今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

年賀郵便特別扱い開始

2004-12-15 | 行事
年賀郵便特別扱い開始。
12月15日、この日から12月25日までの間に年賀状を投函すると、翌年1月1日に届く。
最近は、インターネットが普及しているので、今までの郵便による年賀状がすたれ、電子メールでの年賀交換が盛んになっていると思うのだが、日本郵政公社では、2005年の年賀状発行枚数は、前年よりおよそ9,000万枚少ない約43億5,000枚を予定し、そのうちインクジェット用年賀はがきは、過去最高の22億6,609万枚を発行するようだ。確かに、総発行枚数は減少しているようだが、まだまだ、年賀状を出している人は多い。
確かに、私のところでも、最近は、友人などから元旦に電子メールによる新年のあいさつを受け取ることも増えてきているが、その殆どの人からは郵便による年賀状も併せて来ている。何も、年賀状を出すならメールをしてこなくても良いと思うのだが、これは、どういった考えからだろう。
過去からの習慣で、メールだけでは失礼と考え年賀状を出すのだろうか?それとも、年賀状は出すのだけれども、メールといった先端のメディアも使わないと時代に取り残された気分になるからだろうか?
今までも、年賀状を受け取っているのに、元旦にわざわざ電話をかけて来る人もおり、そのような電話と同じような感覚でメールが使用されているのだろうか?
メールでは、年賀状よりも、長い文章を書くことも出来るし、大きな写真やイラストを、又自分の声を吹き込んだ音声や音楽なども送ることが出来る。
いずれ、年賀状が、メールなどの新しいメディアにとって代わられることになるのもそう遠いことではないのではないか。
しかし、今、私などは、お年玉付きの年賀状を楽しみにしている。たいしたものは当たったためしもないが、それでも、お正月から、些細な記念切手でも当たるとなんかその年は良い年になりそうで、いい気分になる。
今回の年賀切手には、2種類の郷土玩具の「土鈴」が描かれている。古くから「土鈴」はその中に神霊が宿り、うち鳴らすことで除魔の呪力があるとされ、魔よけのお守りとして親しまれている。
日田土鈴は、天領として代官所のあった大分県日田市で作られている郷土玩具。豆田町には当時の面影を残す古い家並みが保存されており観光客で賑わっている。 下野土鈴は、古く下野国(しもつけのくに)と呼ばれ、奈良時代には国分寺や国分尼寺等が設けられた栃木県の郷土玩具である。
さあ~、記念切手、今年も当たるかな~。現役を退き、友達なども年毎に、いなくなる人が増え、年賀状の枚数は、年々減ってきている。いい年であるように、1枚でも当たって欲しいな~・・・・。
日本郵政公社は、来年から1月2日の年賀状配達を再開する方針を固めたようだ。2日の配達は旧郵政省時代の1973年を最後に取りやめていたが、再開すれば32年ぶりとなるらしい。郵政民営化の議論が本格化する中で、郵政公社も必死なのだろう。ま、これは、いいことだ。
(画像は左:日田土鈴・十二支 酉 と右:下野土鈴・十二支 とり。日本郵政公社HPより)
参考:
年賀状リンク 年賀状作成のすべて・・・無料の2005年年賀状イラスト素材など一杯あるよ・・・
http://www.asahi-net.or.jp/~RL5Y-NK/1_yubin/nengajo.html