畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

カモシカ君またねー

2022-04-30 22:01:13 | 山菜

 「奥沢(おくそう)」の右隣の沢です。

ここも険しい。奥の壁が見えますが、登山用具でも使わない限り直登は無理ですね。

 

 うーん。と考えながら登るコースを考える。

岩壁に挑戦するクライマーでもないけれど、つい登られるコースを探してしまいます。

 

 この右の小さな沢は、真っすぐ行けたら我が家の畑につ続く。

でも、ここも険しくて直登は無理。手前の土の盛り上がりは長年にわたり沢から流出した土です。

 

 穏やかとまでは言えなくても何の変哲もない緑の山。

とかと、一旦入ると千変万化、変化に富む魔の山と言えなくもありません。

 本当に変わった地形、変わった自然ですね。この急斜面の上が河岸段丘で平らなのですから。

何万年、いえ何十万年も前に出来上がったこの不思議な地形、自然は私、いえ地域の宝物です。

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カモシカの里で(失礼トイレでした)

2022-04-30 04:50:58 | 山菜

 雪の消え止まり、雪渓の最上部に到着。

雪から少し上に上ると、斜面に山羊などと同じようなふんの跡。こりゃトイレですね。

 

 下の風景がよく見える絶好のポイントを選んでいます。

しかも、踏ん張ったのか、深い足跡さえありました。ご苦労さん。

 

 ここから下方を見ると我が家が見えます。

緑の屋根が我が家。駅から徒歩1分、いや3分の位置にあるのです。

 

 うーん、美味しそうだけれど、少し早い。

この状態で採るのは、やはり少しもったいないですよ。

 

 ごめんなさい、この雪の消え際にもトイレ発見。

春の木々の新芽、山菜などしか食べていないから内容は奇麗なものですけれどもね。

 とにかく、カモシカの生息密度は滅茶苦茶濃いですね。

ニュースで福島県のある都市に間違って迷い込んだカモシカがいたと報じられた。

 可哀そうに、盾やさす股で追いかけられ、最後は警官が覆いかぶさるようにして捕まえた。

そんな可哀そうなことしないでよ。カモシカに襲われて大けがをしたり死んだ人なんて居ませんから。

 我が家の近くに生息するカモシカなんて、少し大げさに言ったらペットのような存在。

餌付けなんてしなくても、近くでも驚きません。今度、「お手」ち「お代わり」を教えますよ。

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カモシカの里で

2022-04-30 04:22:21 | 山菜

 朝から義弟の山菜採りに付き合いました。コゴメを採っている上にカモシカを見つける。

「おーい」なんて声をかけるが全く見向きもせずに何かの新芽を食べ続けていました。

 さて、帰宅して朝食の後、小学校用のジャガイモの種芋を切り分けたり植えたり。

その仕事が一段落して、行きたかった雪の沢に向かいました。実は山菜支度も準備済みでの畑仕事。

 

 氷河のような様相を見せる沢。奥沢(おくそう)と地元では呼ぶ。

でも、そんな「おくそう」なんて古い言葉を知る人も、行く人も居なくなりました。

 

 ここから沢は二股に分かれます。

左が「おくそう」の本沢。鳥も通わぬと言いたいほどの険しい斜面の沢になる。

 

 少し振り返って見ます。

ほら、この沢の急斜面の雑木は雪に引っ張られて下向きですよ。

 

 独活(ウド)はまだ少し早いですね。

こんな急斜面でも独活の根が張っているなんて奇跡的です。

 いえ、斜面の上ほど早く雪が滑り落ちて地面が出ているから上は期待できるでしょう。

気持ちは急くが、何しろ冬の間に増えた体重が応える。ゆっくりとゆっくりと歩を進めます。

       (続く)

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