ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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これは昨年の10月に「子供と夫2」として記事にした物のリメイク版です。よろしくお願いいたします。

先日歯医者に数回通って終わったので、15000円くらいの領収書を妻に差し出して、

「歯医者、終わったから治療費をください。」

と申告しました。すると妻は全く悪びれる様子も無く、事も無げに、

「そんなお金、あるわけないじゃない」

と言い、さらに、

「でも、来年の税金の申告の医療費控除に入れるから、領収書は頂戴ね。」

と僕の手から領収書だけをむしり取り、さっさとしまってしまいました。

僕は自慢ではありませんが、山口県で国保に加入してから、眼科に2回、歯医者に数回通っただけで、ほとんど医者というものに行っていません。っていうか、行きたくても行く暇がないのです。ですからそれほど医療費を使っているわけではないのに、ひどい仕打ちです。

そのくせ、妻や子供たちは鼻水が出たといっては医者に通い、咳が出たといっては医者に通い、食卓の上には薬袋がいっぱい並んでいます。

また、この時期になると妻と子供たちはインフルエンザの予防接種に行きます。しかし、ただの一度も僕に「どうする?」と聞いたことはありません。僕がインフルエンザに倒れれば、収入は絶たれ、我が家の屋台骨は大きく揺らぐはずです。「それなのに、あぁ、それなのに」、ただの一度もないのです。しかし、たとえ「予防接種を受けたい」と申告しても「お金がかかるからダメ!」と却下されることは目に見えているので小心者の僕は言えないのです。

ですから、あえてもう一度、涙ながらに言います。

しょっちゅう行くくせに子供の医療費は「仕方が無い」と妻は言う。

滅多に行かないのに夫の医療費は「もったいない」と妻は言う。

やれやれ、涙

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