横浜映画サークル

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映画『凶悪』残虐性シリーズ(その4-69)警察のサイコ対策と治療体制5

2016-07-09 23:02:10 | 映画凶悪・戦争のサイコパス残虐性シリーズ

(その4-68)の続き。

ⅱ)中間サイコに対する警察対応策と中間構造解体手順

① 中間サイコに対する警察対応策

下記表にあるべき警察の対応の要点をまとめている。饅頭サイコと同様サイコ㌟の段階に応じて対処する。中間構造は饅頭サイコのサイコ㌟が圧縮した状態になっている。饅頭サイコの寄生区分の略奪寄生と残虐寄生の境がなく一体化し、略奪期と残虐期の境があいまいで、ほぼ一体化している。饅頭サイコとの比較が分かりやすいように饅頭サイコだけに対応するサイコ㌟の欄を右から2,3列目に「なし」として記述している

 

中間サイコのサイコ㌟の段階別対処策

サイコ㌟区分

懐柔期

懐柔/豹変繰返し

満足期

なし

なし

停滞期

サイコ寄生区分

(特徴行動㌟区分)

サイコ寄生略奪・残虐寄生

明確な残虐寄生期ない

寄生対象消滅

取込期

甘い言葉とカラ理由で離さない

略奪・残虐期    金品財産子供女性、あらゆるものを奪いとる。心の破壊とロボット化、及び肉体などあらゆる物的な破壊

明確な残虐期はない。略奪期と一体している

空虚期

破壊しつくした後の空虚

サイコ犯罪区分

前兆捜査  前兆軽犯罪

本格残虐犯罪   (犠牲者ロボット化、自殺強要*2

疑似サイコ化はない

犯罪行為空白

あるべき警察の対応の要点

犠牲者が出る前のこの時期にサイコを特定し、治療へ導くのが最善策*1

サイコと反社会障害者と混同しないように、サイコを特定。中間構造を把握し、解体する。サイコを治療へ、犠牲者を呪縛解放へ導く*2

なし

なし

虐待が収まったように見えるが、再発するので、その前に逮捕*3

*1前兆捜査で、少なくても軽犯罪の段階で中間サイコを特定することは饅頭サイコと同様に重要なこと。前項「ⅰ)饅頭サイコに対する警察対応策と饅頭構造解体手順」の表の注*1と同様の処置になる。

*2:サイコは暴力装置となる仲間を周囲にはべらし、仲間は反社会障害者でないこともある。前項「ⅰ)饅頭サイコに対する警察対応策と饅頭構造解体手順」の表の注*2を参照。中間構造は饅頭構造に類似した集団で犠牲者を虐待しているが、違いは、中間サイコは饅頭サイコのように見ているだけと言うことがなく、常に自身が虐待に何らかの参画をしている。犠牲者を真白後期にまで至らしめ、言いなりになった状態で盛んに自殺を強要するところに特徴が出る。饅頭サイコも犠牲者に自殺を強要するが主要な虐待でなく、中間サイコは虐待の主要な行為になっている。

*3:停滞期は饅頭サイコと同様になり前項「ⅰ)饅頭サイコに対する警察対応策と饅頭構造解体手順」の表の注*4参照

②中間構造の解体手順

ここでは饅頭構造と同様、前兆軽犯罪本格犯罪に至った段階について述べる。その前の前兆捜査段階についての対応は前項「(ⅰ)判定3形態(前兆捜査、前兆犯罪、逃走者証言)別の対応策」の表注*1参照。中間構造を構成するそれぞれについて以下のとおり対応する。

中間サイコ自身への対応:二次判定承認後逮捕令状で逮捕しサイコ治療院へ

饅頭サイコと同様。

暴力装置となった犠牲者への対応:逮捕後呪縛解放と反社会性人格障害者救済プログラムへ

饅頭サイコと同様

・饅頭の皮になった内部犠牲者への対応:サイコ化段階に応じた呪縛解放プログラム

饅頭サイコの真白前期、真白後期と同様に対処。疑似サイコ前期と疑似サイコ後期に至った犠牲者は中間構造にはいない。

・虐待を受けている外部犠牲者への対応:一刻も早く救出の手を打つ

饅頭サイコと同様

ⅲ)単独サイコに対する警察対応策

下記表にあるべき警察の対応の要点をまとめている。他の類型と同様サイコ㌟の段階に応じて対処する。サイコ㌟は懐柔取込期と満足期と停滞期の3つしかなく中間サイコよりさらに圧縮された状態になっている。略奪期がほとんどなく、直ぐに本格残虐犯罪の満足期に入る。すなわち犠牲者に懐柔と豹変を繰り返す時期がほとんどなく、豹変した時には本格残虐行為をすぐに行う。単独サイコも犠牲者を監禁することがあるが、他の類型のような犠牲者のサイコ化は行わず、物理的に衰弱させ、虐殺し、解体するためだけの逆転生存欲求(ただ殺す)と逆転認知欲求(どうなるか、どうなっているか観察するように殺す)に基づく監禁になる。表では饅頭サイコ、中間サイコとの比較が分かりやすいようにサイコ㌟の対応欄右から2,3,4,5列目は「なし」として記述している

 

単独サイコのサイコ㌟の段階別対処策

サイコ㌟区分

懐柔取込期

満足期

なし

なし

なし

なし

停滞期

サイコ寄生区分  (特徴行動区分)

サイコ寄生残虐寄生

略奪寄生なし

なし

寄生対象消滅

取込期       甘い言葉で接近する

残虐期     肉体など物的な破壊

略奪期なし

なし

空虚期       破壊しつくした後の空虚

サイコ犯罪区分

前兆捜査      前兆犯罪

本格残虐犯罪  対象は誰でもいい

犠牲者のサイコ化求めない

なし

犯罪行為減少

あるべき警察の対応の要点

犠牲者が出る前のこの時期にサイコを特定し、治療へ導くのが最善策*1

サイコを特定し治療へ犠牲者を救出*2

なし

なし

なし

なし

虐待が収まったように見えるが、再発するので、その前に逮捕*3

*1前兆捜査で、少なくても軽犯罪の段階で単独サイコを特定することは饅頭サイコ、中間サイコと同様の重要なこと。前項「ⅰ)饅頭サイコに対する警察対応策と饅頭構造解体手順」の表の注*1と同様の処置になる。前兆捜査段階についての対応は饅頭サイコ、中間サイコと同様に前項「(ⅰ)判定3形態(前兆捜査、前兆犯罪、逃走者証言)別の対応策」の表注*1参照

*2:構成する人は単独サイコと犠牲者だけ:暴力装置に相当する人はいない内部犠牲者もいないので外部犠牲者だけになる。単独サイコは逮捕し治療処置へ、犠牲者は救出し、必要があれば呪縛解放プログラムを適用する

*3:停滞期は饅頭サイコ、中間サイコと同様で、前項「①饅頭サイコパスに対する警察対応策と饅頭構造解体手順」の表の注*4参照

(I-3)その他の注意事項

(ⅰ)健康な警察官や教師が陥りやすい誤り:説得できると思う勘違いと警察を恐れるという勘違い

これまで事件の具体例の中で述べているが、健康な警察官や教師が陥りやすい誤りを再びまとめておく。

相手が健常者である場合には有効な、説得という方法は、サイコには有効でない。例13北九州監禁事件では、話せばわかると思い直談判に行った元警察官緒方主也がサイコ松永に取り込まれて虐殺され、例14尼崎監禁殺人事件では、同じように直談判に行った谷本隆がサイコに取り込まれて虐殺された。

警察官(以下警官)がサイコに「犠牲者が虐待を止めてほしいと相談に来たぞ、虐待はやめろ」とサイコに話したとしても、「警察に相談したことがばれて」さらに陰湿に虐待を受け、二度と相談に来なくなる。警官は相談に来なくなったので虐待がなくなったと勘違いする。警官の最も陥りやすい誤りは「警官が乗り出したぞ」と示せばサイコが恐れいいって虐待を止めると勘違いすることである。もし虐待が止まったとしても一時的で、サイコは、ほとぼりが冷めるまでじっと待ち、再び虐待を始めるだけのこと。

サイコ一次判定を行い、サイコ周囲の状況から、サイコであることを察知して手を打たなければならない。サイコに分からないように二次判定を行い、サイコ病患者として対応しなければならない。警察が乗り出したことをサイコに察知されれば、巧妙に虐待を隠し、1年でも2年でもじっとして次のチャンスを待つ、きわめてたちが悪い、生まれながらの根っからの犯罪者であることを知らなければならない。また、停滞期には自分はおかしい、何とか人を殺すことを止めたいと思うサイコがいることも知っておく必要がある。

警官が陥りやすい誤りは一般の人も陥りやすく松永型サイコパスのように知能水準が高い場合、サイコを説得しようとして逆にサイコに利用されてしまう場合がある。一般的にはサイコ本人を説得することは不可能だと言うことを理解しなければならない。説得と言う形式をとれないことがこの病気の根深さである。

以下理解しやすいように率直な言い回しで表現することをご了承願いたい

サイコを理解していない間抜けな警官がサイコと接触すれば犠牲者にさらにひどい虐待が待っている。ダメ教師がいじめの主犯サイコに「いじめを行ってはいけません」と言うバカな対応するのと同じ。言って聞くようなサイコはいない。賢いサイコは言われた時だけ分かったように振舞うだけ。

サイコを直ちに犠牲者から物理的に切り離し、接触しないように処置を取り、サイコ病対策を行わなければならない。サイコは状況を読み、停滞期には健常者と変わらないことを理解し、徐々に逆転欲求(虐待)がエスカレートすることをのような饅頭タイプの場合は金品を奪う(略奪期)から虐待が主体(残虐期)へと変化し、自分では行わず他者に虐待をやらせることを理解しなければならない。例13北九州監禁殺人事件松永のようなスポーツ万能、小学生時代はオール5の成績優秀で弁論大会では上級生を負かすサイコに対しても、「君は病気だと言えなければならない

サイコの残虐行為が、健常者には何が何だかわからないために警察も、教育現場も、本質に迫ることなく自己弁護の対応で終わっているのが現状。これを何とかしなければ。

(ⅱ)サイコの治療の注意:集団治療法逆効果になるので行ってはならない

この治療の注意は一般の人がサイコを理解する参考になるので記述する。集団治療法はサイコに対しては逆効果なので絶対に行ってはならない。集団治療法で他の人がどんなにつらいかという話にサイコは同情することはなく、もっとつらい思いをさせるにはどうしたらいいかを学習し、実行を決意させてしまう。サイコの欲求は健常者と全く逆になっていることを理解しなければならない。サイコには個別治療以外にない。しかも長期になり、一生治らないかもしれない。治ったふりをするので特に、偏桃体機能が回復しているかどうかを判定する脳神経活動解析装置が必要になる。サイコに対する集団治療の誤りはM.ストーンが指摘している。

映画『アメリカン・サイコ』(日本公開2001、米国、監督メアリー・ハロン):この映画はサイコが自分を何とかしたいと思っていることをよく表している。「サイコの駆け込み寺」は自分を何とかしたいと思うサイコのために必要であることを示す映画でもある。

主人公はハーバード・ビジネス・スクールを出てニューヨークウォール街の投資会社副社長のエリート、松永型サイコと言える。下画像左である。下画像中は自宅に招いた友人がソファーに座っている後ろから斧で襲う場面。血が飛んで服に掛からないよう簡易雨具を着ている。斧を使うのは名古屋大女子学生が2014/ 12/7に自宅に招いた森外茂子(もりともこ)さんを殺害するときに似ている。

主人公は何人も殺害し、女性の頭部を冷蔵庫に保存した。頭部はサイコにとって逆転快報酬系ドーパミンを繰り返し味合わしてくれる「宝物」になる。『アメリカン・サイコ』はサイコの心理をよく表している。主人公は何人も殺した後に、停滞期に入った状態を示し、フィアンセの女性に「殺すのを止められないんだ」「我慢できずに何人も殺した」と別れを切り出す。このままではフィアンセも殺してしまう。元名古屋大女子学生は裁判の被告人質問で「今も人を殺したいと思うことが1日に5、6回、多いときは10回以上ある」と、弁護士や検察官を殺したいと思うこともあると述べた。また「人を殺さない自分になる方法を探したい」とも述べた。実際に刑務所の中で他の受刑者を殺すサイコパスがいる(M.ストーン)。映画『アメリカン・サイコ』の主人公と元名古屋大女子学生はとても似た心理状態。名古屋大女子学生については後の項「平和時のサイコパスの特徴行動:まとめ」でも述べる。

下画像右上は終盤の主人公で殺人を止められない自分に悩む姿。画像右中は主人公のノートに書かれている残虐場面の絵【サイコパスは記録を残す】。画像右下は感情を失った状態と言える主人公の表情。主人公はクリスチャン・ベールが好演をしている。クリスチャン・ベールの演技に対する姿勢は本ブログの「三国連太郎、船越英二、俳優のプロ根性。海外も調べてみました」を参照。

画像出典中:★映画レビューとかのブログ★『アメリカン・サイコ』(90点)①あらすじ。https://ameblo.jp/beatifulmonster2/entry-11535348349.html (閲覧2017/12/1)。画像出典右:American psychohttps://www.pinterest.jp/joshplayszelda/american-psycho/ (閲覧2017/12/1)。画像出典左:FlixChatter Film Blog Let's Chat Movies!https://flixchatter.net/2015/01/ (閲覧2017/12/1)

映画『アメリカン・サイコ』の終盤サイコ犯罪を無かったことにする人々で終わる。残虐殺人は妄想だったとする終わり方。サイコに対する健常者の心理として、重要な場面展開。健常者にはサイコの残虐行為が理解できず、サイコ犯罪はなかったことにする心理が働く。本シリーズではサイコの残虐実態を、映画を通しながら明らかにして、映画でその実態と対策を表現することを求めている。サイコは残虐で健常者には理解できないため無かったことにするのは、サイコ犯罪とその源となる戦争をいつまでも繰り返させることになる。無かったことにするのでなく、実態を把握して、サイコがなぜそのような行為をするのかを解明し、対策を考えることが重要なこと。下記はサイコ犯罪を無かったことにする2例。

1、南京大虐殺:太平洋戦争時に中国の当時の首都南京へ攻め込んだ日本軍が大量虐殺をした事件。日本人がそんな残虐行為をするはずがないとして、「南京大虐殺(戦時サイコ犯罪)を無かったことにする人々」が今もいる。

2、旧日本軍731部隊の京大医学部資料館展示撤去:2014/2月に完成した資料館に展示されていた旧日本軍731部隊関係資料が開館してしばらくして撤去された。731部隊長石井四郎は京大医学部出身だった。石井は松永型サイコと言える面が強い。資料館展示撤去は「731部隊の残虐行為(戦時サイコ犯罪)を無かったことにする人々」がいることを示す。南京大虐殺と731部隊については後の項「戦時下のサイコパスの特徴行動」で述べる。

(j)この項のおわりに

この項で述べている対策は警察関係以外でもサイコ対策の基礎知識として役立つはずである。社会がほんのわずかの割合のサイコに振り回されることがなく、人を信頼する本来の人間関係を作り上げる武器の一つにしてほしいと筆者は願っている。この項の始で述べたが再び述べる「サイコパスについては先天的や後天的や優秀な人もいるなどいろいろの解釈があるが、肝心なことは解釈することでなく、サイコ犯罪に対処し、解決することである」。逆に言えば、対処でき、解決できることでその解釈が正しいことが証明される。サイコ犯罪に対処・解決できない解釈は意味がない。この項で述べたことがサイコ対策の実践に少しでも役に立てば、筆者はこの上ない幸せなことである。

以下(その4-70)「5)平和時のサイコパスの特徴行動:まとめ」へ続く。

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座間事件の解説を! (grifone7)
2018-03-16 21:30:21
トラブルに巻き込まれ、対峙した者が話合い常識の通じない相手で、冷酷に脅しをかけてきて、まるでサスペンス映画の様なホラー体験をしトラウマになりました。脅して言いなりにしようとしてきます。強い意志をもち、弁護士雇って対決しました。
終わるまで想い気分でした。
闘いの途中にサイコパスではないか?とひらめきネットで調べたらあまりにも当てはまる部分が多く、サイコパス研究をするようになり、当サイトに辿り着き目から鱗の連続です。サイコパス的映画もいろいろ観ましたし、北九州や池田の事件も調べました。その4があまりにもページ数が多く今をみて呼んでいますが、まだ最初の方です。
読破するつもりでいます。そして社会はどうしてサイコパスの研究をもっと真剣にしようとしないのかもどかしさを常に感じています。

サイコパス研究家の学者を巻き込み警察の知性のあるメンバーで対処部門をつくり、検事や裁判官ももっと学ぶべきです。
でないと、定期的に酷い事件が起こり、悲惨な末路の被害者がでて、加害者側も被害者側も親族の人生がぼろぼろになります。

座間事件が起こったときは、ほら見たことか!と思いました。警察のサイコパス研究が進化していても防げなかったかもしれませんが、SNS上で危険ワードで取り締まりが出来た可能性はあります。

座間事件をこのサイトで是非詳細解説してほしいです。その方が検索キーワードで引っかかってきてここを知る人が増えると思いますので。

それにしても、座間事件の白石容疑者をどうしてマスコミはサイコパスと認知しないのでしょう?
思い切ってサイコパスである!として、サイコパスとは?ということを世間に広めた方が、被害者は減ると思います。

私は対人していてる人がいくら愛想がよくても、その人に連続で感じる違和感があったら、”性善説”で受け流すことはしない!と心に決めました。
被害に遭う前は、だんだん違和感を感じだして周囲に相談もちかけていましたが、周囲は”ちょっと変わっているけど、悪い奴ではない!”と楽観的な意見でした。 でも有るとき豹変したのです。
時既に遅しで、まんじゅう型にある程度なっていました。疑似サイコパス化してしまって救えなかった者と、救えたけど洗脳の後遺症(軽度)が残った者がおります。平常心に戻るまでに何ヶ月もかかったと思います。
社会常識が幼かったり、心が弱い(気が弱い)と首謀者の弁論と時より見せるサディスティックな一面で恐怖支配し、思考停止状態に持ち込むのです。

あと、こちらの目や表情を凄く良く診ています。
目線の合わせ方が独特です。(自信満々。下から眺めあげるような目線)

勝ち組サイコパスになろうとしているけど、幼稚な部分が多々有り、このまま行けば”御用!”でしょうが、学習して進化する可能性もあり、その場合、もっと恐ろしい存在になり、もっと酷い事をするやもしれません。今は自由の身なのできっとターゲット(騙される者)はこの先もつぎつぎと生じるはずで
それを自分の力で防止できないのはもどかしさを感じています。我々では縁を切る、離れるという防御で精一杯です。 悪事を証明できる証拠を揃え、こちらから告訴しない限り相手をやりこめませんが、重罪でないと執行猶予や数年の刑期で出てきて仕返しをされるのがオチなので、なかなかこっちから攻めにはいけません。やは防御が精一杯です。
返信する
Grifone7さん、読んでいただきありがとうございます (筆者)
2018-03-19 22:44:36
Grifone7さん、自らのご経験からの貴重なご意見ありがとうございます。

座間事件について
次の項「平和時のサイコパスの特徴行動:まとめ」で最近のサイコ犯罪の例を記述し、サイコの理解を深めてもらおうと現在原稿を作成中です。最近の多数の例の一つとして座間事件を取り上げます。要点だけで詳細とはいきませんが、宜しければご覧ください。事件名は『神奈川座間SNS:9人バラバラ事件』にしようと思っています。あと1週間程度で原稿ができると思います。

ご意見に基づき少し考えてみました。まんじゅうサイコパスに取り込まれていく時に個人としてどう対処するか。

Grifone7さんのように、基本はこの人はまんじゅうサイコパスだと認識することだと思います。まんじゅうサイコが懐柔・豹変を繰り返して、健常者を取り込んで、サイコ化していくことを事前の知識として持っていれば、Grifone7さんのように「こいつ豹変したな」と冷静に考えることができて、逃げだすタイミングや距離を置く方法を考えたりできる可能性が大きくなります。『賢いサイコパス』はそれでも逃がさない工夫をしてきますので簡単ではありません。

もう一つ重要な点は、圧倒的多数は健常者で、サイコパスはほんの少数であることです。サイコパスは饅頭構造の閉鎖環境を作り暴力や脅しなどにより逃げられなくしますが、圧倒的多数の周囲の人が取り込まれた犠牲者と会話や交流を持つようにして、閉鎖環境でなくしてしまうことです。閉鎖環境でなくなれば饅頭構造は弱体化。このためには周囲の圧倒的多数が計画的に行動する必要があり、個人で対処してはサイコパスにやり込められてうまくいかないだけでなく、その勇気ある個人が標的になり犠牲者に転化してしまいます。このためにも圧倒的多数の人の協力がとても重要になります。饅頭構造の2倍以上の健常者が周りにいて、リーダーがいればおそらく可能性があると思います。少数のサイコを多数の健常者で取り囲み残虐行為を封じる、これが、大変困難ですが当面可能性がある方法ではないかと思います。警察が役に立たず、狡猾で仕返しもある、難しい対処になりますが、犠牲者を救出するのには今のところこの方法ぐらいしか思いつかない。

現状は周囲の人は饅頭構造に取り込まれては大変と思い距離を置くことが多いので、閉鎖環境がより閉鎖的になり饅頭構造がしっかりとしたものになり、犠牲者のサイコ化が進み、虐待がさらにひどくなり、サイコのやりたい放題になってしまいます。Grifone7さんが「離れるという防御で精一杯」と、離れることができたのは運が良かったのではないかとさえ思います。
健常者は圧倒的多数でありながらバラバラの状態ではサイコパスに対処できないので、周囲の人をまとめるリーダーが必要になります。サイコ対策室は、サイコ対策マニュアルのなかで饅頭構造に遭遇した場合に庶民の中にこのようなリーダーの選出とその役割、サイコ対策室と警察の連携、を明確にする必要があると思っています。いずれにしても圧倒的多数である健常者が、サイコパスとはどのような人かを理解していることがが大前提です。

企業内など組織内でも饅頭構造対処は同様のことですが、もしGrifone7さんが企業の幹部であれば人事で対処するのも消極的ですが一つの方法です。サイコも労働者の一人で解雇はできませんが、企業内に閉鎖的ないじめ構造(中間サイコ)や饅頭構造(饅頭サイコ)を作っていることを察知した場合に人事異動を行うことで比較的簡単にその構造を解体することができ、犠牲者の発生を防ぐことができます。
学校のいじめ集団も同様にサイコを転校させるなどで対処可能です。犠牲者が出る前に手を打つことが重要ですが、職権乱用にならないよう、サイコの判定が重要になります。
以上です。



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