よし坊のあっちこっち

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昭和の足跡(23)花小金井の家

2021年04月13日 | 昭和の足跡
新しい家は小平の花小金井という所にあった。西武線花小金井駅から歩いて15分くらいか。

当初の間取りは、4畳半に6畳と台所トイレに風呂場のスペース。風呂場のスペースといったのは、風呂場を作るつもりでいたが予算の関係だろうか、風呂桶は置いておらず、ただコンクリートの床のみであった。だからそこが裏の勝手口となった。廊下はなく外に濡れ縁が設けられていた。これで一家5人が暮らしていた。

大分たったころ、家を増築することになった。風呂場スペースは床が張られ、裏口への通路に、更に廊下と奥に備え付け二段ベッドの小さな子供部屋が出来た。ベッドは上に妹、下はよし坊と弟が寝た。

そして最後が二階の棟上げである。定かではないが、よし坊が大学生の頃だろう。覚えていることが一つある。二階も含め家のぐるりのペンキをすべて親父が暇を見つけては梯子をかけてコツコツと自分で塗っていたことである。その出来栄えは大したもので、傍を通る人が皆褒めていた。今でいうDIYで、親父はやはりエンジニア気質だったのだ。よし坊はエンジニア気質とは程遠いが、その気質を継いだのは弟だった。

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