横浜映画サークル

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映画『凶悪』残虐性シリーズ(その4-35)尼崎監禁殺人(23)角田美代子の全人生1

2016-07-09 22:58:35 | 映画凶悪・戦争のサイコパス残虐性シリーズ

その4-34)の続き

(J)田美代子の全人生とサイコサイクル

これまでの項目(I‐1)~(I-7)は犠牲となった各家族の側からサイコパス化過程とその実態を分析し、の特徴行動を観たが、ここではまんじゅうサイコパスの側から全人生にわたる逆転欲求の満足化過程、すなわち人生の全サイコサイクルを分析する。『サイコパスは、戦争を繰り返した人類史が生み出した、戦争人類史の犠牲者である』と言う筆者の考え方からこの項でも必要に応じ戦争との関連を述べる。この考え方は後の項「経営とサイコパス」で詳細を述べる。

(J-1)サイコサイクルの基本事項

の分析の前に、基本事項をまとめておく

(a)サイコサイクルをサイコ寄生区分で分析する:略奪寄生残虐寄生

下記表はサイコサイクルをサイコパスの心理、犠牲者のサイコ化プロセス、サイコパスの特徴行動の3側面からまとめたものである。サイコサイクルはこの3側面が一体になっている。この項では特に3番目のサイコパスの特徴行動区分で分析する。サイコパスの特徴行動は健常者に寄生することで生ずるので、特徴行動区分はサイコ寄生区分とする。サイコサイクルはサイコ寄生区分で表現することができる。サイコ寄生区分の取込期、略奪期、残虐期は明確な境目はなく、しばしば入り組んだ状態になるが、まんじゅうサイコパスの特徴行動を把握する重要な概念。サイクルの最後に3側面共通に停滞期がある。停滞期は次のターゲットを探す物色期と密接で、物色期が短い場合は取込期に含める場合がある。「犠牲者のサイコパス化プロセス」をさらに細かく6ステップで分析した内容は本シリーズ(その4-8)「(B)(b)虎谷を取り込んだ松永のアプローチ法」及び(その4-9)「(F)(a)元警察官主也がなぜ小柄な松永に屈し、家族を殺し、自らが殺されることになったのか」参照。

*1:停滞期ではサイコパスの虐待が影を潜めるので犠牲者の呪縛解放が進むが、サイコパスの『空気』が残っているので呪縛解放は弱い。呪縛解放はサイコパスの存在が感じられなくなって初めて本格的に進む。例えばが自殺した後に、サイコパス化した犠牲者マサは、初めて本格的な呪縛解放が進んだ。【旧日本軍の兵士の中には戦後天皇制が大きく変化し戦前の『空気』の実態は無くなったが、「靖国神社」など形式が残ったことや旧日本軍幹部が自衛隊幹部に滑り込んだために『空気』が残り呪縛解放が進まず、太平洋戦争の残虐を肯定する呪縛解放正当化に陥ったものが多数出た。いまだに影響が大きい。本シリーズ(その4-7)「(A)(c)暴力装置(通電)」の後半の太平洋戦争の呪縛解放の説明、及び本シリーズ(4-17)「(H)は橋本久芳を自ら飛び降りさせる:太平洋戦争の特攻に酷似」参照】。停滞期は虐待が影をひそめ、監禁が緩むので犠牲者の逃走がみられる時期。この逃走は犠牲者のサイコ化段階に応じた逃走レベル。

*2サイコパスは健常者に寄生する。寄生することが快感になっている。この快感はサイコパスの精神構造:逆転欲求から生じる。「寄生」の定義は本シリーズ(その4-34)「(d)谷本瑠衣と角のサイコパス融合拡大:平和時の融合拡大の貴重な例」の最後にある『用語解説:「取り込む」と「寄生」「寄生する」』参照

*3:残虐期は健常者の心を破壊する心破壊残虐期と、その後に健常者をサイコパス化してサイコパスと同様に残虐行為をさせるようにするサイコ化残虐期二つに分けられる。

(b)まんじゅうサイコパス、単独サイコパス、反社会性人格障害者の略奪寄生残虐寄生の関係

下記表の上端はまんじゅうサイコパスの健常者への寄生が左から右へ略奪期を経て残虐期に移行する概念を示している。犠牲者からの金品財産などの略奪のために暴力・虐待が徐々に増大する。残虐期ではついに虐待だけが目的になり虐殺に至る。単独サイコパスは略奪期がなく直接虐待期に入る。まんじゅうサイコパスと単独サイコパスの境界は曖昧で、単独サイコパスがまんじゅう化したり、まんじゅうサイコパスが単独化したりする移行がある。まんじゅうサイコパスは単独サイコパスの特性を内包している。反社会性人格障害者は略奪期に相当する金品財産などの略奪と暴力・虐待が一体となった行為をするが、虐待だけを主目的とした残虐期に相当する行為はない。反社会性人格障害者も健常者と同様にまんじゅうサイコパスによりまんじゅうに取り込まれるとサイコパス化し、あたかもサイコパスであるように残虐行為を目的にするようになる。単独サイコパスは残虐期に肉体など物的にぐちゃぐちゃにするが、まんじゅうサイコパスは単独サイコパスの特徴に加え人の心の交流を破壊し、すなわち人間関係をぐちゃぐちゃにした後にまんじゅう構造化するとともにサイコパス化して自分の分身とすることが加わる。サイコパス化とは、健常者が偏桃体機能停止の後に生じる逆転快ドーパミンの脳内産生をする段階に達したことを意味する。 そのドーパミンのためにサイコパスと変わらない行動になる。

(c)まんじゅうサイコパスが残虐に入ったかどうかの指標心破壊残虐期サイコ化

金品財産などを奪い取る略奪期の後に残虐期に入るが、次の(ⅰ)(ⅱ)の指標で残虐期に入ったかどうかを判定する。

(ⅰ)人間関係の破壊(心破壊残虐期:まんじゅうサイコパスの「カラ理由」による親子間など家族間の切り離し強制離婚強制養子縁組強制結婚職業など生活基盤からの切り離しがある。すなわち、人間関係をぐちゃぐちゃにする。犠牲者がロボット化した後の段階。心が破壊される。ロボット化すると犠牲者は自分の意思が希薄で、強制離婚や退職などに強い抵抗は見られない。

(ⅱ)犠牲者間での虐待(サイコ化残虐期):まんじゅうに取り込まれた犠牲者間暴力虐待自殺強要虐殺がある。人間関係の破壊がより一歩進んだ状態で、ぐちゃぐちゃな関係がまんじゅう構造に再構成されて、虐待する側とされる側の階層構造ができている。疑似サイコパス前期または後期が存在する。すなわち犠牲者の一部がサイコ化している。

(d)「サイコパスの戦争」における略奪期残虐期厭戦気分

サイコパスが行う戦争にも略奪期残虐期の区分が生じていることが観察される。後の項「戦時下のサイコパスの特徴行動」で具体的に観る。戦争希求は、まんじゅうサイコパスと単独サイコパスは原理的に同じ程度に強いが、その強さは戦場の残虐期(満足期)のピークを越えると減衰すると考えられる。すなわち戦争で残虐を十分味わうと停滞期に入り戦争希求は減衰し、「厭戦(えんせん)気分(戦争はもう十分だ)」になる。反社会性人格障害者もまんじゅうサイコパスの略奪期(サイコ寄生前期)に相当する略奪欲求(寄生欲求)を持っており、サイコパスと類似の戦争希求があると考えられる。それはサイコパスほど強いものではないと推察されるが本シリーズではサイコパスに集中し詳細分析を割愛する。

(ⅰ)徴兵による人間関係の破壊は心破壊残虐期に相当:「サイコパスの戦争」における徴兵では、一般人や学生や少年少女を強制的に軍隊などに組み込み、家族や職業から切り離し、ロボット化し、また残された家族がバラバラになることに、軍幹部に入り込んだまんじゅうサイコパスは快感を得ていると考えられる。

(ⅱ)兵士間の虐待サイコ化残虐期に相当:「サイコパスの戦争」における軍隊内部の兵士間の虐待や訓練と称する虐待は、兵士のサイコ化をもたらし、軍幹部に入り込んだまんじゅうサイコパスは快感を得ていると考えられる。残虐期のサイコ化した軍幹部や兵士は、外部の敵に対して残虐であると同時に内部に対しても残虐。また、サイコパス軍幹部は取込期や停滞期は残虐でなく、残虐期に残虐になる。

「サイコパスの軍隊」と「健常者の軍隊」:健常者は本来軍隊を必要とせず、「サイコパスの軍隊(サイコパスに寄生された軍隊、まんじゅう構造)」に対応して必要が生ずる。人類史での軍隊の発生についてはいろいろの見解があるが、突き詰めると、こうなるのがサイコパスの分析から生じる結論。健常者の軍隊は健康な安全欲求に基づき、兵士の基本的人権や捕虜の人権を尊重することに抵抗がない。サイコパスの軍隊が逆転欲求に基づき、「サイコ寄生区分」の破壊・略奪・残虐行為を追求するのとは対照的になる。健常者の軍隊もサイコパスの軍隊との戦争で内部のサイコパス特性を持つ兵士の影響で次第にサイコパス化せざるを得ないことが、理論的に考えられる。「サイコパスの軍隊」の戦争は逆転欲求満足を求めているため、終わった後に、健常者には「いったい何のための戦争だったのか」分からない。表面的で深みのない「カラ理由」だけが残る。健常者には「サイコパスはいったい何のために残虐行為をするのか」分からないのと同様。これはサイコパスの逆転欲求を理解して初めて分かる。太平洋戦争旧日本軍は「サイコパスの軍隊」と言える面が強い。「健常者の軍隊」と「サイコパスの軍隊」については後の項「戦時下のサイコパスの特徴行動」及び「経営とサイコパス」でも述べる。戦争映画はこの2つの軍隊の持つ本質を捉えてほしい。

(e)直系と傍系サイコパスまんじゅうの構造的特徴の違い

直系と傍系の定義は本シリーズ(その4-18)「(I)重層サイコパスまんじゅう」の始めに記している。ここでは構造の特徴を述べる。

直系:まんじゅうサイコパスと個人的直接的従属関係基礎にしたまんじゅう構造。サイコパスの『空気』でサイコパス化した個人が外部犠牲者を虐待する。従属者のサイコパス化は疑似サイコパス前期以上に至っている。直系初期とは、従属者が真白前期または後期までの段階を言う。

傍系:まんじゅうサイコパスと集団的間接的従属関係を基礎にしたまんじゅう構造。サイコパスの『空気』でサイコパス化した集団=傍系が外部犠牲者を虐待する、または内部で虐待し合う。傍系内部に疑似サイコパス前期以上に至った従属者がいる。傍系初期とは、傍系内部の犠牲者が真白前期または後期までの段階を言う。

直系も傍系も疑似サイコパス前期の存在でまんじゅうが形成されたと定義している。直系から傍系へ、傍系から直系へ人の移動があり、境目は曖昧。の場合は傍系の中から個人が引き抜かれて直系の構成員になる。逆の直

系から傍系への移動は皆吉家が谷本家へ乗り込むところで見られる。まんじゅうサイコパスの心の交流を破壊する特性は傍系で顕著に出る。直系は「心の交流が破壊された傍系の犠牲者」により作られた

用語:「サイコパス従属者」又は「従属者」:直系または傍系の構成員になった犠牲者のこと。

(ⅰ)単独サイコパスとまんじゅうサイコパスの「暴力装置」と、直系と傍系の関係

単独サイコパスは道具・武器類・監禁小屋などを「暴力装置」(サイコパスが犠牲者に働きかける媒介物の総称)として使う。まんじゅうサイコパスは単独サイコパスの「暴力装置」に人を「暴力装置」として使うことが加わっている。「暴力装置」については本シリーズ(その4-5)「(f)サイコパスまんじゅうの構造」参照。以下の「暴力装置」の特徴はまんじゅうサイコパスにのみに当てはまる。

直系「暴力装置」初期は暴力団関係者(反社会性人格障害者)を金銭で従属させることや性的欲求を満足させて従属させたることが多い。後に直系内部の犠牲者がサイコ化すると、その犠牲者が「暴力装置」として従属しサイコパスの『空気』で虐待の中心になる。マサはこの「暴力装置」になった例。は1997年に安藤みつゑの兄を取り込もうとしたときに若い女性2人を兄宅へ送り込んでおり、サイコパスが利用する反社会性人格障害者は男だけとは限らない

傍系「暴力装置」初期は直系の「暴力装置」がそのまま使われるが、後に傍系内部の犠牲者がサイコ化すると、その犠牲者が「暴力装置」としてサイコパスの『空気』で虐待の中心になる。川村博之はこの「暴力装置」になった例。

直系全体または傍系全体が「暴力装置」として外部犠牲者を虐待することがある。いじめ集団にも直系傍系が生じ、内部で虐待をすることがみられる。

単独サイコパスの直系傍系単独サイコパスはまんじゅう構造を作ることがなく直系も傍系も形成しない。だが、その要素は内在しており行動に特徴が出る。

単独サイコパスの直系的特徴犠牲者を内部に取込虐待、虐殺する:単独監禁サイコパス

単独サイコパスの傍系的特徴出かけて行って外で犠牲者を虐待、虐殺する:単独通り魔サイコパス

両特徴を同時に持つ単独サイコパスがいる。

(J-2)の全人生のサイコサイクル

前項の基本事項を踏まえての全人生のサイコサイクルを分析し、まんじゅうサイコパスがどのような特徴を持つかをあぶりだす。人生を前半10~49歳と後半50歳~63歳の逮捕までに分けて分析する。サイコサイクルの期間や時期の詳細内容を知りたい人は各家族の項目(I‐1)~(I-7)を見てください。

各表などでは文字数を少なくするために下記略字を使うことがある。

意味

真白前期

真白後期

疑似サイコパス前期

疑似サイコパス後期

逃走

捕まる

金品略奪

マンション

略字

疑似前期、又は疑

疑似後期、又は疑

 

意味

暴力装置

サイコパスまんじゅう

直系サイコパスまんじゅう

傍系サイコパスまんじゅう

サイコサイクル

略字

まんじゅう、又は饅頭

直系

傍系

(J-2-1)の前半の人生10~49歳(1958~1997年:40年間)

この間に3回のサイコサイクルがあり、徐々に残虐性を深める大きなサイクルを形成している。3回目でサイコ化残虐期に至り橋本家の母芳子を子供たちに虐殺させた。1回目16年、2回目11年、3回目5年と徐々にサイクル期間は短くなる。以下それぞれの特徴を見る。

(a)10~25歳(1958~73年:16年間)1回目:3家族同時虐待直系と傍系は未分化

この16年間は谷輪家、安藤家、橋本家が一体となって逆転欲求の虐待対象になっている。1966年には安藤みつゑが退職させられ200万円の借金を負わされており、略奪期に入っている。1971年、23歳の時に3家族とも子を親から切り離し心破壊残虐期の要素を示している。3家族は下記表の通りそれぞれ特徴が異なるが、その異なる3家族がほぼ同時期に同様の虐待を受けている。にとって、家族の違いはどうでもいいことで、3家族を同時に虐待する相乗効果として興奮・快感を得ていることが分かる。このことはまた、「虐待は、犠牲者側の条件ではなく、サイコパス側のサイコサイクルの条件で進行する」ことを示す。このことはいじめ問題に共通する。「いじめは犠牲者側の問題ではなく、いじめる側の問題である」ことを示す。この時期のの「暴力装置」は反社会性人格障害の少年や暴力団関係者と考えられるが、の母方の叔父の後ろ盾があったと筆者は捉えている。10代の角だけでこの虐待はできない。犠牲者が入居し監禁状態になった長屋は角の母の所有であった。母方の叔父はより18歳年上でと類似のトラブルメーカとして近所で評判、の“悪友”と言われた(まとめサイト「角田美代子の叔父」参照)

3家族と離別の子

と知り合うきっかけ

家族構成

子が家族から切り離された状況

谷輪家:美子

家族3人が長屋に間借り。(間借りのきっかけは不明)

両親と一人っ子 (きょうだがいた情報がないので)

を残し両親が長屋から出る形で切り離された。

安藤家:みつゑ

の兄と交際し知り合う

両親と5人きょうだい。3女

みつゑが長屋入居で切り離された

橋本家:次郎

長女の勤め先の客が

両親と3人きょうだい。末っ子

次郎を角田姓にする形で切り離された

(ⅰ)1回目のサイコサイクル:下記表は3家族についてサイコ寄生区分で示した。人生最初のサイコサイクルでゆっくりと16年の長期にわたるサイクルになっている。表で「サイコ寄生」欄の右「暴」は「暴力装置」のことで、「暴少年」とは反社会性人格障害の粗暴な少年、「暴力団風の男たち」は暴力団員の可能性が高い。まんじゅうサイコパスは例11「女子高生コンクリート詰め殺人事件」のサイコパス小倉護や例12「映画『凶悪』原作のサイコパス三上静男のように暴力団と親和性がある。も同様。1973年に橋本一家が全員長屋から脱出したが、これはが停滞期に入り、残虐性が影を潜めて、監禁が緩んだためと思われる。

の状況

谷輪家 

安藤家 みつゑ

橋本家4人

西暦

サイコ寄生

直系初期へ

直系初期へ

傍系初期へ

58

10

1回目サイクル16年

取込期 7年

暴少年

の長屋に一家が入居

63頃

15

会う。交際相手の妹が

64

16

長女が勤務先でと会う

65-70

17-22

略奪 6年

暴力団風男たち

は中学時代(17-20歳)に従属(の中学友人談)

66退職。67就職200万円借金。67-70激しい虐待と金銭奪。

65長屋入居

監禁6年

67-72監禁状態。激しい虐待。給料奪

71

23

心破壊残虐期 2年

残して両親長屋出。71-72親元へ逃走レベル2

家族からはなされの長屋監禁状態

次郎一時角田姓家族分離。芳子と長女は

72

24

捕まる。売春強要

(虐待橋本家に集中)

73

25

停滞期 1年

角の残虐性が影をひそめ、反社会性人格障害の粗暴性だけが目立つ時期と推察

73橋本一家長屋脱出

(ⅱ)は人生最初のサイコサイクルの犠牲者を一生逃がさない:極度に執念深いストーカー

(その4-36)へ続く。

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