ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

今日もパニックちゃった。

2004年01月23日 | ゆきちゃんの日記
お迎えに行くと交流学級の担任のS木先生が
5組まで由紀子を送ってきてくれました。 

終わりの会でまたパニックを起こして、
今日はS木先生に噛み付いてしまったようです。 

原因は終わりの会の時に
みんなで歌っている最中に校内放送が流れて、
歌が中断してしまったこと。 

由紀子は歌やビデオが中断してしまった時には
最初からやり直さなければ落ち着かないのです。 

でも、この日はもう時間が無くて、
先生はそのまま続きを歌わせることにしたようです。 

「僕も、これはパニックを起こすかもしれないと思ったのですが・・・。」 

そうS木先生も言われました。 

これは仕方がないことです。 

いつも、由紀子を中心に
世の中が回っているわけではありません。 

由紀子が我慢をしなければ成らないことも
たくさんあるはずです。 

先生方が原因をわかった上で、
起こったパニックは仕方がないと思うのです。 

いつも、たくさん配慮をして頂いている由紀子です。 

その優しさについつい甘えて
最近少しわがままになっている所もみられます。

すこし、我慢をすることも身に付けてほしいと思っているのですが…。 
 
そんな話題の中で先生が、

「クラスの子ども達が泣いている由紀子さんを見て、
最初から歌いたいんだよねと、言ったんですよ!」

と、いわれました。 

誰も由紀子のこだわりを説明したわけでもないのに、
まわりの子ども達はしっかり由紀子の事を
理解してくれていることを実感させてくれました。 

この子達に支えられて、
由紀子の学校生活は成り立っていると本当に思います。 


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コメント
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