読み終わった。
読む人によってはタダの自伝だけど、私にとっては、蹴りやパンチを激しく食らったと同時に、忘れてたことを思い出せさてくれたり、間違いを正されたり、目を覚まさせられたり…でも何と言っても『勇気』をもらった!
物心付いてから24歳くらいまでのことが、本当に細く、まるで日記を付けてたのかな?と思うくらい克明に書かれている。
子供の頃の感情が、まるで昨日のことのように綴られていて、それがまた、トランペット吹きなら絶対あるっ!!というような失敗、凹み、調子に乗る、勇気を振り絞る…と言ったもので、本当に偉大な人にもこういう時期や気持ちがあったのかー!と何だか感激する。
ちなみに…
クラーク(1867ー1945)とは、あのテクニカルスタディー(ドレミドレミファレミファソミ~♪とよくトランペット吹きがさらってるやつね!)の著書で、ソロコルネット奏者として世界的にスターだった人!
ベニスの謝肉祭もクラーク版があって、よく演奏されてる。
本の内容をいろいろここに書き出したいけど、あまりにいっぱい刺激を受け過ぎたので、何から書いていいか分からん!
1000円なんだけど、それ以上の価値が確実にあると思う!興味のある人は是非読んで欲しい!
もっといろんな人について知りたくなった。
あ!1つだけ書いとこう!
『コルネットに息を吹き込み、すべての細部を完璧には吹けないのに練習に満足する人たちの何とか多いことだろう!100%出来てこそ完璧なのだ。99%は完璧さを1%欠くことを意味するに過ぎない。たったの1%のためにすべてが不完全になる。だから、練習でごく僅かなミスでもすぐに直さないのであれば、論理的には不完全さを目指して練習しているということになる。』
うおぉー!!!
ガッチリ刺激的!