■나는 공무원이다 「私は公務員だ」 2012年 〇〇〇--
(613)
2012年に公開されたコメディータッチのヒューマンドラマ。
主人公は、ソウルの区役所の生活環境課で苦情処理係をしている
30代の未婚男性。
「感情的になったら負けだ」をモットーに、日々、そつなくマイペースで
仕事をこなし、私生活でも特に不満はない。
しかし、職場の上司が話題にする本や世の中のトレンドばかりを気に
かける同僚たちとの会話に、物足りなさは感じている。
そんな彼の元に、インディーズバンドの練習から出る騒音に関する
苦情が舞い込んでくる。そして、紆余曲折の末、自宅の地下倉庫を
バンドの練習場として提供せざるを得なくなる。
△主人公にベースギター担当を頼み込む3人(映画より)
その後、ほどなくしてバンドからボーカルとギタリストの2人が
脱退してしまい、窮地に追い込まれた残りの3人のメンバーたちが、
彼にベースギターの担当を頼み込む。
ひょんなきっかけで公務員兼ギタリストとなった彼の生活と人生観は、
その後、大きく変わっていくことになる。
出世のチャンスは逃してしまうことになるが、彼の生活には、潤いと
ともに張り合いが生まれる。メンバーの1人の若い女性とも、まんざら
でもない雰囲気だ。
彼らの将来は不明確なまま終わってしまうが、そこそこ退屈せずに
見れた映画だった。
(終わり)
■로드킬 「ロード・キル」 2019年 〇〇〇--
(612)
2019年2月に公開された、ちょいエロ(成人指定)のホラー映画。
卑劣で悪辣な不動産業者の男が開発予定地の山村を舞台に、過去、
死に追い込んだ4人の犠牲者の悪霊からどぎつい復讐を受ける。
△4人の犠牲者の悪霊に追いつめられた男(映画より)
この「どぎつい復讐劇」こそ、韓国映画を構成する一つの重要な
ジャンルである。
△中年女性が手にした鎌(映画より)
今回、悪霊たちが使った凶器は、包丁に斧に鎌に草刈機。
△中年男は草刈機(映画より)
ただ、最後のとどめは…。
ここに書くのは、控えさせてもらおう。
韓国のどぎつい復讐劇映画がクセになってしまいそうで心配な
「ヲタク」である。
(終わり)
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■태양을 쏴라 「太陽を撃て」 2015年 〇〇〇--
(611)
2015年に公開された独立系のノワール映画。
アメリカのロスアンゼルスに不法滞在する韓国人青年が主人公。
正確には、高級車から降りた、片足を引きずる老人が、過去を
回想する形で物語が展開する。
△映画の舞台はコリアタウン(映画より)
主人公は若い頃、ふとしたきっかけでコリアタウンの裏社会に生きる
韓国系のボス(ベトナム戦争経験者)の下で働くようになる。
その後、ボスに囲われていた韓国系のクラブ歌手と恋に落ちる。
そして、2人はボスの金を盗み逃げ出すが、女性はボスに射殺され、
彼にもボスの追手が迫る。しかし、彼は、ボスに決死の反撃を加え、
傷だらけになりながらも生き残る。
△あこがれのオープンカーを手に入れた主人公と友人(映画より)
主要な登場人物は、この3人に、同じく韓国出身の華僑青年を加えた
4人だけ。
劇中の会話はほぼ全て韓国語であり、せっかくアメリカを舞台にして
いながら、アメリカ社会との関わりはほとんど描かれていなかった。
ちなみに、米国国土安全保障省(DHS)が昨年、発表した不法移民の
出身国別推定人数(2015年基準)によれば、韓国は約23万人
(2%)を数え、全体の8位を占めている。
中南米を中心とするアメリカの不法移民全体に占める割合を見れば
微々たる数字だが、約23万人という数だけを見れば、決して小さな
数字とも言えない。
韓国の人口は約5000万なので、その約0.5%、つまり人口1000人
あたり4、5人もの韓国人がアメリカに不法滞在しているという話に
なる。
そういう意味では、アメリカを舞台にした韓国映画がもっと多く
作られても、おかしくはないのかもしれない。
(終わり)
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日韓関係に関心を持つ「ヲタク」は、昨今、常に胸にモヤモヤする
ものを抱えて生活している。
それは、特に日本のメディアで目にし、耳にする韓国の話題が、
狭い特定の話題に偏り過ぎていることに大きな原因がある。
過去、韓国でどんなに対日感情が悪化した時でも、テレビニュースや
新聞報道とは異なり、例えば本屋さんに行けば、日本の漫画や小説、
日本紹介本、日本語の学習書が、相変わらず大きな比重を占めていた。
一方、ある時期の日本の書店では、どこをのぞいても、一番目立つ
場所は、嫌韓・嫌中本の類で溢れかえっていた。
昨今、その書店の状況が日本の新聞やメディア全体にも拡散している
ような気がする。
その一例として、例えば、2月25日夜現在、グーグルニュース検索の
ヒット件数で、「徴用工」「慰安婦」「竹島」の3つのキーワード
(多分に嫌韓のシンボル)が登場する記事数が、「韓国」関連ニュースの
総件数の実に4割を占めている。
一方、韓国のネイバーニュースでは、ほぼ同じ3つのキーワード
(多分に反日のシンボル)が「日本」関連ニュースの総件数に占める
割合は、ほどほどの(?)約1割。
韓国の対日報道にも様々な問題があることは知っているが、昨今の
状況を見る限り、日本の対韓(対北朝鮮、対中国も含め)報道の
方が、より深刻で危険な歪みを抱えていると考えざるを得ない。
日本のメディアは、世界で最多の日本語学習者人口を抱え、子ども
向けのアニメ放送には日本アニメが溢れかえり、さらには、毎年、
日本に対して巨額の赤字(部品・素材・生産設備の輸入など)を
記録し続けている、世界で最も日本をよく知る隣国を、もっと
もっと多面的に報道できないものなのだろうか?
(終わり)
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■국가대표2 「プロミス 氷上の女神たち」 2015年 〇〇〇--
(610)
2003年の青森冬季アジア大会に出場したアイスホッケー女子韓国
代表チームの活躍を題材に、大幅な劇的脚色を加え作られたスポーツ
映画。
粛清を避けるため脱北した元北朝鮮国家代表選手やショートトラック
出身の選手らからなる、急ごしらえの寄せ集めチームが、様々な
困難や衝突を乗り越えつつ、立派な国家代表チームに成長していく。
さらに、青森アジア大会では、脱北選手の妹が北朝鮮チームのエース
として登場し、南北に分かれた姉妹の対決シーンもあった(ここは
映画的脚色)。
△南北チームに分かれた姉妹の対話シーン(映画より)
空港で2人が姉妹の絆を確認するシーン(映画的脚色)では、素直に
目頭が熱くなった。
興行的には振るわなかった映画だが、楽しく見させてもらった。
■여교사 「女教師 シークレット・レッスン」 2017年 〇〇〇--
(609)
2017年に公開された異色の学園サスペンス。
ある私立の男子校で非正規の教師として働く30代の地味な女性が
主人公。演じたのはキム・ハヌル。
△復讐鬼と化す地味な女教師(映画より)
彼女が、大学を出たばかりの若い正規の女教師と生徒の情事を
目撃したばかりに、破滅の道を歩んでしまう物語。
若い女教師は理事長の娘で、近い将来、いっしょにカナダに移住
する予定の婚約者もいる。舞踊家の卵であるイケメンの生徒とは、
遊びで付き合っているだけだった。
彼女は主人公の口を封じるため、自分に夢中になっている生徒を
そそのかし、主人公を上手に誘惑させ、肉体関係を持たせる。
その上で、父親の権力を使い、学校と主人公の契約を打ち切らせる。
△若い女教師の顔に沸騰したお湯をかけ続ける主人公(映画より)
生徒を本気で愛するようになっていた主人公は、全てが仕組まれた
ワナだったことを知り、最後に若い女教師と生徒に復讐する。
ついつい物語の展開に引き込まれてしまった映画だった。
■꿈은 이루어진다 「夢はかなう」 2010年 〇〇〇--
(608)
2010年に公開された異色の社会派コメディ。
時代背景は2002年、サッカーワールドカップ日韓大会が開かれて
いた時期。主人公は、非武装地帯に勤務する北朝鮮人民軍の分隊長。
彼は無類のサッカー好きで、宿舎内で韓国のサッカー放送に夢中に
なってしまう。そのことが原因となり、スパイ行為を疑われた彼は、
最終的に韓国側に逃走(亡命)せざるを得なくなった。
ナンセンスな展開ながら、笑いあり、涙あり、そして緊迫感ありの、
なかなかおもしろい映画であった。
また、北側の登場人物は皆、誇張された(?)北朝鮮風の朝鮮語を
話していたので、その面でいい勉強になった。
(終わり)
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△ネイバー中国語講座2/22の一部
例によってネイバーの中国語講座を通じて、最新とは言えないまでも、
数年前から韓国の若者たちの間で使わている流行語を一つ、学んだ。
만찢남(ネイバー・オープン辞書)
なる奇怪な言葉がそれだ。
言葉の由来と意味は、
「만화를 찢고 나온 듯한 남자」。
(少女漫画を破って飛び出してきたような美男子)
正直、どうでもいい言葉である。
ただ、冒頭で紹介した通り、韓国のこの奇怪な若者言葉が、中国の
韓流ファンの手によって「漫撕男」と中国語に直訳され、中国語の
新語にもなっている、という事実はおもしろい。
日本語に直訳すれば「漫破男」くらいになるのだろうか?
(終わり)
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■뺑반 「ひき逃げ犯罪専門担当班」 2019年 〇----
(607)
2019年1月に公開された異色のカーアクション大作。
180万を超える観客を動員したが、損益分岐点を超えることには
失敗した作品(ネット情報)。
F1レーサー出身の大物事業家は、日ごろから無謀な凶暴運転を
しているサイコパス。
△大がかりな事故シーン(映画より)
彼は、どんな事故を起こしても、逮捕されることはない。
警察の上層部と癒着しているので、防犯カメラなどの映像証拠を
全てもみ消すのだ。
そんな彼を逮捕するため、2人の主人公が大活躍する。
「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だった。
なお、韓国語で言う「뺑소니」とは、日本語の「ひき逃げ」と
イコールではない。
より正確に言えば、「自動車事故を起こし、適切な措置を取らないまま、
現場から逃走すること」を意味している。
(終わり)
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長年にわたる釜山中華街(草梁洞)とのかかわりを通じて、「ヲタク」は
韓国語に加え、中国語とロシア語まで学ぶようになった。
現在、中国語とロシア語の実力は「中級」程度。
書き取り練習が欠かせないレベルである。
そこで、同じ書き取り練習をやるのならば、より効果的に、できれば
楽しくやってみたいと考え、「ヲタク」が目を向けたのがシャープペン。
関心を向けてみると、シャープペンの世界も、なかなか奥が深い。
たかがシャープペン、されどシャープペンである。
そういう「ヲタク」が、つい最近、木で出来た太軸のシャープペンに
出会った。
△木製ペンシルは韓国語でちょっとおしゃれに「우드샤프」
三菱鉛筆のピュアモルト(上記写真左)とパイロットのレグノ(同右)。
値段的にはどちらも800円前後とお手頃。
グリップを握った瞬間に指先に伝わってくる、しっとりとした感触は、
やはり木ならではのものである。
その心地よさは、握ったものにしかわからない。
考えてみれば、悠久の時間を森の中で木とともに生きてきたのが、
私たち人類の祖先だ。
現代人の「ヲタク」が、指先の感触を通じて木に快感を覚え、木に
癒されることがあったとしても、決して不思議な話ではない。
今後は、長年愛用してきたドクターグリップ(パイロット)に加え、
数種のシャープペンで気分転換をはかりつつ、さらに木にも癒され
ながら、一層、陰気に書き取り練習に励んでいきたいものである。
(終わり)
■메이드 인 차이나 「鰻の男」 2015年 〇〇〇--
(606)
2015年公開の社会派映画。
中国のウナギ養殖業者の青年と韓国の食品検査官の女性を主人公に、
食品の安全性や流通をめぐる韓国社会の闇を描いている。
△検査官を演じたのは「ヲタク」も好きなハン・チェア(映画より)
自社のウナギが韓国の安全検査で不合格になったことに腹を立てた
中国人青年が、抗議のため韓国に密航する。
しかし、彼のウナギが水銀に汚染されていたのは事実で、それ
ばかりか、そのウナギを食べている自分も水銀に汚染されている
事実を知り、愕然とする。
さらに驚くべきことには、韓国で廃棄処分を受けたはずの自社の
ウナギが、韓国の暴力組織に横流しされ、韓国産ウナギとして市場に
出回っている事実まで知ることになった。
結局、彼は、自社のウナギの水銀汚染の原因が養殖場近くの工場に
あることを知り、今後はきれいなウナギを養殖し、韓国に輸出する
ことを決意する。
△劇中の中国語にはハングル字幕(映画より)
一方、検査官の女性は、不都合な事実を知ってしまった中国人青年の
命を保証してもらう見返りに、廃棄食品の横流しをめぐる暴力組織
との癒着関係をさらに深めていくことになる。
何とも中途半端な結末である。
△ハン・チェアの最大露出シーン(映画より)
さらに言えば、成人指定の映画であるにも関わらず、女優の肌の
露出は中途半端どころか、極端に少なかった。
ラブシーンを演じたハン・チェアも、ヌードは無理でも下着姿くらいは
当然、見せてもいいシーンで、最大限、腕と肩しか露出しなかった。
△「ヲタク」もがっかりしたハン・チェアのパジャマ姿(映画より)
主演女優の肌の露出という点では、大いに不満の残る映画だった。
(終わり)
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■거미숲「スパイダー・フォレスト 懺悔」 2004年 〇〇〇--
(605)
2004年公開のちょいエロ・ミステリー。
主人公の見る幻覚と現実が複雑に入り交じり、非常にわかりにくい
映画だった。
とりあえず、映画の中での事実関係で言えば、まず、テレビ局の
プロデューサーをしている主人公の男が、飛行機事故で愛妻を失った
衝撃から、精神のバランスをくずしていく。
そういう時、新しく入社してきたアナウンサーの女性と引かれ合い、
恋人関係になる。そして、彼女との未来に新しい希望を見出した彼は、
彼女に求婚する。
△恋人の色っぽい表情は中高年「ヲタク」の胸も射抜いた(映画より)
しかし、彼女は局長の愛人だった。
山奥の山荘での2人の秘め事を確認した主人公は、強い衝動に駆られ、
その場で2人を殺害してしまう。
その事件の直後、山中で自動車事故に会い、殺害にまつわる記憶を
失ってしまった主人公だったが、不思議な幻覚に導かれながら、最後に
記憶を取りもどす。
わかりにくい映画ではあったが、物語の展開自体には、すっかり
引き込まれた。
△恋人役を演じたのはカン・ギョンホン(映画より)
特に、恋人の艶(なま)めかしい官能美は、これまで「ヲタク」が見た
韓国のちょいエロ映画の中でも、群を抜いていた。
その種のシーンの鑑賞に関してはかなり目が肥えているはず(?)の
中高年男も、濡れ場を演じる彼女の表情、特に目、にはゾクッと
きてしまった。
△主人公の愛機はNikon(映画より)
また、映画の本筋とは全く無関係ながら、主人公が使っていた
Nikonのカメラは、ただ単純に、Nikonユーザーの端くれである
「ヲタク」を喜ばせてくれた。
(終わり)
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■인정 사정 볼것 없다 「NOWHERE 情け容赦無し」 1999年
(604) 〇〇〇--
1999年公開のヒット作。
△釜山市中区中央洞の「40階段」(映画より)
雨や夜のシーンが多く、全体的に暗いノワール的な雰囲気の中、
主人公の刑事が一人の殺人犯を粘り強く、泥臭く追い続け、ついに
逮捕にこぎつけるまでの物語。
△映画のオープニングシーンに登場した40階段(映画より)
アン・ソンギやチェ・ジウなど、一世を風靡した大スターが共演した
映画でもある。ちなみにアンは殺人犯の役で、チェはその恋人役。
△殺人犯を演じたのは名優アン・ソンギ(映画より)
この映画の主要なロケ地はプサンなのだが、オープニングの殺人
シーンに登場した中央洞の40階段は、特に印象的だった。
次回のプサン訪問時にでも、久しぶりに40階段周辺を散策して
みたくなった「ヲタク」である。
(終わり)
■그대 이름은 장미 「君の名はチャンミ(薔薇)」 2019年
(603) 〇〇〇--
2019年に公開された独立系映画。
△アメリカ留学後、有望な音楽家に育って母親の元に帰って来た娘(映画より)
シングルマザー母娘の数奇な人生を描いた、笑いあり涙ありの
ヒューマンコメディだ。
それなりに楽しく見れた映画だったが、今回、この映画を見て、
あらためて考えさせられたことがある。
△母親は歌手を目指していた若い頃、2人の男から愛された(映画より)
これは、あくまで「ヲタク」の印象だが、女性が主人公になった
韓国映画には、主人公を愛する全く相異なるタイプの2人の男が
登場するパターンがけっこう多い、ということについてだ。
例えばこの映画の場合、元の恋人の子を誰にも知らせず生み育てる
主人公の女性を、影に日向にいつも近くで見守り、報われない純情を
捧げ続ける一途な男が登場する。
△娘の危機を救った元恋人(右)と一途な純情男(左)<映画より>
親の言いつけで、彼女といやいや別れ、アメリカに留学し、医者に
なった元恋人は、10年以上経っても彼女一人だけを愛し続けており、
再会後は、母娘に惜しみない援助を与える。
あまりにも都合がよすぎはしないか。
△現在、母親が経営する江原道のペンションで2人の男と出会った娘(映画より)
さらに、この映画が、娘まで2人の男から愛される未来を暗示する
ような終わり方をしていた点には、正直、白けてしまった。
もしかすると、こうした映画の数々は、多くの韓国人女性の心の中に
潜む、2人の男に愛されてみたいという、隠れた願望を代弁しているの
かもしれない。
「ヲタク」の考えすぎであろうか?
(終わり)
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■원더풀 라디오 「ワンダフル・ラジオ」 〇〇〇〇-
(602)
2012年、90万を超える観客を動員したヒューマンドラマ。
元アイドル歌手のラジオDJが主人公。
芸能人として危機に陥った彼女が、人間として大きく成長しながら、
歌手として復活し、信頼し合える恋人にも出会う物語。
△主人公を演じたイ・ミンジョン(映画より)
この映画では、「ヲタク」の好きな歌が何曲も流れたが、主人公を
演じたイ・ミンジョンの歌もなかなかよかった。
참 쓰다
머물러 있던 기억은
덤덤하게 불쌍하게
그대 다시 불러오네요
버렸는데 잊었는데
맘을 다 쏟아 사랑을 하고
다 쏟아 상처를 주고
다 쏟아 또 사랑을 하고
그게 참 쓰다 기억이 나니
참 쓰다 내가 미우니
참 쓰다 보고 싶어서
제법 시간이 흘렀는데
어쩌자고 그대네요
다른 사람 품고 있겠죠
그때처럼 우리처럼
맘을 다 쏟아 사랑을 하고
다 쏟아 상처를 주고
다 쏟아 또 사랑을 하고
그게 참 쓰다 기억이 나니
참 쓰다 그가 미우니
참 쓰다 보고 싶어서
별거 아니죠
사는 게 다 그렇죠
맘을 다 쏟아 사랑을 하고
다 쏟아 상처를 주고
다 쏟아 또 사랑을 하고
그게 참 쓰다 기억이 나니
참 쓰다 그가 미우니
참 쓰다 보고 싶어서
불쑥 찾아와 겨를도 없이
찾아와 고운 얘기로
찾아와 내 속을 뒤집고
그게 나쁘다 나쁜 상상에
아프다 아픈 나여서
고프다 보고 싶어서...
(終わり)
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このブログには、主に2005年以降の「ヲタク」の韓国語学習の軌跡が
記録されている。
だから、「ヲタク」が最も熱心に韓国語(朝鮮語)学習に打ち込んだ
時期、つまり1980年代から90年代にかけての話題は、このブログには、
ほとんどない。
「ヲタク」が福岡の地で陰気に韓国語を独学していた頃、最も頼りに
していたのは、紙媒体の辞書であった。
今回、「ヲタク」が所有している韓国語の辞書の中から、大辞典と
中辞典の2冊を紹介する。
「ヲタク」の書き込みに間違いがなければ、大辞典は1986年2月に、
大邱市のデパートで29000ウォンを払って購入している。
中辞典は、1998年12月、プサン宝水洞の本屋さん横丁で購入した
ものだ。
2冊とも、購入にまつわる記憶は一切ないが、たとえ趣味とは言え、
本気で韓国語を習得しようとしていた若かりし日の「ヲタク」の
心意気だけは、中高年になった今でも、しっかり記憶している。
(終わり)
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