ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

クリスマス休暇 2日目

2004年12月23日 | 日記
休暇1日目の昨日は買い物と夜のバレエと洗濯で何となく終ってしまった。
飲み仲間の絵の先生から「24日のイブはどうしてます?僕は予定がないんですけど。」と電話があった。別にイブだからといって何も考えてなかったけど、それでは暇人同士で飲みますかということで明日は彼と我が家で飲み会だ。24日のイブは公共の路面電車もバスも夕方からストップして街が本当に サイレントナイトになってしまうのだ、ここドイツでは。彼はうちまで歩いてくるのかな? M夫婦は予定を変更して本日からブルゴーニュへ行ってイブをムルソーのR氏と過ごし25日に帰ってくるらしい。それで体力が余っていたら26日の飲み会に参加したいと今朝メールが入っていた。えー、それってもしかしたら26日の飲み会に M夫婦の夫がまた参加ってこと?あのお子ちゃま夫がまたうちで傍若無人ぶりを発揮するってこと?あさっては4人で大人の飲み会をしようと思っていたのに。彼が来ないならちょっといいワインを飲もうと思っていたのに。今日はこれからシチュー作りの続きをしなくては。本日は雨模様の曇り空だが気温は10度近くあるみたい。今年はホワイトクリスマスは望めそうにないな。

フランス人記者解放される

2004年12月23日 | ニュース・トピック
昨日からのテレビの大ニュースといえば4ヶ月前にイラクで拉致されたフィガロ紙の記者とラジオかテレビだかのジャーナリストの2人が昨日無事に解放されたことだ。まだ生きていたとは奇跡に近い。ラファラン首相は国会で発表し出席していた政治家から大拍手が起こり、シラク大統領はバカンス先のモロッコからバカンスを中止して自ら空港に出迎えに行った。パリの市役所の前には2人の大きな写真の垂れ幕が飾られ市民が歓迎のために集まっている。フランスではきっと「自己責任」だとかいう議論は起こってないんだろうな。個人やボランティアでイラク入りし拘束された日本人3人とフランスの一流メディアのジャーナリストでは立場が違うかもしれないが、大統領が「国家が責任を持って自国民の人権を守る。」とはっきりいうフランスの国民がうらやましい。行くなといっているのに勝手に行って拉致されたと不快な顔をする首相のいる日本の国民はやっぱりいざというとき国に守ってもらえないんでしょうね。二つの国の拉致された自国民に対するこの対応の違い!北朝鮮に拉致された日本人問題がこんなに長く解決できずにいるのもわかるような気がする。