幸いな事に、本日まで何らかの理由で警察などのご厄介になった事が無いので、嫌な体験をしたことはないが、ニュースや事件の真相を書いた本等から見えて来るのは、犯罪者側にいなくても、警察と係わると言う事は、相当厄介な事だと知る。
恐ろしいと感じる事のひとつに冤罪がある。冤罪と言うのはそう簡単に晴らせないことが分かる。それに近いもので、自白を強要されたり、でっち上げ自白でアレヨアレヨという間に塀の中へぶち込まれるケースもある。これとて、シロにするのは並大抵でないらしい。無実の罪で一生を棒に振るなんて耐えられぬ。
警察は正義の味方はずのだから、自白の強要などあろうはずも無いと、我々素人は考えてしまうのだが、実際は相当多いと聞くから、どうも正義の味方ではないらしい。俺は無実なんだから、裁判所が必ず真実を見てくれる、と考えるのも間違いらしい。裁判所は、弁護人と検察の主張を無機質的に裁定するだけの場所なのだ。兎に角、やっていなければ徹底して主張を曲げてはいけないと言う事に尽きそうだ。
アメリカの警察もイロイロとあり、決して綺麗な世界ではない。例えばこんな事件がアトランタであった。ある地区の次期警察トップの選挙があり(そうなんです、アメリカはこういうことも分かりやすい選挙という形でやることがあるのです)、現職と対抗馬の戦いとなるのだが、下馬評は対抗馬が圧倒的有利の状況。投票前日、対抗馬は、現職が雇ったヒットマンにより、自宅前で暗殺された。まるで映画のような話だが事実である。
そんなアメリカだが、一つだけ良い事がある。
取調べ室にはモニターカメラが付いているから、捜査員と容疑者の様子が全て記録され、何か有ればそれが証明してくれる。又、パトカーが交通違反や不審車を止める場合、警官はパトカーを降りる前に、車内のモニターカメラを作動させ、様子を逐一記録する。警官がたまに暴力を振るっているのがばれてニュースにもなる。
何故、日本でこれをやらないのか。モニターが回っていれば変な尋問調書取りは出来まい。こんな有効な手段があるのに、実施しようと言う動きが無いのか、有っても潰されているのか。
ま、警察内部からその様な声が出るはずも無いことは分かる。今まで、画像に耐えられるような取調べをしてきていないのだろうから。
官庁組織が自らの自浄作用で改革をしたりする事は有り得ないとすれば、政治家がやらなければならないのだが、こんなところに目を向けるセンセイはいないのだろう。それにしても、日本というのは、よくよくルールを作れない国だ。
恐ろしいと感じる事のひとつに冤罪がある。冤罪と言うのはそう簡単に晴らせないことが分かる。それに近いもので、自白を強要されたり、でっち上げ自白でアレヨアレヨという間に塀の中へぶち込まれるケースもある。これとて、シロにするのは並大抵でないらしい。無実の罪で一生を棒に振るなんて耐えられぬ。
警察は正義の味方はずのだから、自白の強要などあろうはずも無いと、我々素人は考えてしまうのだが、実際は相当多いと聞くから、どうも正義の味方ではないらしい。俺は無実なんだから、裁判所が必ず真実を見てくれる、と考えるのも間違いらしい。裁判所は、弁護人と検察の主張を無機質的に裁定するだけの場所なのだ。兎に角、やっていなければ徹底して主張を曲げてはいけないと言う事に尽きそうだ。
アメリカの警察もイロイロとあり、決して綺麗な世界ではない。例えばこんな事件がアトランタであった。ある地区の次期警察トップの選挙があり(そうなんです、アメリカはこういうことも分かりやすい選挙という形でやることがあるのです)、現職と対抗馬の戦いとなるのだが、下馬評は対抗馬が圧倒的有利の状況。投票前日、対抗馬は、現職が雇ったヒットマンにより、自宅前で暗殺された。まるで映画のような話だが事実である。
そんなアメリカだが、一つだけ良い事がある。
取調べ室にはモニターカメラが付いているから、捜査員と容疑者の様子が全て記録され、何か有ればそれが証明してくれる。又、パトカーが交通違反や不審車を止める場合、警官はパトカーを降りる前に、車内のモニターカメラを作動させ、様子を逐一記録する。警官がたまに暴力を振るっているのがばれてニュースにもなる。
何故、日本でこれをやらないのか。モニターが回っていれば変な尋問調書取りは出来まい。こんな有効な手段があるのに、実施しようと言う動きが無いのか、有っても潰されているのか。
ま、警察内部からその様な声が出るはずも無いことは分かる。今まで、画像に耐えられるような取調べをしてきていないのだろうから。
官庁組織が自らの自浄作用で改革をしたりする事は有り得ないとすれば、政治家がやらなければならないのだが、こんなところに目を向けるセンセイはいないのだろう。それにしても、日本というのは、よくよくルールを作れない国だ。