韓国語では、中国の人名(現代人)や地名について
中国語音を尊重した表記が原則になっている。
この件については、これまで当ブログで何度もあつかって
来たし、韓国メディアの日々の中国関連報道を通じ、
「ヲタク」も十分に認識しているつもりだった。
しかし、「톈안먼」などといった奇妙な(?)ハングル表記が
大文字で韓国メディアに踊る様を目の当たりにすると、
まだまだ違和感を感じてしまう。
「톈안먼」(ティエンアンモン)とは「天安門」の中国語音を
尊重した表記。
韓国メディアに接している限り、最近では、「天安門」などの
固有名詞でも、現代人や地名の表記に準ずる形で、
中国語音を尊重した表記が優勢だ。
このことは、例によってネイバーのニュース検索でも
確認できた。
最近1週間の登場頻度を見ると、「톈안먼」(中国語音尊重)は
108件。
一方、「천안문」(韓国語音)はその半分以下の43件。
「시진핑」(シジンピン=習近平)に「보시라이」
(ポシライ=薄熙来)・・・、そして「톈안먼」。
正直、かなり面倒な作業ではあるが、韓国語を学ぶ
以上は、こうした中国関連の韓国語表記を、一つ一つ
正確に学び続けて行くしかない。
(終わり)
■일본 친구 대여, 성업 중…주이용 고객은?
(インタビュー365 10月28日)
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相変わらず「ヲタク」は、ほぼ毎日、ネットを通じて
韓国メディアのニュース記事に目を通している。
何の自慢にもならないが、少なくとも見出し語に限って
言えば、理解できない言葉は、通常、ない。
しかし、冒頭の見出しについては、「주이용」の部分が
にわかには理解できなかったことがシャクにさわり(?)、
ついつい興味も感じない本文に目を通すことになった。
本文を読むと、拍子抜けするくらいにすぐに理解できた。
「주이용」は漢字語で「主利用」。
だから、冒頭の見出し語を漢字・ハングル混じり文で
書けば、
■日本 親旧 貸与、盛業 中...主利用 顧客은?
となる。意味は、
「日本で人気のレンタルフレンド...主な利用客は?」
くらいになるだろうか。
今回の件であらためて思ったことだが、ハングル表記
される韓国式漢字語をなめてはいけない・・・。
(終わり)
■2015년부터 미세먼지 경보제 도입된다
PM2.5注意報、2015年から施行
(連合ニュース 10月24日)
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韓国でも、来年から「PM2.5」注意報が発令される
とのこと。
ただ、「PM2.5」の表現については、一般の理解が
得やすいように、「미세먼지」という表現が当てられて
いる。
この「미세먼지」を無理やり日本語に直訳すれば、
「微細ホコリ」くらいになる。
なお、細かいことを言えば、現在のところ、「PM10」を
「미세먼지」、「PM2.5」には「초(超)」をつけて
「초미세먼지」と表現しているメディア(記事)もある
ので、ちょっとした注意が必要だ。
(終わり)
「アンパンマン」の生みの親、やなせたかし氏が亡くなった。
「アンパンマン」は韓国の子どもたちの間でも人気の
キャラクターなので、氏の訃報は、当然のごとく即座に
韓国メディアでも報じられていた。
△「호빵맨」の検索結果より(ネイバーニュース、10月15日)
ところで、「アンパンマン」は韓国では「호빵맨」と訳されている。
考えて見ればおかしな話である。
韓国語で「호빵」と言えば、日本で言う「アンマン」や「中華まん」に
あたる食べ物だ。
赤ら顔(?)の「アンパンマン」とは似ても似つかぬ真っ白な
食べ物である。
韓国にも日本の「アンパン」、つまり「アンパンマン」に
よく似た「단팥빵」というパンがあるにもかかわらず、なぜ、
「アンパンマン」は韓国で「단팥빵맨」ではなく「호빵맨」に
なったのか?
直訳の「단팥빵맨」では発音もしにくいし、語感が全く
かわいらしくないからなのだろうか?
△「するどい洞察ですね」
(終わり)
韓国語で「시차증(時差症)」、あるいは「시차병(時差病)」と
言えば、日本語ではストレートに「時差ぼけ」と翻訳してよい。
少なくとも「ヲタク」はそう考えている。
しかし、その逆は必ずしも成り立たないようだ。
もしかすると、日本に比べ海外旅行が自由化されてまだ
日の浅い韓国では、「時差ぼけ」なる概念自体が、日本
ほど広く社会に定着していないのかもしれない。
△「そういうオマエに時差ぼけの
経験はあるのか?」
10月14日付けの京郷新聞に掲載された日本語講座に
目を通しながら、ふと思ったことである。
その講座では、下にあるように、日本語の「時差ぼけ」を
わざわざ説明口調で「시차 적응을 못함(時差に適応
できないこと)」と訳してあった。
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■[스쿠스쿠 일본어](975) 시차 적응을 못함
[スクスク日本語](975回) 時差に適応できないこと
(京郷新聞 10月14日)
★「ぼけ」は、「知覚が鈍ること」、または、「しばらくの間、
感覚が元の状態に戻らないこと」などを意味します。
△「オタクさんは、まだ、転勤ボケから
立ち直っていないそうです。うふ」
「え?前の職場を想いながら東野カナですか?」
(終わり)