畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載66『風になりたい』(その1)

2016-05-12 07:02:12 | オートバイ


       風になりたい

 中学一、二年生の頃近所の裕福な先輩がバイクと言うより、
エンジン付き自転車と呼ぶのがふさわしい代物を持っていた。
そのバイクを借りて乗ったのが、私のオートバイ人生の記念すべき日であった。

 就職して経済的余裕ができ、ようやく中古のCB90を購入したのは二十歳を過ぎていた。
これを言うと年齢が分るのだが私が十八歳で運転免許を取った年に、
法令改正があり普通自動車免許で乗れるオートバイは原付きバイクのみになった。

 現物に一度も乗らずに自動二輪の免許を手に入れた最後の年代である。
 その後、トレールのヤマハHT190、ホンダCB450、
結婚後ヤマハSR250、スズキサベージ650と乗り継ぎ、
数年前に現在のホンダスティード600に落ち着き今に至っている。

 欲を言えば、オーバーナナハンに乗りたいと夢見ているが体力と、年齢を考え思案中である。
以前は、タンデムの後席は二人の娘が交互に乗っていたが、年頃になって照れるので、
最近は専ら家内の指定席となっている。なにヘルメットで顔さえ隠せば、年なんて分らないさ、
と年甲斐も無く揃いのジージャンで出かけたりしている。

 天候に恵まれたツーリングは本当に気持ちが良い。
思わず口ずさむ歌が、ザ・ブームの「風になりたい」である。
「風になろう」と宣伝文句にもあるとおり、風になるような気分のよさがオートバイにはあるのだ。

 気の合う仲間でのマスツーリングは楽しいし安心感、開放感がたまらない。
しかし社会人ともなると行程の調整が難しく、めったに実現できない。

             (続く)

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苗に追われてうなされる

2016-05-12 04:27:57 | 野菜

 気温は上下の変動が激しい。
でも、サツマイモの「芋床」はビニールの覆いのために暖かく、芽の出方が早い。

 まだ、サツマイモの畝作りは手つかずで焦ります。
早過ぎた雪解けのために雑草が繁茂し、仕事の能率も上がらないでしょう。



 こちら簡易ハウスの中も苗が育って足の踏み場も無い状態。
コンテナの上に板を乗せた簡易作業台を挟んで二人で種を播いたり苗を植え替えたり。



 まだ畝作りが進んでいないと言うのに、苗の成長は早い。
体力的な問題もあるけれど、雨が降って中々土が乾かないと言う理由もあるのです。



 トマトなんてやや、もやし状態でヒョロヒョロ。
「早く植えてちょうだい~」なんて悲鳴が聞こえます。



 これはバジル三種類。
単独でも畝を作って植えるけれど、ナスの間にコンパニオンプランツとして植える予定。



 二枚ある電熱シートの内の一枚は昨日撤去。
気温の上昇も理由だけれども、苗の置き場所が無くなってきたことも有る。

 昨日は雨の一日でハウスの中で骨休み的な仕事。
前日のジャガイモの土寄せ仕事の疲れを取ろうと、昼食を兼ねて近くの温泉に。

 平日で空いているかと思いきや、同じ考え、雨の合間に温泉という客で満員状態。
ジジババセットのお客が大多数でしたね。私たちも同じだけれど(笑)。
コメント (2)
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