はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

牛乳がダメなのだけれど

2020年09月16日 | 健康

2020/09/16

 

先日の遺伝子検査によると、私は乳糖不耐症でした。

そうなんだろうなとは前から思っていました。牛乳を飲むとしばらくしておなかが張ってきてゴロゴロします。痛みとか下痢はないものの不快感があるため、だんだん牛乳は飲まなくなりました。

乳糖は牛乳や乳製品に含まれている糖で、小腸で産生されるラクターゼという酵素により分解されます。ラクターゼが欠乏していると乳糖を消化吸収できません。

ラクターゼは乳児のときはたくさん持っていますが、離乳後にはラクターゼの量が減少します。

乳糖不耐症は少数派かと思っていたら、なんと、黒人とヒスパニックで80%、アジア人で90%以上が乳糖不耐症だそうです。北西欧系の白人の80~85%は生涯にわたってラクターゼを産生できるそうです。

日本人のほとんどは乳糖不耐症だと考えたほうがよさそうですね。

乳糖不耐症は一定量以上の摂取によって症状が出ます。私の経験では、料理に使う牛乳やチーズをいくつか食べたり、ピザで何切れか食べるくらいなら大丈夫のようです。

ヨーグルトには乳酸桿菌 (Lactobacilli)が産生するラクターゼが天然に含まれているため、ヨーグルトは大丈夫です。良質な蛋白質とカルシウムが摂れるから食べようと思います。

なお、牛乳アレルギーは乳糖不耐症とは別物です。乳糖は消化できても、牛乳中のタンパク質が免疫系によって反応するのですって。

 

 

参考

https://www.msdmanuals.com/ja-jp

 

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