何か所にか細紐が取り付けられているのが見えます。
この細紐の引くロープとの取付角度が重要なんですね。これは小さな凧でも同じことです。
風が弱いと見るや、グイグイっと繰り返し手で引く。
それだも上がらないと堤防上を走ったりと、上手く揚げるには大変な様子です。
風が強かったら、両岸から揚げて角度を調整し二つを絡ませるのでしょう。
この日は便法を使いました。予めロープを絡ませた大凧を一緒に揚げるのでした。
絡み合った引き綱のロープは両岸から引っ張り合う。
両岸で引っ張り合う様子が分かります。掛け声は聞こえず、静かな様子は疲労からか。
地上に降りた姿で引っ張り合い、綱引きは続きます。
最後は遠くまで聞こえる、バッツーんと言う音でロープが切れて勝負は決しました。
これで、風が強くてロープを持つ人間が持ち上げられるほどだったら面白いのでしょう。
でも、一度は見たいと思っていた、大凧合戦を見ることが出来て大満足でした。
新潟では他にも白根地域の凧合戦も有名で、ほぼ同時期に行われているらしい。
ここ、今町中之島の凧合戦は道の駅「パティオ新潟」のすぐ近くで分かりやすい場所でした。
(終わり)