ユリ目ユリ科からキジカクシ目へ移動したものは多くあります
いきなり目名にまで昇格してただ今注目度のNo.1の キジカクシ(キジカクシ目 キジカクシ科 クサスギカズラ属) ← ユリ目 ユリ科
前回紹介した
・スズラン (キジカクシ目 キジカクシ科 スズラン属) ← ユリ目 ユリ科 のほかにも次の属は大移動です。
・キチジョウソウ (キジカクシ科 キチジョウソウ属) ←ユリ科 ・ジャノヒゲ (キジカクシ科 ジャノヒゲ属) ←ユリ科
・ナルコユリ (キジカクシ科 ナルコユリ属) ← ユリ科
・ヤブラン (キジカクシ科 ヤブラン属) ← ユリ科
・コバギボウシ (キジカクシ科 ギボウシ属) ← ユリ科
・マイヅルソウ (キジカクシ科 マイヅルソウ属) ← ユリ科
(Murmur : こんなにもキジカクシ科へ移動してしまったなんて、今までのユリ科ってなんだったんだろう・・・)
・ヤマラッキョウ(キジカクシ目 ネギ科 ネギ属) ← ユリ目 ユリ科
(Murmur : まあ、ネギ科には納得だけど・・・キジカクシ目かぁ)
・ヤブカンゾウ ・ユウスゲ(キスゲ)
(キジカクシ目 ワスレグサ科 ワスレグサ属) ← ユリ目 ユリ科
(キジカクシ目 ワスレグサ科 ワスレグサ属) ← ユリ目 ユリ科
(Murmur : ええ~っ この2つはどこから見てもユリ科でしょ~!!・・・)
ユウスゲ、ヤブカンゾウ、ギボウシなんてどうみてもユリ科のイメージですよね。、
キジカクシだけなら独立してもまだしも他にも随分移籍するのがあるんですね。
この辺りは書き換えがそうとうありそうで意識しておかないと忘れそう。
(ワスレグサ科、ワスレグサ属なんですか、うっかりワスレナグサ科と書きそうだ)
毎日ご苦労様です。
初心者は今までの分類でさえ入門中なのに、新分類共々ではもう覚えられません。
今日はキジカクシなんて知らないなと思ったのですが、どうも畑のアスパラにそっくり。まず、Wikipediaを見たらアスパラガスそのもののよう。そこにもクロンキスト体系ではユリ科、APG植物分類体系ではクサスギカズラ科と書いてありました。
私のブログにも科名を書いていたけど、これからは一々併記しなければいけないのかしら?
さらに私のHN,ユウスゲまでアスパラと同じキジカクシ目 だなんてびっくり仰天。
ユウスゲはユリ目 ユリ科でいてほしかったな。
キジカクシ科は茹でるとアスパラ風味。
ヤブカンゾウの新芽みたいな。
ん?でも他の科も食べてみると同じ風味で、単に人間の好みで選抜されたかもしれませんね。
ポアロねぎも、アスパラに例えられてたっけ。
そうなんですよね、ユリ科の特徴として覚えていたものが通用しなくなってしまうので、混乱してしまいますよね。
キジカクシの花を検索したら、平家蟹さんのブログが上位独占でしたよ、さすが花のマクロにこだわっているだけあるなぁと感心しましたよ
夕菅さん
ほんとに新しい分類の図鑑が出ないことには、しばらく混乱してしまいそうです。
キジカクシはアスパラガス属ですので、食用のアスパラガスとはまあ親戚ですけど種は違っていますよ。
HNのユウスゲから・・・ワスレグサなら変更もあり?でしょうか(笑)
KLXさん
おお~APG分類の判定に味と風味とは、KLXさんすばらしい発想です!
確かに今でも、辛い味がする・しないだとか、もんだ匂いが違う、などありますからね。
そのうち、APGソムリエなんて植物判定の専門家が出てきたりするかも・・・
庭の食用アスパラガスにも同じような赤い実がなります。ぱっと見てキジカクシの園芸種かと思ってしまったのです。
近年はキジカクシと食用アスパラ(和名オランダキジカクシ)との種間雑種を作る研究も進んでいるようですね。
HN ワスレグサ、さすがなかなかさん!
これはいいですね~。ありがとうございました。
へぇ~キジカクシと食用アスパラとの種間雑種を作る研究ですか、これは知りませんでした面白そうですね・・・少し和風の味わいになるのかな?
幼少時から図鑑でのユリ科に違和感を持っていましたとの疑問が、ようやくこの時代になって明らかになってきましたね。
自分などは図鑑のユリ科分類を鵜呑みにしていましたので、最近のDNA分類はほんとうに驚きです。