畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

早い春の代償は

2016-05-10 05:09:48 | 自然

 昨日は朝からキャベツ植え。
苗が育ち過ぎ、ポットの中は根で一杯になったので緊急措置でした。

 二人で力を合わせたら、畝立てから植え付けまで一時間半。
もっとも畝作りはスベルべトーちゃんの仕事で、スベルべママはジャガイモの土寄せ。

 畝ができてマルチを張る段取りになったら呼んで二人でマルチを張りキャベツを植える。
畝が余っちゃったけれど、なーに畝さえあれば何でも植えられますよ。



 ところが、仕事中に毛虫が何匹も寄ってくる。
滑りやすい黒マルチの上にまで上がるのですから結構すごい能力。



 畑の脇の雑木林を見るとアメシロと思われる毛虫の巣を見つける。
白い綿毛のような巣の中でふ化し、卵から毛虫になるようです。



 大きくなった毛虫はコナラの木の葉を食べつくす勢い。
例年ならばまだ見られない光景だけれども、暖冬小雪のために早く来た春が原因でしょう。

 そして、ジャガイモにも大敵の「テントウムシだまし」が取り付く。
こいつは中々の知恵者で、人の気配を感じると手足を丸めて葉からコロリと落ちて身を隠す。

 赤塚不二夫さんの漫画に出てくるケムンバスとテントウムシのサンバに泣かされそう。
何回も述べていますが、雪が少ないと言って喜んでばかりは居られない雪国の暮らしです。
コメント
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