アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

今年の冬の雪景色のまとめ その1 世界遺産大峰奥駈道ほか

2013-05-11 17:42:49 | 冬景色
2013年も4月末になっても、寒い日が続き北海道や東北では

毎日吹雪が続いているそうだ。ゴールデンウイーク中に21名もの方が
命を落とされたとか。合掌。

しかし今年はもう車のスタッドレスタイヤを履き替えたし もう雪の世界へ

行くことは無いだろうから この冬の雪景色をまとめてみた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

世界遺産大峰奥駈道の雪景色 山上ヶ岳(1719m) 2013年2月24日

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


洞川温泉から上り始めて、奥駈道に出た。洞辻茶屋は凄い雪。

茶屋は もちろん冬はお休みだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


奥駈道を一人でラッセルしながら、陀羅尼輔茶屋に着いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


もうこれ以上一人ラッセルは出来ないので引き返す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


後から登ってきた元気のいい青年たちに、茶屋で出会う。事情を説明すると
快くラッセルを引き受けてくれたので、お願いして引き返し再び進む。

しかしその青年たちも 氷の斜面のトラバースが出来ずに引き返してきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


続いて登ってきたおじさんと、二人で交互にラッセルして進む。

もうすぐトラバースは終わりだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


時々青空が覗くが 依然として雪は降り続く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


やがて「西の覗き」が見えてきた。

断崖絶壁の上の行場だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そして宿坊群も見えてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


宿坊の中を通り抜ける。もちろん営業再開は5月からだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


やっと山門到着。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


もちろん境内には誰もいない。雪は降り続く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


大峰山寺本堂の扉が開くのは、五月だ。お参りしてから下山しよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


さあ下山しよう。登りは5時間近くかかったけど、下りは1時間半で帰着。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

女人禁制の山上ヶ岳の隣の山 

女人山上ヶ岳と呼ばれる「稲村ヶ岳」(1726m)の残雪 2013年3月19日

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


山のふもとは蝶が飛び花が咲き春だが 山上辻はこの雪だ。

ここが山上ヶ岳への分岐だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


このあたりから 残雪が急に多くなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


急斜面のトラバース中、雪庇が崩れ滑落する。運よく木に引っかかり

助かった。必死に這い上がる。赤いのは私のピッケルで一休み中。

雪の壁に蹴り込んだアイゼンの歯で体重を支えている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


やっと這い上がり、たまたま後続の人が来て、引っ張りあげてくれた。

滑落した トラバース斜面をじっくり観察する。

後続の人は一歩一歩慎重だ。下にもトラバース跡が見える。

下の方が少し安全のようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


二度目のトラバースで成功し、なんとか山頂到着。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


先月登った雪だらけの山上ヶ岳は、すぐ隣だ。

かなり雪が溶けたようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大山の雪 3月15日

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


6合目付近で写真を撮る人

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


8合目付近でようやく弥山が見え出した。もうすぐ木道だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


弥山から剣が峰を望む。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


剣が峰から弥山を振り返る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


下山中に 目の前に広がる日本海。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2012年12月19日の雪の大山

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


雪が深くて6合目まで、たまたま行き会った人と二人で交代でラッセル

しながら進んだが 力尽きて退却。これ以上は道も不明で危険だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


元谷方面は吹雪で全く見えない。ホワイトアウトになる前に早く下山しよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー











大山寺界隈は 除雪が間に合わない。

下山して帰ろうとする頃 除雪が始まった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アイスバーンの道を走る牛乳配達の人。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




アイスバーン状態の大山道路をゆっくり下山する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー