△フェリーターミナルとセコマル号
2010年夏のプサン訪問で、「ヲタク」家族が利用したセコマル号。
△ターミナル入口
「ヲタク」が乗船した日、北九州市門司港岸壁にある小さな
ターミナルには客が溢れていた。
△ターミナル内部の様子
「ヲタク」家族以外は、おそらく、全員が韓国人観光客。
△タラップを登る長女
少し心配していたタラップもりっぱなもので、乗船には、特に
問題はなかった。
△エントランスホール
船内も清潔できれいなものだった。
△「ヲタク」と長男が利用した1等船室(男性部屋)
「ヲタク」家族は1等船室を利用したが、ベッドも大きくて快適だった。
また、1等船室を男女別に分けていることも好感が持てた(家族
部屋やデラックスルームなどは別)。
△1等船室の寝台
この船なら、また利用してみようという気になる。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2010年夏の渡韓は、台風4号の対馬海峡接近を強く意識させられ
ながらの航海となった。
門司港からセコマル号に乗って対馬海峡を渡った「ヲタク」は、
途中、船のデッキからおもしろい光景を目にすることにもなった。
△西側の空
セコマル号のデッキから見る西側と東側の空の表情が、全く
異なっていたのだ。
△東側の空
言うまでもなく、西側の空とは、北上する台風4号の目がある
方角の空だ。
・・ ・・ ・・
△西側の空の向こうには台風
ほぼ、同時間に撮った2セットの写真を見比べて見ても、その
コントラストははっきりしている。
△東側の空
さいわい、その日の航海に台風4号の影響はほとんどなく、
海が静かだったことは、ありがたかった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△停泊中のセコマル号は、船尾が対馬海峡を向いている
2010年夏のプサン訪問は、まず関門海峡での一つの感動体験
から始まった。
北九州市門司港に停泊したセコマル号は、船尾を対馬海峡側に
向けて接岸していた。
ということは、釜山港に向け門司港を出港するセコマル号は、
狭い関門海峡の中でUターンし、船首を対馬海峡側に向ける
必要があるのだ。
「ヲタク」は単純に、セコマル号が文字通りUの字を描くように
自力で向きを変え、船首を対馬海峡側に向けるものとばかり
思っていた。
しかし、実際は違った。
△対岸は本州側の下関市
どこからともなく現れた1隻の小さなタグボートが、セコマル号の
船尾をロープで引き始めたのだ。
△関門大橋の写真右手が北九州市
つまり、小さな1隻のタグボートが、対馬海峡側を向いていた
セコマル号の船尾を引っ張り、反対方向の瀬戸内海側に
向け直したのだ。
△向きを変えたセコマル号から門司港を望む
仕事を成し遂げたタグボートは、別れを惜しむかのように、
しばらくセコマル号と並走していた。
△セコマル号の横を並走するタグボート
そして、セコマル号の大きな汽笛が鳴るや、北九州港に向け帰って
行った。
△背景には関門大橋が見える
小さなタグボートが成し遂げた仕事の一部始終を、セコマル号の
デッキから見ていた「ヲタク」は、静かな感動に包まれた。
海の仕事も実に奥が深い。
(終わり)
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△セコマル号の船尾から関門海峡を望む
2010年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は北九州市門司港発の
セコマル号を利用した。
△船上から北九州市をながめる韓国人女性
セコマル号が門司港を出港し、関門海峡を離れ、響灘に
入ろうとする頃だった。
△若松区沖に立ち並ぶ風車が小さく見える
「PILOT」なる文字が大きく書かれた小さなボートが、セコマル号に
横付けしたかと思うと、一人の男性を乗せ遠ざかって行った。
「PILOT」とは、いわゆる水先案内人。
△水先案内人を乗せ北九州港に戻るボート
「水先強制区」に指定されている関門海峡では、海峡を通過する
一定以上の大きさの船に、いわゆる水先案内人(PILOT)の
乗船が義務付けられているのだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△フェリーターミナルとKCブリッジ号(門司港西海岸)
2008年夏の盆前、妻と末っ子がKCブリッジ号(MOJI LINE)に
乗って福岡に帰ってきた。
さて、約3週間ぶりに韓国の釜山から帰国した末っ子だが、
彼女の財布には、たくさんのウォンが詰まっていた。
これには少々驚いた。
△末っ子の財布から出てきたウォン
聞くと、2、3日前、妻の実家でチェサ(韓国式法事)があり、
その時、訪ねて来た親戚の人たちが、末っ子にお小遣いを
くれたのだそうだ。
日本円にして1万円以上の額だ。
家に帰った後もしばらく、「大金」を手に得意げな顔をしていた
末っ子だったが、結局、妻に全て取り上げられてしまった。
(終わり)
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△門司港西海岸
2008年夏の訪韓では、就航したての「MOJI LINE」(門司-プサン
航路)を初めて利用した。
△モジラインのターミナル
ターミナルは外見も内部もずいぶん貧弱だ。
渡船のターミナルと言っても誰も疑わないレベル。海の物とも
山の物とも分からない門司-プサン航路の現実が、こうした施設に
反映しているのだろう。
近くで見るKCブリッジ号は、かなり大きく見えた。ニューカメリア号
(博多)やはまゆう号(下関)に比べずいぶん古い船だが、
まだまだ現役で十分、活躍できそうだ。
備え付けの乗船ゲートがないので、大きな荷物を持った客は少々の
苦労を覚悟しなければならないだろう。ただ、重い荷物は係員の
人たちがちゃんと運び上げてくれるので心配はいらない。
△関門大橋(写真右手が北九州市門司区)
出航までの時間、船のデッキをうろつきながら関門大橋と
下関の海峡ゆめタワーをデジカメに収めてみた。
△海峡ゆめタワー(山口県下関市)
KCブリッジ号の出航は正午。
(終わり)
この夏も「ヲタク」家族は妻の実家のあるプサンを訪れる計画だ。
今回は、新しく航路が開かれた門司港(北九州市)-プサン間を
走るフェリーを利用することになりそうだ。
△モジ・ラインのパンフレットより①
北九州市の近郊に住んでいる「ヲタク」家族にとっては、
博多港より門司港の方が圧倒的に近い。
△モジ・ラインのパンフレットより②
それに、パンフレットを見る限り、ターミナルに隣接する駐車場の
料金は24時間で400円とかなり安い。
△モジ・ラインのパンフレットより③
この夏、利用してみて別段の問題さえなければ、今後しばらくは、
モジ・ラインが「ヲタク」家族愛用のフェリーになりそうだ。
門司ラインの詳細については、東アジア経済交流推進機構の
記事をリンクしておく。
(終わり)