花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

ボカシ肥づくり

2013年03月14日 | エピソード



ボカシ肥は、材料を50℃以下で発酵・分解させ、植物に養分を吸収されやすくした有機質肥料です。 化学肥料と違い微量元素やミネラル分が豊富に含まれています。
今回ボカシ肥づくりに初めてチャレンジしてみますので、米ぬか2kgに竹林のハンペン(土壌菌)と黒糖を加えたものと、米ぬか1kgにEM-1菌と黒糖を加えたものが完成するまでの過程の温度変化を調べてみました。
2月10日の開始から、5日目にどちらも40℃以上に達しました。 

温度が高くなりすぎないように毎日切り返し(撹拌)を行い、40~50℃で発酵が進むよう好気発酵させます。 



初めのころはは甘酒のようなとても良い香りがあたりにただよいます。 これが、だんだんとたまり醤油のような匂いになり、後に少しアンモニアが混ざったような鼻に着く匂いに変わります。 後半は乳製品が発酵しているような匂いが加わるというふうに変化していきました。、

5日目の発酵開始からEM菌は16日後に、竹林のハンペン(土壌菌)は18日後に温度が急に下がり、ボカシ肥料が完成しました。

このボカシ肥は、ものすごい力を持っていることがのちにわかってきます。


2 Comments

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EMボカシ (夕菅)
2013-03-15 18:26:38
EMボカシが見事に出来てしまったのですね!
完成が温度計でわかるとは驚きました。
私は「ぼかし」を自然食店で見つけると買って来ていましたが、最近お店がやめてしまったので通販で取り寄せました。
EMボカシ1kg 400円 でした。
腐葉土や生ゴミ堆肥を作るために使うのですが、その濃度とか効能とかはわかりません。
なかなかさんの自家製の方がよく効きそうです!
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夕菅さん (なかなか)
2013-03-17 21:15:42
EMボカシを好気性発酵と嫌気性発酵とで2種類ボカシをつくってみました。こちらは、好気性の方です。
これから、肥料として使ってみて実際の効果をたしかめてみたいと思っています。 
また、嫌気性で生ごみ堆肥も作ってみたいです。
自家製の方がよく効けば良いのですが・・・。
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