週末はハイカーで込み合う岩湧山だが、みんなが引き上げた夕方に歩いた。
鳥の声、風の音を聞きながら ゆっくりと歩くことが出来た。
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山頂付近には誰もいない。山焼きの後萱の新芽も大きくなった。
西の空は夕日で赤い。
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関空方面は 赤く霞んでいる。右手の背の高い建物はゲートタワー。
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よく見ると 臨空パパラの観覧車も微かに見える。
淡路島や明石海峡大橋は今日は全然見えない。
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山頂付近にも
登山道にも鳴子百合がそこら中に咲いている。
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山焼きの焼け跡には、沢山の雄蛇苺。
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これも焼け跡の地縛り。夕暮れに黄色の花はよく目立つ。
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笹百合の蕾も大分膨らんだ。どうか盗掘されませんように。
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岩湧山で出合った「笹百合おじさん」は 笹百合の球根を自宅で増やして、
岩湧山やダイヤモンドトレイルに植えて歩いている。
私もそのお手伝いをしているが、我が家の庭で栽培している笹百合と
比べて 森の野生の笹百合は 勢いが違う。とても逞しい。
「笹百合おじさん」は「8年経てば球根は大きく増えるからそれから山に
植えて歩いてね」と言って 球根を私に渡されたが、果たしてそれまで
私が 生きていればいいのだが。
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四株咲いている珍しいこの花も 「四人静か」とは言わずに
やはり「二人静か」と言うのだろうか。
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チャルメル草は花も終わり、種子が出来ている。
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夕闇に白く目立つ スイカズラの花。
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藪手毬(やぶでまり)の白い花も 夕暮れに浮かび上がる。
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真っ白い銀竜草が 暗い落ち葉の間から顔を出す。
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登山道脇には、苗代苺も咲いている。
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山から下りると、野茨(のいばら)や、
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蛇結茨(じゃけついばら)が満開だ。
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大紅空木も咲き出した。
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林道の脇には 紫爪草が群生していた。
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雨の日や、夕暮れ時は 静かにゆっくりと景色を楽しみながら
のんびりと歩けるのがいい。たまに猪に出くわすが、じっとしていると
向こうから立ち去ってくれる。
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