「扉を開ける。カウンターの奥に客が一人。それならと、俺は手前の隅に腰をおろし、おもむろにタバコを銜える。バーテンが火を差し出しながら、何にします?そうだな、今日はアイスティにしてみるか。久しぶりだ。キツメのアイスティが喉を通っていく。」
たまにゃ、こんな感じで飲んでみたい気がする。
アイスティを知ったのは、ニューヨークだった。もう20年以上も前の話だ。日本からの出張組み二人(よし坊とイシダ兄い)とNYの商社マン氏(通称ファッツォ)の3人、日本飯屋でたらふく食べ、2件目のピアノバーでお開きかと思いきや、イシダ兄い、未だ飲み足りないと。ファッツォすかさず3軒目はカウンターのバーへ。さて、イシダ兄い、段々管を巻き始めた。そこでファッツォ、ママに「何とかしちゃってよ」。ママ「アイスティ飲まそうか」。てなことで、ママは早速楽しそうにカクテルを作り出した。いろいろ混ぜ混ぜで、「コレ、クアントローっていうリキュール。これを入れて出来上がり。飲んだら腰から落ちると思うわ」と、酩酊中のイシダ兄いに楽しそうに差し出した。
注目の中、イシダ兄いは、アイスティを美味いといって、半分くらい飲んだところで、見事にストゥールから崩れ落ちた。この時残ったアイスティを始めて賞味したが、なるほど、相当に効く酒だ。ホテルに帰ってバタンキューの有様。
昔から、女の子が気をつけないといけないカクテルに、オレンジジュースにウォッカを混ぜたスクリュードライバーというのがあるが、この比ではないだろう。色は紅茶のアイスティにそっくりだが、内容を聞けば納得である。4大スピリッツのウォッカ、ジン、ライムとテキーラに例のリキュール、クアントローを入れ、コーラで満たせば出来上がり。
いかに女性が強くなったとは言え、オトコが「アイスティ飲んでみない」などと勧めたときはW要注意。
たまにゃ、こんな感じで飲んでみたい気がする。
アイスティを知ったのは、ニューヨークだった。もう20年以上も前の話だ。日本からの出張組み二人(よし坊とイシダ兄い)とNYの商社マン氏(通称ファッツォ)の3人、日本飯屋でたらふく食べ、2件目のピアノバーでお開きかと思いきや、イシダ兄い、未だ飲み足りないと。ファッツォすかさず3軒目はカウンターのバーへ。さて、イシダ兄い、段々管を巻き始めた。そこでファッツォ、ママに「何とかしちゃってよ」。ママ「アイスティ飲まそうか」。てなことで、ママは早速楽しそうにカクテルを作り出した。いろいろ混ぜ混ぜで、「コレ、クアントローっていうリキュール。これを入れて出来上がり。飲んだら腰から落ちると思うわ」と、酩酊中のイシダ兄いに楽しそうに差し出した。
注目の中、イシダ兄いは、アイスティを美味いといって、半分くらい飲んだところで、見事にストゥールから崩れ落ちた。この時残ったアイスティを始めて賞味したが、なるほど、相当に効く酒だ。ホテルに帰ってバタンキューの有様。
昔から、女の子が気をつけないといけないカクテルに、オレンジジュースにウォッカを混ぜたスクリュードライバーというのがあるが、この比ではないだろう。色は紅茶のアイスティにそっくりだが、内容を聞けば納得である。4大スピリッツのウォッカ、ジン、ライムとテキーラに例のリキュール、クアントローを入れ、コーラで満たせば出来上がり。
いかに女性が強くなったとは言え、オトコが「アイスティ飲んでみない」などと勧めたときはW要注意。
電気ブランは「一杯飲めば天国、二杯で地獄、三倍飲んだらあの世行き」だそうですが、この手のカクテルは酒に強くない日本人向きではないですね。
ところで、スクリュードライバって名称は、かなりヤラシイですね、女の子をスクリューするために飲ますってわけか? でも、僕の場合は、僕が先に沈みますね、下手すると。
オギ
懐かしの電気ブラン。そう、あの電気ブランがちょっとだけ洗練されたようなのが、このロングアイランド・アイスティでしょ、おそらく。