よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

車の修理屋さん

2011年08月01日 | アメリカ通信
2000年モデルの4Runnerが、11年目に入り、通算マイレージは21万マイルを超えた。キロで言えば、33万キロを乗っている勘定になる。

アメリカは、日本のバカみたいな車検制度なんかないから、気が楽だ。日本の制度は何と不合理なのだろうと、つくづく思う。どんなに車社会になっても、日本では車は贅沢品に数えられ、どんなに車の性能が進歩しても旧態依然たる時代遅れの法律を当てはめ、庶民は、不必要な過剰車検制度でお金を取られる。これ一つをとっても、システムがすっきりしない。それは、社会全体のシステムの不明朗さを物語っているようで、実に日本は暮らしにくい国のように見える。

オイルチェンジだけは、トヨタのディーラーでやる事にしているのだが、なぜかと言うと、良くも悪くも、ディーラーは必ず修理個所を見つけて指摘してくれる。但し、この指摘を鵜呑みにするのは愚の骨頂というやつで、よし坊はこの指摘をセカンド・オピニョンの為の参考にするのである。

先日も5千マイルでの交換に行った。途中で、二箇所修理する必要があるが、どうするかと聞いてきた。オイル漏れともう一つは聞いた事の無い個所のダメージと言う。全部やれば600ドル掛かるとの事だった。少し考えさせてくれと言って、オイル交換だけで済ませてきた。

さて、前から走行中の車体振動が気になっていたので、ディーラーが言うダメージ個所が本当かどうかをチェックする事も兼ねて、日頃修理に出している日本人修理屋さんに持ち込んだ。
異国の地に居る時、やはり、同国人が居ることは安心感に繋がる。狭い日本人社会と言う事も手伝ってか、やる事が丁寧だ。アドバイスも適切だから信頼感は抜群となる。

車体振動はプロペラシャフトのベアリングが破損しており、前後部のユニットを代える必要があるというので、それを修理してもらうと同時に、全体点検をしてもらった。
結果は、オイル漏れ含め、今緊急に修理する個所は見当たらないとのことで、車体振動の修理だけで済んだのだ。要するに、ディーラーが指摘した個所は緊急的に修理をするような状況ではないという事だった。

このご時世、どのビジネスも売り上げが落ちているから、ちょっとでも兆候があれば、緊急的にやる必要の無い修理でも、急かせてやらせてしまう。こちらは素人だから実態が分からず、ついOKを出してしまい、余計な出費に繋がる。馴染みの修理屋さんとの大きな違いだ。

修理後の試運転をしてみたが、ブレはピタッと止まっていた。久しぶりに気分爽快である。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。