怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

同意

2005-03-13 18:48:24 | 教育
http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2005_03.htm#07_01
NTS教育研究ニュースより
THE 義務教育ブログさんのコメント
http://blog.livedoor.jp/gimukyoiku/archives/16231335.html
に激しく同意。
そして、下のコメントのいいたいことの一例としてあげておきたい。
流行り廃りや一部の業界の意見をとりいれることだけに終止することは、
教育の普遍性の度合いを低下させるのだといっておきたい。
めちゃくちゃな道理なき道を歩もうというのか・・・。
今こそ教育に周知の目を向けてほしい。
そんな想いでいっぱいだ。

心配ごと

2005-03-13 12:21:20 | 教育
毎日教育ニュースより
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20050311k0000e010030000c.html
性教育全国調査、4月から実施を表明

まあ、やってと発言したことがあるので、評価したい。
この際だから、しっかり調査して、いいものはいいととらえ、
一般化がはかれる教育ができる環境を整えてほしいものだ。
(中山文科省大臣の言動や小泉総理の言動を考えると、心配はあるが・・・)

ただ、この記事の後半の記述で、教育の目安箱のようなものを設置するらしいことをいっている。
アンケートやテストなどの調査も有効に生かしてほしいが、
少人数習熟度の国立研究所の成果発表のように、偏重のあるとらえかたをされるとこまる。
ましてや、その収集時点で偏りがあるであろう「発言の収集」である。
一層気をつけて、科学的な視点をもって、公正に利用してほしいものだと思う。

Macをつかっている

2005-03-13 11:46:49 | 戯言
もう10年以上Macがマイマシンだ。
惚れ込んだのはSEを触った時。(初めてのマイマシンはLC475だが)
あのマシンの小振りなかわいさとGUIの使いやすさと優しさにあふれたデザインには本当に衝撃をうけた。
当時、Windowsは当然なく、(あったにしても実用的でないもの)MS-DOSが全盛の時代。
CUIのコマンドだらけ、キー入力だらけのインターフェイスは利用していたし、
N88BasicやCなどにも触れる機会があったが、ものにはならなかった。
正直、今でもプログラムは手数が多く必要でできたらいいなとは思うが、好きではない。
MacのHyper Cardはホントお世話になった。

今、四代目のマシンをつかっているが、カミさんのマシンもいれると、6台のMacがうち所有である。
Macに食べさせてもらったこともある。
NetでMacを通じた仲間ができたこともある。
本当に自分でも異常に好きだ。

Windowsは3.1の時に、ああ、Macになりたいのね。と思った。
IBMはオープンアーキテクチャーを採用し、偉いと思う。
Macは最新技術と独自路線のバランスがよい会社だが、PCIーbusでは負けた。
Winに負けたわけではない。IBMが偉大だった。
98の時、ああ、不安定なのね。95とたいして違わないじゃん。
Mac使ってると、使いにくさがよくわかる。と思った。
Meを(個人的に)職場で使う事が多くなり、なんて不安定で使えないマシンかと思った。
(未だにWin業界で大不評のものでしょう?)
XPになった、ようやく少々個性がだせたね。と思った。
MacはOSXになり、PPCの進化とあいまって、Windowsには、また追い付けないものになった。
東芝は嫌い。デザインだけんでなく、Gシリーズのように、名前までパクるから。
Dynabookは本来Macフェローのアラン・ケイ氏のつくった言葉。この時点で東芝は最悪だと思う。
私の職場関係は企業ではないので、ネットワークを管理したり、PCを管理したりが不得意だ。
ウィルス混入の話はしょっちゅうある。
私はMacなので、ほとんど無縁である。
将来今のWinがあるわけではないのに、小学校からWinじゃないとダメという人がいる。
頭がおかしいんじゃないかな?
私のクラスは古いMacが数台あり、学校のWinと混在しても、混乱はしない。
子どもとはそういうものだし、情報教育は、本来、マシンに依存しない。

特色ある教育

2005-03-13 02:31:42 | 教育
asahi.comの教育ニュース
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200503110511.html
小学生の英語、親の7割「必修に」 教員は5割が反対
をネタにしてみたい。

「特色ある教育」という言葉を見たり聞いたりした人はどの程度いるのだろう。
一般的には品川区を皮切りに越境でなく、学校選択制を導入する自治体は増えている。
本来、そういった競争意識は不似合いな公教育なのだが、流行りの「企業の論理」なのだろうか、「競争原理」の利用なのだろうか、そういった方向をよしとする論が強調されているように思う。
まあ、いつものことで、根拠なしか根拠ねつ造、よくて根拠不足の状態の改革の一環だと考えている。

そんな中で「特色ある学校」「特色ある教育」である。

例えば、最近よくありがちなのが、「基礎基本の充実を、朝自習や宿題の増強ではかる」とか、「朝読書推進で読む力と落ち着いた学校生活」とか、いや、調べたわけではないが、あるのじゃないかなと疑ってしまう。
(まあ、実際、私の知るいくつかの学校がこれだったするのはホントなのだが・・・)

一方、来年度下火化しそうな総合的な学習の時間(うらみがましく、正式名でいつもいってしまう)のパソコン教育とか、環境教育とか、福祉・ボランティア教育などは、その学校の一時期特色としてとらえられ、喧伝されたと思う。
流行りすたりがあるていどあるのが現行教育システムでもある。

が、である。
「小学校の英語教育」はどうだろうか。

>保護者の7割が小学校での英語の必修化を望んでいるのに対し、
>教員の半数以上が必修化すべきでない
>必修にすべきだと答えた保護者がその理由として挙げたのは、
>「早くから英語に親しませておいた方が抵抗感がなくなる」が最も多く、83.6%いた。

保護者の希望は凄まじいと表現したい。
学校を地域の英会話学校として利用したいということだろうか・・・。
早くから親しませるということは、どの程度の英語教育を求めているのだろうか。
ましてや、中学校に入ってから、何か有利に働くとでも思っているとしたら、自分達の受けて来た英語教育や日本の進学における英語テストの状況を思い出して欲しいものだと思う。
私は他の多くの教員と同じで、小学校の英語教育のシステム化や導入は反対である。
ましてや、総合的な学習の時間でかじる程度の英語や英会話学校にまるなげの英語教育は現在の学校教育をゆくゆくは崩壊するきっかけにもなりうると思っている。
(そんなもの今の先生には手に負えないということを明らかにしてしまうことであるからだ。=もちろん隠すなんて意味はもうとうないが。)
今の小学校の先生に英語教育なんて手に負えないし、親もそれはのぞまないのでは?
(すぐにネイティブを!とかいいだすんじゃない?)
邪推云々は抜きにしても、現行教育にはめ込むにはハードルはいくつもあることは見えるだろう。

>一方、必修とすべきでない理由で最も多く挙がったのは保護者、教員とも
>「他の教科をしっかり学ぶべきだ」で、いずれも7割近い人が指摘した。

一方で基礎基本をうたいながら、新規異種であるか発展的内容にあたる英語教育や国際理解教育を保護者の要望(流行り)だけで安易に導入した時、目に見える先にすでに崩壊があると思う。
ましてや文科省がやれば、また現場へ丸投げってことになり、また真面目な教員が過労死するのだ。

以前いた学校で、わが校の「特色ある教育」として、将来なんにもならない環境や福祉教育でなく、親受けもいい国際理解教育に切り替えて、予算をもらって英語教育をやろうなんて話がでた。
その学校では、真面目にやっていたが、総合的な学習の時間は決して素晴らしい回転をしていたわけでなく、環境も福祉も実績はそこそこいえる程度だった。
さらに、一番の特色は総合的な学習の時間ではなく、特別活動だった(少なくとも私はそう思った)。
しかし、それでは予算をとれないことはわかりきっていたし、親受け的には地味な印象を与えるだけとの判断から強調されることはなかった。(直接当時の校長とこの話をして、そう考えたので、根拠がないわけではない)
救いは、当時、学校内で研究していたことは適度にアピールできる背景をもった内容だったので、そのことも含めて学校の特色とした。
(もちろん学校の特色はそれだけではないが、他校との差別化としての意味である)
周囲は障害児学級新設や英語教育などを取り入れていく中、そこはそんなことに目をやる余裕はなかった。
地道さの必要な地域だったし、そういう学校であることを必要とされる学校だったと思う。
学校選択制になれば、立地条件と歴史・伝統にたよるしかないようにも思えた。
目新しいことをいろいろ言う人はいるが、教育を本当に大事にするという視点は、全ての学校にOnly OneでないNo.1の特色を期待する中ではどうかと考えてしまう。
公立は地域に下支えしてもらうことで特色を持ち、生かせるようなシステムになることは理想でしかないのだろうか。
そんなやりきれない気持ちにもなる。

>文科省の調査では、何らかの形で英語活動を行う公立小学校は、約9割にのぼっている。
>しかし、授業時間や内容は学校ごとに大きなばらつきがあるのが現状だ。

「ばらつき」が当然で、限界である。
そこを予算的にてこ入れしたとしたら・・・。

チューンナップに耐えられる車と耐えられない車。