ほぼ週二 横浜の山の中通信

人と異なる視点から見る

皇室の嫁姑問題

2019年11月07日 | 天皇家の話

上皇后と皇后、あるいは皇后と皇太子妃(現在は皇太子妃はいない)の嫁姑問題は時々メディアで報じられているけど、実態はよくわからない。良くもなく悪くもない、離れずくっつかず、の普通の関係かもしれない。だけど、立場上なるべく波風を立てないようにしても、どこかで意見の食い違いが出て来る。

 

現在は上皇后の美智子さんが皇太子妃の頃、昭和天皇の皇后との不仲というか、嫁姑問題が伝えられていた。衆人環視での目撃情報があるので、事実なんでしょう。今度は、その美智子さんと現皇后の雅子さんの嫁姑問題も伝えられているけど、実際はよくわからない。時代は巡るというか、嫁姑問題は誰にも起きること。

 

我が家でも、私の母と父方のお祖母さんは10年ほど同居していたので、いろいろあったようだ。母親はお祖母さんの悪口を言わないが、お祖母さんの話題になると微妙な空気になる。私が45歳のころ、母親は私を連れて映画館(昔は歩いていける距離に映画館があった、昼間でも満員でした)によく行った(記憶がある)けど、今から思うとお祖母さんと喧嘩した後だったのかもしれないと思っている(確かめる勇気はない)。

 

皇室の女性の皆さんは出自が違うので、話が合わないだろうな。昭和天皇の皇后は元公家の出身、美智子さんは金持ちの会社経営者の令嬢(元公家の立場から言うと金持ちでも「平民」)、雅子さんも平民だけど美智子さんほど金持ちではない公務員(外交官)の娘。あまりに出身が違うので、考え方が違うし、話が合うわけがない。

 

平民の大金持ちの旧家に嫁ぐと大変ですが、平民ではない金持ちの旧家(天皇家のこと)に嫁ぐとさらに大変。若い女の子はこんな窮屈な場所に入りたくないのでみんな逃げる。具体的に言うと、ただ一人の若い皇族である秋篠宮の息子の(将来の)嫁さんはメチャメチャ大変。窮屈なうえに、男子を生めという有言・無言の圧力を受け続けるけど、本人はどうしようもない。(あと20年もたつと、人工授精で男子を生むことになるかもしれない)

 

こんな精神的にムチャクチャ苦痛な立場にすすんで落ちる若い女の子がいるのかなあ? いっそ、天皇制なんて自然消滅したほうが本人たちにとっては幸せかも。合意が難しい問題は、誰も火中の栗を拾わずにどん詰まりまで来てしまうのが日本人の特技。それが良い方向へ行く場合もあるし、最悪の結果をもたらす場合もある。

 

話は変わるが、秋篠宮の息子を見ていると、将来野心を持たないか?と危ない感じがする。人を見る目ないと自覚している一平民の感想です。

 

2019.11.07




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