アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

おばさん

2016年08月29日 11時40分39秒 | Weblog
「佐川光晴」の「おれのおばさん」という本を読んだ




サラッと流し読みした感じでは



(主人公と叔母さんの心温まる話だろうな)と思ってたんだけど



読んでみたらビックリ






主人公は、中学1年生の男の子



お父さんは、銀行の副店長



お母さんは専業主婦







でも、お父さんが愛人を作って、マンションを買ってやった




そのために、会社から3千5百万円を横領して




愛人に1千万やって、残りの2千5百万で株を買って儲けるつもりだった



ところがリーマンショックで大損してしまった



愛人に「金を返してくれ」



と言って断られた



それがバレて、警察に捕まった





で、主人公の中学生は北海道に居る「お母さんのお姉さん」のやってる施設に行く





ここまでが「初めのシーン」



こっからドンドン話が進んでいく



面白かった~






前に「椿鬼奴」(女芸人)が、テレビで言ってた



「今は、6畳1間でお母さんと二人暮らしだけど



前は、けっこう金持ちで、大きな家に住んでたんです



でもね・・・・親父が株でやっちまったんですよ」





・・・・・そうか、やっちまったか




どっちも「信用取引」だったんだろうなぁ



と妙に納得した