浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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獣どもの街

2006-12-24 20:51:04 | 読書
ジェイムズ・エルロイの「獣どもの街」突然降ってわいた新作。
ひったくるように、手にしてレジへダッシュした。
一気読みするには文体が難解で何回も読み返した。じりじりと焼けるようなパッションに突き動かされ、クライマックスに向かって突進して行く事こそ、生きる意味であると。
そんな信条で生きていく事になんの疑いもないような登場人物たち。
久々のエルロイを堪能できただけでも幸せである。

http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2006-3.htm#ジェィムズ・エルロイ

輝ける闇

2006-12-24 20:40:42 | 読書
大好きな開高健の「輝ける闇」を久々に本棚から引っ張り出して読んだ。というのも実際本屋さんでゆっくり本を選んでいる暇がなくなってきているからなのだ。
しかし、それなりに年を重ねてきた今再びこうした昔読んだ本を引っ張り出してきて読むとまた全然違った感動があるものだ。
折しも夫婦では村上春樹の「グレート・ギャツビー」が話題になった。二人ともだいぶ昔に読んでいるのだが、「意味わかった?」と云うのが正直な感想であったのだ。
今再び手にしたら何かわかってしまったりするのだろうか....

http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2006-3.htm#開高健