってるようには見えなかったりしたときに、「ちゃんと見てた?」とか「もっとやってごらんよ」とか「なんでやらないの?」とか、そういう風になる時が、案外世間で多い気がしてねー。

一方で、美果ちゃん言うような話で、私の生徒でもお母さんが譜面に振り仮名全部振ってくれてて、子どももそれが当然と思ってたりして、私は子どもが自分で読めないと困るなーって思って欲しいから、書くなら本人に書かせてほしいなーって思うねー。

だから、その指番号振ってくれてる前の先生って、今度は「子どもを完全にコントロール」しようとしてるってことになるかもねー。変なことを覚えて来られるよりは、先にちゃんとした運指で練習させよう!的な。

これはこれで、子どもが自分で工夫したり発見したりするのを信じられない(待てない)ってことで、ちょっと寂しいよねー。

だから、美果ちゃんみたいに敢えて教えないってのは、いいなーって思う(^^)

そーねー、私が思うのは声かけの仕方なのかなー。

「もっと頑張って」の代わりに、「もう少し弓を幅広く使ってみよう」とか、「指揮を見て合わせて!」の代わりに「めっちゃ分かりにくい指揮するけど、ちゃんと入れる?」(すると何故か集中するのか、絶対ズレない笑)とか、「ちゃんとしなさい!」の代わりに、「大きな声で挨拶してみよう!」とか、、、

何をしろって言われてるのか分からない指示を出しておきながら、「どうしてやらないの?!」と怒るのはダメだなって。

「ちゃんとしなさい」の中にもたくさん意味があるから、オトナの方も便利に使っちゃうけど、その時その時で求めてるモノが違うから、その内容をちゃんと言ってやるってやれば、子どももチャレンジできて、上手くいけばお互い最高に楽しい!!ってことになると思うー。

またまた頑張りましょー(*´∀`*)
返信する
Unknown (こぼ)
2020-08-25 15:01:54
「というのを、本日はシャアしたいなーと思います。」
って書かれていたので(笑)
返信する
Unknown (yukofujii_2008)
2020-08-25 15:06:37
こぼさま


アハハハハハハー!!!そうかぁ、、、書き間違えちゃいましたね笑
シェアだ、シェア!!

シャアだと赤い彗星ですね笑。ひとりで爆笑しております笑

ありがとうございました(笑)
返信する

コメントを投稿