ボカシ肥料づくりを体験して、微生物発酵のようすが少しわかりましたので、以前からやってみたいと思っていた「生ごみ堆肥づくり」もやってみることにしました。
まずは、だれでも手軽にできるダンボールを使っての「生ごみ堆肥づくり」からです。
ダンボールの中にピートモス15Lと、くん炭10Lを入れて、生ごみを1日500g~程度入れます。 これは家庭から出る生ごみを減らし肥料に利用するとてもエコな方法で、各自治体が推奨しています。
各自治体HPには「発酵分解はすぐには始まりません。1~2週間の間に生ごみを入れてかき混ぜると温度も30℃を超えるようになり、生ごみの種類や量により60℃を超えることもあります。」 と書かれてあります。 しかし現実には、1~2週間たっても温度が思ったように上昇せず虫やダニがわいたりして困ったという声も多くありました。
温度上昇は微生物が繁殖するかどうかにかかっていますので、1日目に生ごみといっしょに自作したボカシ肥を少し加えてみました。 ボカシ肥には休眠中の微生物がたくさん含まれていますので発酵が速やかに進むはずです。
スタートは18℃でした。 思った通り微生物がうまく繁殖してくれて1日目で47℃、2日目には64.5℃まで上昇しました。
2日目のお昼に62℃、その後64.5℃まで上昇 (外気温7℃)
内部温度が60℃を超えると、ゴム手袋をしてかき混ぜたときに手がすごく熱いです。 別府温泉の蒸気にも負けないくらいの熱さで、ペットボトルに水を入れてダンボールの中に入れておくと熱湯になります。 ボカシ肥と目には見えない微生物のものすごいパワーを実感し、軽い感動さえおぼえます。
こんなに発熱しているのならば、何かに利用できるのではとも思います。
ボカシ肥を入れただけでそんなに発酵が進んで温度も上昇するなんて!
ボカシの威力ってすごいですね。
以前堆肥センターからお米の袋いっぱい貰ってきたことがありました。
それを鉢の中に混ぜたらふっかふかで花もよく咲きました。
なかなかさんがボカシ肥づくり!ということで楽しみにしていたんです。
温度計がさしてある土はこの時点でもふかふかしているように見えました。
微生物の目に見えない力が働いているのが分かります。
発熱は相当ですね。本当になにかに利用できればいいのに!
チンゲンサイや白菜を薹立ちさせて開花直前の茎を食べるとおいしいですよ。
ダンボールはとても良い材料のようですよ。
湿ると弱くなる点が欠点ですが、安価(家にあるものを使えばただ)で湿度をうまく調節してくれるので発酵にはとても適しています。
発熱はポカポカで相当すごいです、手を温泉につけたようですよ。
陽だまりさん
私も今回、嫌気発酵型と好気発酵型でボカシを作ってみました、嫌気発酵は同じく温度を測っていませんのでわかりませんが、発酵はおだやかに進むようですね、そしてかきまぜなくていいのでとても楽ちんにできました。
それぞれの効果はどう違うか興味あるところです。
チンゲンサイや白菜を薹立ちさせて開花直前の茎を食べるとおいしい・・・あぁ~ つい先日茎が伸びはじめて来たので 引っこ抜いたところでした