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福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

虎川エレベータの上空

2025年04月05日 |  ┗斜行エレベータ


2025年春のプサン訪問では、釜山鎮区のホチョン(虎川)マウルを
2度、訪れた。

1度目は、傾斜型エレベーターに乗ることが最大の目的だった。そして、
2度目の目的が、エレベーターにも乗りつつ、周辺の街を散策すること
だった。



虎川マウルに隣接する東区の凡一洞を歩きながらエレベーターを見て、
すぐに気づかされたことがあった。



それは、高度で見れば、エレベーターの降り口よりも、さらに高いところに
数棟のノッポな超高層マンションが聳え立っていることだ。

近年のプサンでは、地震の多い国に住むブログ主のような人間からすれば
考えられないような場所(例えば、丘陵の中腹や高台)に聳える高層、
あるいは超高層マンションを、多々、目にするようになった。



この虎川マウル周辺の丘陵地帯が、まさにそういう場所だったのだ。


(終わり)

168エレベーター激写

2025年04月05日 |  ┗斜行エレベータ

△草梁168階段

2025年春のプサン訪問では、2度、草梁洞の168階段エレベーターを訪れた。


△野外上映も行われる「168ザ・デッキ」

2度目は、西大新洞から市内バスでプサン駅前停留所目指して移動する際、
偶然、草梁洞の山腹道路を通る路線のバスに乗ったことがきっかけだった。

途中の草梁山腹道路で下車しない手はない。エレベーターを使い、山腹
道路から平地まで降り、のんびり駅(ホテル)まで歩くことにした。


△この日のスクリーンには、プサン港の景観

2度目の訪問の際は、168階段を徒歩で降りて、階段の中間点付近に
位置する「168 ザ・デッキ」に渡った。エレベーターで2階まで降りて
デッキに渡る方法もあるが、ブログ主は、あえて歩いて降りた。(ちなみに、
1階まではエレベーターを利用。)



ブログ主は、デッキで、しばし、プサン港の景観を楽しみながら、手が
届きそうな距離を上下する傾斜型エレベーターを激写した。



ここでの撮影も、マンネリと言えばマンネリだ。



しかし、よく言えば定点観察。



当ブログに記録している数多くの過去の168階段モノレールの雄姿は、今や
貴重なる歴史の一コマと化してしまった。



先代のモノレールは度重なる故障により撤去された。



新しく敷設された、このエレベーターには、ぜひ、長期にわたる安定的な
運行を期待したいものである。

(終わり)

黒くなったエレベーター

2025年04月03日 |  ┗斜行エレベータ


2025年春のプサン訪問では、滞在2日目と4日目(最終日)の2回、釜山鎮区の
ホチョン(虎川)マウルを訪れ、傾斜型のエレベーターに乗った。



にわかには信じられないことに、2度目に乗ったエレベーターは、外観が
黒くなっていた。



この黒の上に、さらに何か、色を付けたり、虎の絵を描いたりするの
だろうか?

この疑問を解くためだけにも、近い将来、再度、ホチョンマウルを訪問
しなくてはならないだろう。

(終わり)

佐川エレベーター増設

2025年04月03日 |  ┗斜行エレベータ


2025年春のプサン訪問では、東区佐川洞の傾斜型エレベーターを利用する
機会があった。



今回は、高台にある東区図書館からチュンサン(甑山)公園を抜けて、
バス通りまで下りていく途中でお世話になった。



目下、この佐川洞エレベーターでは、3軌道(3台)目の増設工事が始まって
いた。



チュンサン公園(正確には佐川アパート)までの間に残っていた階段部分に、
新たなエレベーターが敷設されるのだ。



旧釜山倭城(参考:ウィキ)の石垣から見れば、真横にあたる位置だ。


△旧釜山倭城の石垣

完成した暁(あかつき)には、必ずや再訪することになるだろう。

(終わり)

西大新洞のエレベーター

2025年03月31日 |  ┗斜行エレベータ


2025年春のプサン訪問では、西区西大新洞の公営駐車場に設置された
垂直型のエレベーターも見学した。



もともとブログ主は、丘陵地の街の斜面に設置されたレールの上を上り下り
するエレベーター方式の車両を、主たる関心の対象にしている。

だから、この通常の垂直型エレベーターについては、実際に訪ねて見学
するかどうか、直前まで迷った。


△エレベーターの下り口

結局、西区の山腹道路とふもとの街をつないでいる、このエレベーターの
役割に着目し、見学することに決めた。

実際、このエレベーターのおかげで、ブログ主は事前に期待していた以上の
西大新洞散策ができた。

(終わり)

恐怖のエレベーター 下

2025年03月30日 |  ┗斜行エレベータ


2025年春、ホチョンマウル(釜山鎮区凡川洞)の傾斜型エレベーターの
見学で、ブログ主が感じた恐怖には、ちゃんとした理由があった。



「崖っぷち」感から来るブログ主の恐怖心は、決して大袈裟なものでは
なく、ブログ主が生き物として抱いた自然な感情だったのだ。



ここに掲載した数枚の写真たちが、そのことを裏付けている。



今回、ホチョンマウルでは、並みの韓国メディアの報道写真以上に説得力の
ある写真が撮れたと自負している。



機会があれば、今度は、もう少し長く滞在しながら、周辺部も含めもっと
多くの事物を見学し、写真に収めたいものだ。

(終わり)

恐怖のエレベーター 上

2025年03月30日 |  ┗斜行エレベータ


2025年春、ブログ主は久しぶりに釜山鎮区凡川洞にあるホチョン(虎川)
マウルを訪ねた。


△写真中央部に小さく写る傾斜型エレベーター

ホチョンマウルも、おそらくはプサン市内の他の急勾配の街と同様、
戦争避難民たちの何としても生き抜かんとする強い意志と人生の深い
哀歓が作り上げた街であるに違いない。


△傾斜型エレベーターの全景が見える

ブログ主は、その急勾配の街に新しくできた、傾斜型のエレベーターを
見学しに行ったのである。



まず、エレベーターの設備に足を運びながら、決して小さくない恐怖を
感じさせられた。



有り体に言えば、ビビってしまったのである。



それくらい傾斜が急だった。



崖っぷち、という表現も決して大げさではない。



ブログ主が高所恐怖症気味だという点を差し引いても、急階段には
感じたことのない恐怖を、エレベーターに感じてしまったのだから、
尋常ではない。


△欄干には「墜落注意!」の文字

このエレベーターの場合、近隣住民の生活福祉の向上に役立つことは、
十分に感じ取れた。



実際、地域の住民らしき韓国人の利用を、何度も目撃した。



さすがに、ここで、ブログ主以外の外国人観光客の姿を目にすることは
なかった。



少なくとも、外国語は一切耳にしなかった。

(終わり)

ヨンジュ洞の魅力アップ

2025年03月30日 |  ┗斜行エレベータ
△山腹道路右手に展望台、左手にエスカレーター乗り場

2025年春のプサン訪問では、チョリャン(草梁)洞の西隣、ヨンジュ
(瀛州)洞の丘陵地エスカレーターも見学した。

△エスカレーター乗り場

歴史のパノラマ展望台のすぐ下を走る山腹道路の脇から、合計で3つの
エレベーターを乗り継ぎながら、一気にふもとの平地まで下って行く
ことができる。


当然、この設備を使えば、ふもとの平地から、難なく高台の上まで身体を
運ぶことができる。


プサン市にある他の類似施設同様、基本は住民福祉を目的に、全て無料で
運行されている。


△この下にさらに2つの垂直型エレベーターが

住民のみならず、観光客の財布にも優しい公共設備なのである。



ブログ主は、今回、これら2つの垂直型と1つの傾斜型の合計3つの
エレベーターからなる、複合的なエレベーター設備を、初めて利用した



もし、プサンを訪れ、プサン駅周辺の街歩きをしたいという人がいれば、
ブログ主は、迷うことなく、草梁洞とヨンジュ洞の複数のエスカレーターを
含めたコースを勧める。


△上中下の中にあたる垂直型エレベーター

あまり疲れることなく、風光明媚なプサン湾を眺めながら、丘陵地に
広がる街の醍醐味を、ゆっくり味わうことができるだろう。


△一番下の垂直型エレベーター

もともと、妻の実家のある草梁洞に深いかかわりと愛着を持つブログ主
ではあるが、プサン駅前の草梁洞まで来たのなら、隣のヨンジュ洞に
足を伸ばさないのはもったいない。


△一番下の垂直型エレベーター

特に、ここに記録した3つのエスカレーター周辺は、実に魅力的である。

(終わり)

復活した168階段

2025年03月30日 |  ┗斜行エレベータ


2025年春、プサン市東区草梁洞では、168階段エレベーターが完成し、
運行が始まっていた。



故障の多かったモノレールが撤去され、新しく傾斜型エレベーターとして
復活を遂げたのだ。



ぜひ、今度のエレベーターには、故障のない安定した運行を期待したい
ものである。



過去の一時期、妻(草梁洞出身の韓国人)の姉家族が、この階段付近に
住んでいたこともあり、ブログ主にとっては、それなりに思い入れの
深い階段だ。



これからも、長くつきあって行くことになるだろう。



さて、今回の初乗車。



車両の形や見た目は、以前のモノレールと、ほとんど変わらない。



ただし、上下移動の際に感じる振動などについては、以前のモノレール
形式に比べ、格段にスムーズになったような気がした。


△エレベーター乗り場(上)

素人考えでも、やはり、急な傾斜地の上下移動については、車輪が動力の
中心になるモノレールよりも、複数のワイヤーを利用するエレベーター
の方が向いているように思われる。



今回、ブログ主は地元の小学生と2人で、このエレベーターを利用した。


△垂直に近い部分もある斜行エレベーター

観光客は、白人(ロシア系?)を含め数名。


△168階段の上から眺める草梁洞

観光スポットとして活況を取り戻すには、もう少し時間が必要なのかも
しれない。

(終わり)

2機のエレベーター

2025年03月30日 |  ┗斜行エレベータ


プサン市西区東大新洞の山腹道路沿いには、2機の垂直式エレベーターが
設置されている。



いずれも道路横の大きな公営駐車に設置されており、それぞれ、山腹道路と
道路下の住宅街をつなげている。



ブログ主は、2025年春のプサン訪問で、初めて見学した。

(終わり)

東大新洞でクールな体験

2025年03月30日 |  ┗斜行エレベータ

△西区東大新洞

2025年春のプサン訪問では、初めて西区東大新洞の吊り下げ式モノレールを
見学した。


民主公園などのある山の尾根を挟み、プサン駅前の草梁洞とは、ちょうど
背中合わせの位置にある坂の街が、東大新洞。


その東大新洞の1本の長い階段に設置されているのが、今回、ブログ主が
足を運んだ吊り下げ式のモノレールだ。

△中間の道路を境に下に1台、上に1台の合計2台が運行中

まるで遊園地の乗り物を思わせるような小さな箱が、階段を上り下り
していた。大人なら一度に2人しか乗れない。


いくら住民優先を謳っていても、実際に地域住民の福祉向上にどれくらい
役に立つのか、はなはだ疑問に感じてしまったが、観光スポットとして
脚光を集めているのは、その日、ブログ主自身が実感した。

印象では、その日の客の半数以上が外国人だった。外国人の中では、
ブログ主を含めアジア系が多かった。


ブログ主は、今回、この箱に、日本の三重県の中学校で英語を教えている
という白人のアメリカ人女性といっしょに乗った。名古屋から飛行機で
ソウルに行き、その後、プサンに来たのだと言っていた。


福岡(正確には山口県下関市)から船でプサンに来たというブログ主に、
本場の英語で「cool(クール)!」なる感嘆詞を連発していた。

シニアのブログ主ではあるが、若いアメリカ人の先生から、面と向かって
「クール!」などと感心されてしまい、何だか、面はゆい気持ちになって
しまった。

おそらく、彼女は、三重県の中学生たちにも「クール!」を連発しているに
違いない。

いずれにしろ、今回の東大新洞では、思いがけずも楽しい経験をさせて
もらった。

(終わり)

168階段は完成間近か?

2024年12月27日 |  ┗斜行エレベータ


2024年冬のプサン訪問でも、草梁168階段エレベーターの工事現場に
足を運んだ。



目下、モノレールから傾斜型エレベーターへの変更工事の真っ最中。



案内板には、工事予定が年明けの2025年1月10日まで、とある。ついに
工事も最終仕上げの段階のようだ。



来年の夏になるか冬になるかはわからないが、ブログ主の次回のプサン
訪問の際には、きっと、新しく生まれ変わった168階段エレベーターに
乗れるはずだ。



楽しみである。



今回のところは、歩いて階段を降りた。



階段を降り切った頃には、ブログ主の両ひざが笑い始めていた。

あらためて書くようなことでもないが、相当な急階段である。


(終わり)

168階段は工事中

2024年07月22日 |  ┗斜行エレベータ


2024年夏のプサン訪問では、工事中の168階段を見学できた。



モノレールの撤去後、目下、新しい傾斜エレベーターを設置するための
工事が行われている。



ただ、中段脇の「168階段デッキ」については、工事が、ほぼ終わっていた。



プサン湾から吹き上がってくる涼しい海風にあたりながら、しばし、
デッキで休憩を取った。



休憩を取りながら眺めるプサン湾の景色も、なかなか乙なものである。



168階段は、その昔、この界隈に妻の姉家族が住んでいた関係もあり、
ブログ主にも、けっこうなじみ深い階段なのだ。



なお、その日も、工事中だと言うのに、中国語を話す3人連れの女性たち
(台湾人?)が、観光に訪れていた。



1日も早く傾斜エレベーターが完成し、ブログ主を含む外国人観光客たちを
楽しませて欲しいものである。

(終わり)

改装中の168階段

2023年12月28日 |  ┗斜行エレベータ


2023年12月下旬のプサン訪問では、草梁洞168階段モノレールの改装工事
現場を訪れた。



現場では作業員たちが火花を飛ばしながら、工事を進めていた。目下、進め
られている工事は、モノレールの撤去作業。


△周辺の観光地化も進んでいる

モノレール形式から傾斜型エレベーターへの作り替えなので、工事も
大がかりなものになる。


△階段を下る観光客

その昔は、草梁生まれ、草梁育ちのブログ主の妻でさえ避けていたという
草梁洞で最も危険だった階段が、今では、見晴らしのいい展望スポット
として、世界中から観光客を集めている。


△階段を登る観光客

来年の6月(完成予定)、より安全な傾斜型エレベーターとして復活した
あかつきには、また多くの国々から観光客が訪れてくることだろう。

ブログ主自身、来年の夏、プサンを訪問する際には、真っ先にここを
訪れようと考えている。

さて、どうなることやら。

(終わり)

瀛州洞の新エレベータ

2023年12月24日 |  ┗斜行エレベータ


2023年冬のプサン訪問では、現在、試験運用中のヨンジュ(瀛州 )洞の
傾斜型エレベーターに乗ることができた。



もちろん、初めてである。



基本、地域住民の福祉のための設備なので、料金は無料。



その点、お隣のチョリャン(草梁)洞をはじめ、他の傾斜地区に設置
されているモノレールやエレベーターと同じだ。



正式稼働となったあかつきには、末永く、地域住民の足を助けて行って
ほしいものである。



外国人観光客に過ぎないブログ主ではあるが、妻の実家が傾斜地の多い
草梁洞にある関係で、傾斜地のモノレールやエレベーターには、深い愛着を
感じている。



これからも、こだわっていきたいと思っている。

(終わり)