福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国の中華風蒸しパン

2020年10月17日 |  〇映画・映画音楽

스윈들러 「ペテン師」  〇〇〇--
(1213)



2020年に公開された社会派のブラックコメディ。

他人をだますことでしか生きていけない1人の男が
主人公。

一時は、悪魔祓いの神父をかたり、多くの人々から
金銭をだまし取っていたが、ついには同業者のエセ牧師に
命を奪われかけるも、九死に一生を得る。

そして懲(こ)りもせず、今度は金融商品を扱う詐欺師
として復活する。

何とも虚無的なコメディであった。


△エセ牧師とエセ神父が同席した会食<映画より>

この映画で印象に残ったのは、中華料理店での会食シーン。

日本の一般的な大衆向け中華料理店ではお目にかかれない
中華風蒸しパン「花巻」(ホアジュアン)が登場して
いたのだ。


△お皿に盛られた中華風蒸しパン<映画より>

韓国語では「꽃빵」(直訳:花パン)と呼ばれ、
고추잡채(チンジャオロース)」とセットで提供
されることの多い蒸しパンである。

「ヲタク」自身、過去、ニ三度しか食べたことのない
蒸しパンではあるが、妙に懐かしくなった。

近い将来、プサンの中華街でまた、チンジャオロースと
いっしょに賞味してみたいものである。



(終わり)