ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

ストレス

2006年11月30日 | ゆきちゃんの日記
昨日の日記にも書きましたが、
先日ちょっと大きなパニックを起こしてから、
由紀子はとても落着いています。 
 

そのパニックが起きた日、
薬で眠っている由紀子の姿を見ながら
いろんな事を考えていました。 
 

由紀子は学校で頑張って、
とても調子がいい時に限って
家でパニックを起こす事がよくあります。 

それは先生方が由紀子の可能性を感じて、
「今が伸ばし時」と考えている時と
重なる事が多いような気がします。 
 

そしてそんな時、
私はいつも

「由紀子が頑張り過ぎて、ストレスを溜めている!」と、
先生の思いにブレーキをかけなければならなくなります。 
 

せっかく先生が由紀子のために
いろいろ手を掛けてくださっているときに、
その足を引っ張ってしまうのです 

その度に先生に申し訳なくて…。
(*ーー*) 
 

去年のパニック事件以来、
その傾向は強くなっています。 

正直、私は怖いのです。 

もしかしたら、
去年と同じように由紀子がつぶれてしまうのではないかと思うと、
ちょっとした由紀子の変化にも敏感になってまう・・・。 

トラウマかもしれません。 
 

今回もそうでした。 

先生に欠席の連絡の電話をした後に、
私は話した事を思い出して、
後悔に似た思いを感じていました。 

これでいいのかなぁ・・・。
(;-_-;) ウーム 
 

あの日、由紀子は薬のせいで
ずいぶん長い間眠っていました。 

パニックを起こして、
心に溜まったストレスを吐き出して、
ぐっすり眠って・・・。 

そしてその後、
すごく元気になりました。 
 

そんな由紀子の姿を見て、
私の中に小さな決心が生まれました。 
 

誰だって成長をするときには
必ずストレスを感じるはず。 

ストレスって、
何かが生まれるときに出る廃棄物みたいなものかもしれない。 

それは由紀子も同じ、
どうしたって避けられないのかもしれない。 
 

だったら、そのストレスを恐がっていては
由紀子の成長は望めなくなってしまうのではないか・・。 
 

今の私は去年と違って、
由紀子のストレスが溜まり始めているのを
感じ取る事ができる。

そして、ストレスを溜めたときに
対処する方法も私は知っている。 
 

だったら、ストレスを恐がってばかりいないで、
由紀子が成長をするときに感じるストレスは
私が引き受けてみよう!

p(*^-^*)q がんばる♪ 
 

翌日、その決心を
由紀子の主治医のA川先生に話してみました。 

「ゆきちゃんは去年の経験で、
きっと強くなっている。
その力を信じてみましょう!」 

そう先生に言われました。 
 

もちろん、
由紀子が限界を感じているときは
先生にブレーキを掛けることもあるでしょうが、
できるだけ見守るように心がけようと思います。 
 

なんだか、うまく文章にできません。 


でも、私も強くなろうと決心したことだけは確かです。


=END=
コメント
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