goo blog サービス終了のお知らせ 

花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

アケボノソウ

2009年09月21日 | 山の花

今年はアケボノソウがとてもたくさん見つかります、花の当たり年なのかもしれませんね。 花弁の蜜がキラキラ光っていて美味しそうです。

いろんな昆虫が蜜を舐めていました。 これは目が青っぽい小さな昆虫です、なるほど、雄しべの葯の位置がちょうど昆虫のおしりあたりにあって花粉がつきやすい位置なのですね。

(アケボノソウと聞くと、元横綱 曙関を思い出すのは、私だけでしょうか・・・。)


ねじれていないネジバナ

2009年07月13日 | 山の花

ネジバナは、右巻きにねじれているもの・左巻きにねじれているもの・1直線にみえるもの・花が180度ごとについてるものなどさまざまあって、見ていて楽しいですね。

しかし、1直線にみえるものでも花茎は真っ直ぐではなくて、やはりネジれています。いろいろなタイプがあるように見えますが、実はねじれ具合の程度でこのようになるのではないか・・・と思っています。


イヌヌマトラノオ

2009年07月08日 | 山の花

ヌマトラノオの写真を撮していたら、植物に詳しそうなおじさんが近寄ってきて、「こっちの花は、イヌヌマトラノオっていうんだよ」と教えてくれました。 ヌマトラノオとオカトラノオの雑種なんだそうです。

「どこが違うんですか?」と尋ねたら、中間型をしているからとのことでした。 


マタタビ 花と果実

2009年06月22日 | 山の花

マタタビの両性花をよく見てみると、なかに枯れた花びらをつけたものが見つかります。 この枯れた花びらを手でそっと触ってみると、

かんたんにはずれてしまいます。 残った花は、雌花といわれている花にそっくりです・・・。

*この結果は、「マタタビ 花と果実」としてまとめましたので、TOPからクリックしてご覧下さい。


マタタビの雌花

2009年06月21日 | 山の花

マタタビは初夏に葉を白くして、その存在をアピールします。 花は白い梅の花に似ていて、夏に咲くことからナツウメとも呼ばれるそうです。 

このマタタビの花には、雄花と両性花があると書いてある図鑑と、雄花・雌花・両性花があると書かれている図鑑があります。 

マタタビの花の中に、こぶりで萼と雌しべだけの花がみられますが、はたしてこれが雌花なのでしょうか・・・? (明日に続きます)


コケモモ

2009年06月10日 | 山の花

コケモモは、九州では数少ない高山植物の1つです。  コケモモの小さな白い花や、赤い実,はとても綺麗です。 ここ 九重のコケモモは、 国の天然記念物に指定されていて、 九重山群が分布の南限とされています。  なんと、日本での南限だけでなく 世界の南限だそうですよ。


ミヤマキリシマ

2009年06月07日 | 山の花

5月下旬から6月上旬のこの時期になると、ミヤマキリシマのことが気になってきます。 今年の花付きはどうだろう・・・とか、一斉に咲いているだろうか・・・とか、虫に食われていないだろうか・・・とか想像をめぐらせます。

雨の合間をぬって、九重にミヤマキリシマを見に行ってきました。 ガスと強風の中でしたが、今年も美しい小さな花を咲かせていました。

こちらは、2005年の写真です。 ミヤマキリシマの花付きがよい年で、満開の頃に行くと、まさに天上の楽園でした。


オククルマムグラ

2009年06月05日 | 山の花

こちらでは少し高い山の木陰に生えています。 葉が6枚輪生しているのが美しく整っていて、ここが特徴の1つでもあります。 白い小さな花をたくさん咲かせます。 別名 チョウセンクルマムグラともいうそうです。

よく似たものにクルマムグラがあり、葉の形の違いや乾燥したときに黒くなるそうです。 葉の1部を乾かしてみましたが黒くなりませんでしたので、オククルマムグラに間違いないようです。


キクムグラ

2009年05月30日 | 山の花

今まで「ヨツバムグラ」とばかり思っていました、葉が4枚なので・・・。 というよりも、小さな植物なので、ちゃんと検索をしていませんでした。 検索をしてびっくり、この仲間にはたくさんの種類があるんですね。

果実に短毛があること、果柄がほとんどないこと、花柄の先の苞が特徴のようです。

学名は、Galium kikumugura と「キクムグラ」の名前が種小名に使われています。