よし坊のあっちこっち

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イッツ JAZZ -Take FiveのBrubeck

2012年12月06日 | Jazz
92歳の誕生日を一日前にしてブルーベックが世を去った。

Dave Brubeckと言えばTake Five、Take FiveのBrubeckである。独特のピアノタッチで彼の名前を世に知らしめたTake Fiveは今まで映画やコマーシャル等の色々な場面で使われてきたから、名前を知らなくても曲が流れれば、あぁ あれか、と分かる。

彼の有名なアルバム、”Time Out”は、Blue Rondoから始まり、三番目にこのTake Fiveが入っている。出始めのBlue Rondo a la Turkも一度聴くと印象深いナンバーだ。アルトサックスのポール・デスモンドを思いっきり吹かせるDave Brubeck Quartetのベストアルバムだろう。

先年、アメリカの教育的テレビ番組で、俳優のクリント・イーストウッドがジャズについて語る番組があった。その中で、ブルーベックの家を訪問し音楽的対談をしていた。イーストウッド自身もピアノを嗜む才人で、二人で楽しく弾いていたのが印象的だった。

よし坊の車の中には、いつもTime Outをダビングしたテープが入っている。CDではなくテープだ。これは今から17年前、アメリカに来る時に日本でレコードからテープにダビングして持ってきたもの。当時はまだ音楽カセットテープが全盛だったからだが、今でもこれで聴いている。レコードの傷音などが入っていて、なかなか良いのである。


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