やわらかい螺旋

徒然なるままに

短歌

2008-01-31 22:58:08 | 短歌
ひとりでも歌い続ける何もかも赦されそうな青空だから

止まり木の青い小鳥はまだ春になりそうもない空に戻れず

くっきりと残り物だと自覚してしまった非常階段の夜

青白く冷えてしまった父の手を握り締めてた雨の日の朝

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