ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

新学期

2007年04月09日 | ゆきちゃんの日記
ついに新学期が始まりました。 
 
由紀子たちの養護学校では
毎年クラス替えと担任の交代があります。 

これは、環境の変化に弱い由紀子には
かなりの負担になります。 

そして、それは私にとっても不安な事です。 

正直、春休みの間ず~~と、
新しい担任の先生が誰になるのかが
気になって仕方がない母でした。
(┐・・┌) 
 
由紀子が不安定になったら困るので、
春休みの間はその話題には触れないようにしてきましたが、
さすがに今日は話さなければなりません。 

登校する車の中で 

「今日からゆきちゃんは中学部の3年生になります。」 


(*^。^*)/ ハーイ 


「担任の先生も代わります。
I永先生はお引越しをしてしまったので
学校にはいません。
でも、S田先生は学校にいるからね。」 


(*^。^*)/ ハーイ 


「教室のお友達も代わるよ!」 


(*^。^*)/ ハーイ 


「教室も2階になるんだよ!」 


(*^。^*)/ ハーイ 
 



解かったのかどうか解からないけれど、
とりあえずは言ったからね!(笑) 
 
学校の正面玄関にクラス名簿が貼ってあります。 

まるで合格発表を見るような感じで、
みんながその張り紙の前に集まっています。 
 

由紀子の手を引いて、
私たちもその張り紙の前に行きました。 

どこ(・_・。)(。・_・)どこ? 


由紀子の名前を探します。 
 

ありました!! 

今年は3年2組です。 

担任は・・・S田先生です。 


ヾ(>▽<)ゞ ウレシイ♪ 
 

2年連続で受け持ってもらうなんて
無理だとあきらめていたので、
もう大感激です。 


今年も魔法をかけ続けていただけます。 
 
今まで新しい先生に代わるたびに、
由紀子の事を一から説明しなければなりませんでした。 

これがかなり大変な仕事なんです。 

昨日の夜も、
どう説明すればいいのかを考えていたら、
眠れなくなってしまいました。 
 
でも、今年はその必要もないんですねぇ~。 

一気に緊張が解けました。
C= (-。- ) フゥー 
 

それは由紀子も同じだったと思います。 

玄関でS田先生に迎えてもらってすごく嬉しそうでした。 
 
しかも、教室に行ってみたら
2年生の時の教室にあったソファーが置いてありました。 

これはI永先生の私物だったのですが、
由紀子のお気に入りだったので
残していってくださったのです。 

m(_ _)m アリガトォ~★ 
 
クラスメイトは女の子2人、
男の子3人の5人です。 

もう一人の担任の先生はS先生。 

23歳の男の先生で
アーチェリーの現役の選手だそうです。 


若い!!(笑) 
 

なんだか楽しい一年が始まる予感がします。 
 

今日は安心して眠れそうです。


=END= 
コメント
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