ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

困ったなぁ~!

2004年06月18日 | ゆきちゃんの日記
今日は付属養護学校へ教育相談に行って来ました。 

私が相談をする間、
ボランティアの学生さんが由紀子と遊んでくださいます。 

今日はキーボードで
曲名当てのゲームをして遊んでいた由紀子ですが、
側で遊んでいたほかの男の子が興味を示して、
キーボードを触りに来ました。 

それが許せない由紀子。 

「やめなさい!!」

「だめ~~!」

乂(>◇< )絶対バツ! 


その反応が面白い男の子は、
キーボードの電源を切りに来ます。 


「やめて!!あっちに行って!!」

も~!<<o(>-<)o>> 
 

そうやって、何度も電源を切っては
床に転げて笑う男の子。

完全にはまってしまいました。(笑) 

「やめなさい!!」と、
何度言っても聞いてくれない男の子に
困り果てた由紀子が言いました。 

「こまったなぁ~~!」

「どうしよう!!」

(´へ`;Ao  

母は由紀子がこんなことを言うのを初めて聞いて
感激してしまいました。(笑) 

すごいぞ!!・・・・(私の気も知らないで!!by由紀子) 
 

「反応するからだめなんだよ!」と
回りの大人が言いますが由紀子は理解できません。 

「ゆきちゃん!知らん振りをしてごらん!!」と、
アドバイスをもらった由紀子は
電源を切りに近づいてきた男の子の顔に向かって 

「しらんぷり~~~」と、さげびました。(笑) 

みんな、もう大笑いです。
o(〃^▽^〃)oあははっ♪ 
 

次にもらったアドバイスは

「しー!!」 

みんなは由紀子に向かって、
黙るようにくちびるに指を当てて言いました。 

でも、もうパニック寸前の由紀子は、
またもや男の子の顔の前で 

(;¬b¬)し~っ・・・・だめだ!こりゃ!!(笑) 
 

結局、回りの先生方が男の子の興味をそらしてくださって
由紀子の前から連れ出してくださって、一件落着! 
 

由紀子は大変でしたが、
問題に直面した時に由紀子がどんな行動を取るのか
よく解っていい場面を見せてもらいました。 

「こまったなぁ・・・」の言葉にしても、
自分がどうすればいいのかわからない感情を
上手に言葉にできるようになった事がわかってうれしかったし・・・。 
 
この日、由紀子は久しぶりに転んで
ヒザを大きく擦りむいてしまいました。 

なんだか、今日は由紀子にはさんざんな1日でした。(笑) 


=END=

コメント
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