こんばんはー!!
夜、びゅーんと走って新潟まで来ましたー。あっという間に着いた。
昼間ね、大学のレッスンの連絡しようってなわけで、はてさてどこの部屋を取っておいたんだっけ??と携帯の中に入ってる写真(なんでもすぐ忘れるから、部屋割り表を写真に撮っておいてるの!)を探してて、
わ!
じいちゃんが飾ってた自分の写真の額の写真、、、ややこしや(≧∀≦)
じいちゃんはひと月ちょい前に大往生で亡くなったんだけど、じいちゃんの部屋に額がかかってて、
自分の出征の時の写真とか、旅行の写真とか、なんかまあ、自分のポートレートをですねぇ、ペタペタと貼った額ね、
それを、そのうち処分されちゃったらもう見れないな、と思って記念に写して来たわけ。
それが、iPhoneのカメラロールに入ってて。
でも、なんとまあじいちゃん死んだこと忘れてて(≧∀≦)
あ!じいちゃんの写真じゃん?じいちゃん、、じいちゃん、、、、
あ!!もうこの前死んじゃったじゃん、、、と思い出す始末。
で、前にも書いたかも知れないけど、うちのじいちゃんは、それはそれはあの海軍の山本五十六元帥にそっくりなのよ。
じいちゃんの家のすぐ近く、本当に超すぐそこに山本五十六の生家があってね。そこは「山本公園」って名前で、大きな胸像があるの。
その胸像、子どもの頃は、ずーっとじいちゃんだと思ってたからね。本当に似てるんだよ。
で、思い出した。
じいちゃんは、それはそれはお話が上手な人で、商売人だったからってのもあるんだろうけど、千夜一夜物語かってな感じで、軍隊でのいろんな出来事を、それはそれは面白おかしく話してくれたもんだけど、
その中に、山本五十六の話があって、、、
じいちゃんが、まだ若かりし頃、軍隊でどこかの最前線辺りに配属になった頃かなぁ?
じいちゃんの顔が山本五十六に似てるし、家も近いし、
それ以上に実は山本五十六の山本ってのは頂いた苗字らしくて、元々は高野さんだったそうな。
そして、なーんと!!じいちゃんの苗字も高野。
苗字同じ。
家近い。
顔そっくり。
そんなわけで、じいちゃんの上司がじいちゃんを呼び出した。
「高野、貴様は山本五十六元帥とどのような関係であるか?!」
じいちゃんはなかなか機転の利く人で、
クルクル考えた。
「関係ありません」だと、なんかなぁ、、、
さりとて「身内です」は見え透いたウソだし、、、
で、
「ハイ!遠い親戚であります!!」
「そーか!貴様はこのようなところにいる人間ではない!!」
というわけで、最前線から安全なところに配置換えになったんだとか!!
「遠い親戚であります!!」
多分、どのくらい遠いかは知らんが(笑)
あながち嘘でもあるまい(笑)
しかしこの素晴らしい機転によって、じいちゃんは大平洋戦争で命を落とすことなく、無事に帰って来れた。
、、、、というお陰でウチの家族がいる。
ついでに、本当は原爆は長岡に落とす予定だったけど天気が悪かったから、、、という話も聞いたことがある。まあ嘘か本当か分からんけど、長岡は激しい空襲はあって、若かりし頃のばあちゃんもその降ってくる焼夷弾の中をすり抜けて生きた。
子どもの頃は、ばあちゃんがその時のことや、焼夷弾に焼かれた人たちが川にどれだけいたかなどを説明するために、夏が来る度に聖地巡礼のごとく連れて歩かれたもんだ。
ばあちゃんは逃げ切れたから、ウチの家族がいる。
奇跡だね!!
じいちゃんもばあちゃんももうあっちの世界に行っちまった。
でも、2人のお陰で子孫は生きてますよー!!
じいちゃんの面白い話はまだまだたくさんあるんだー。
本当はとっても大変だったんだろうけど、多分天性の面白がりなんだね。
嵐の中を走る船の話とか、軍曹として頑張った話とか、もはや本当ですかー??と突っ込みたくなるくらいのクオリティーに作り上げられてたからねー。
私も面白がりのクオーターなはずだから、ちょっとそのDNA発動させよッ(≧∀≦)
それでは、明日は長い1日なので、寝なくては!
また明日ねー!!