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はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

台風のときに

2020年09月07日 | 日々の出来事

2020/09/07

 

大型台風10号はもう通り過ぎたようですね。

長崎市野母崎で午前2 時前に最大瞬間風速59.4mが吹いたそうで、想像できない強風です。

こちらは曇り空で、ときどき青空も見えて、雲が速く流れていきます。

いつ降り出してもおかしくないような空模様です。

未明の3時に目を覚まして、台風情報を知ろうとラジオをつけたら、気象予報士の方が「不安な夜を過ごしていらっしゃるかと思います」という言葉に、昔のことを思い出しました。今でこそ都心の集合住宅で、台風の不安はほとんどありません。雨が降っていても気づかないことさえあります。

子ども時代に育った浜名湖近くの家、静岡で17年暮らした家はどちらも海の近くで、台風が来るとひどかったのです。浸水被害はない高台でしたが、風をまともに受けて家全体が揺れ、ガタガタなる雨戸の音がすごくて、眠れたものではありません。

子どもの時は2回避難したことがあります。

2回目のときは消防車に乗って小学校(記憶が曖昧ですが)に避難しましたが、子ども心に消防車に乗ったのがうれしかったことを思い出します。どちらのときも家は大丈夫で、それが幸いでした。

 

こちらに来る前に住んでいた静岡の家は海が見える高台でした。

引っ越してまもない頃、海岸に沿って走る久能街道に白波が打ち寄せるのが見えて、家族全員で自転車で久能街道に行ってみたことがありました。

久能街道は通行止めになっていて、車が走っていないので道を独り占めした感じで自転車で走っていると、警戒中のパトカーに注意を受けてしまいました。気付けば、私たちしかいなかったのです。地元の方たちは、台風の日に海岸に行くことが危険だというのをちゃんと知っていたわけです。

今思えば、恥ずかしい話ですでが、実をいえば、ちょっとワクワク楽しかった。何もなかったから言えることです。

被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。

 

 

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