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一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

TOEIC対策 リスニング応用編

2007-08-20 10:34:29 |  ビジネス英語・TOEIC

   TOEICスコア~試されるのは、英語力だけじゃない!?(3) 


               TOEIC対策 リスニング応用編
   パート3・パート4には、読解力とビジネス知識も重要
     
                           Bits and Bobs by Yuko Hattori
                                     TOEIC、ビジネス翻訳講師


新TOEICになってリスニングのパート3はかなり形式が変わりました。


以前のパート3は、パート2の Question & Responseより少し長いと感じる程度の会話が40問で、どちらかというと、パート2に近い問題でした。



しかし、新しいパート3は明らかに最も難しい、最後のパート4に近い問題になっています。


ナチュラルスピードで1分くらいの会話を10種類聞き、各会話につき3問の設問、計30問に答えます。


1分でおよそ140~150ワード話しますから、その程度の分量の会話を聞くことになります。


読解に出てくるビジネスレターくらいの長さを想像すると良いでしょう。



会話が長くなったので話している内容も当然ながら複雑になっています。
本当のビジネスの場面で交わされそうな会話になった、といっても良いでしょう。


リスニング100問中、パート1とパート2は、合わせて40問。
パート3が30問、パート4が30問ですから、難易度が高い、このパート3と4でしっかり得点しなければTOEICで高スコアをとることができなくなりました。



一見、難しくなった!と思いがちですが、きちんと学習すれば、正解しやすい内容になっています。


一つの会話が長くなって以前に比べてじっくり取り組めるので、テスト特有の「ブツ切れの会話を次々と聞いていく」イメージがかなり払拭されていて、むやみな聞き落としをせずに済みそうです。


 


たとえば、同僚とランチの約束をしていたのにいけなくてあやまっている場面からスタート。朝、突然、会議の予定が入り、長引いたのが理由だと話す。


それに対して同僚が「気にしないでいいよ」と言って会話が終わるのではなく、そのあと、会話がさらに朝の会議の内容にうつっていく・・・


というように日常起こりそうな自然な会話です。



会話のペアは、同僚どうし、上司と部下、顧客と店員、会社員とクライアント、夫婦などで、テーマは会議、出張、スケジュール、買い物、クレーム対応など。また、建築やデザイン、契約、マーケティングなど仕事の内容を話すものも必ずあるので、ビジネス全般の浅い知識も必要です。


単純にリスニングが出来ても、ビジネス分野に弱いと、かなり難しいと感じるものもあるでしょう。やみくもにリスニング対策をするのではなく、ビジネス分野に絞った、速読も含めたトレーニングが効果的です。



1分でおよそ140~150ワードを聞くというのは、耳で聞く練習ばかりするのではなく、読む練習が効果を発揮します。


ビジネス会話に出てくる語彙に慣れておくことはもちろん、速読練習をすることで、リスニングのスピードもアップします。


会話がナチュラルスピードで理解できなければ、文字で同じものを読む。そして読むスピードをアップしていくことで、同じようなパターンの会話なら早いスピードで聞いても内容を理解できるようになっていきます。



パート4は以前とさほど変わりませんが、問題数は増えました。
150ワード前後のスピーチなどを聞いて設問3問に答える問題が10題、計30問です。


スピーチ、アナウンスメント、店舗の留守電メッセージ、顧客からの留守電録音メッセージ、講演者の紹介、観光地や展示館などでのガイドの案内などです。


パート3のスピーチ版なので、パート3対策をしていれば、パート4はそれほど難しくは感じません。話者が1人なので、2人で話すパート3より逆に状況把握がしやすくなります。


ただし、パート3と同じく、ビジネス分野にある程度慣れ親しんでいる必要があります。


料理の話でも、料理学校への勧誘やキッチン製品の販売促進のトークであったり、ごく一般的な金融の話、販売キャンペーン、保険や年金など総務関連の説明、経営者のトークで財務関連の用語や数値が出てくるもの、契約や入札など、一般紙のビジネス関連記事の内容くらいは日本語でも慣れ親しんでおくくらいでないと、英語だけ、というわけにはいきません。


そういう意味では、より実践に近いビジネスコミュニケーション力を測る内容に近づきました。英語はあくまでツールだということです。


こういった内容は、リーディングの読解問題とも重複するので、これらを不得意と感じる人は、リーディングでのビジネス語彙や文章の基礎力を身につけていくのが早道でしょう。


パート3やパート4では、センテンスの長さがかなり長くなります。パート1や2では、10ワード程度のリスニングができればよかったのですが、ここでは長いものだと30ワードくらいのセンテンスも登場します。


関係詞や接続詞を使った重文や複文はもちろん、前置詞を巧みにつかった副詞句、形容詞句など、聞いていて文章の構造が見えるようなら、リスニングは非常に楽になります。


また、両パートには各出題に設問が3問ずつ出されていますが、その設問をさっと見てすぐに意味がわかる読解力が求められます。


リスニングの問題といえど、その場で突然聞いた会話やトークにしっかり自分の頭をチューニングするためには、設問の先読みは欠かせません。
聞かれる設問を見ておくと、どんな内容の会話で何を聞かなければいけないのかが分かるので、とても聞きやすくなるのです。


これは、試験テクニックにはなりますが、実際のビジネスでもこのような要領の良さは仕事を進めていく上で必要でしょう。情報処理力の高さも得点になるのです。



このように、リスニングといえど、総合力が試されるパートだということを踏まえた学習方法が必要です。


では、お話してきたパート3とパート4の学習方法を最後にまとめておきます。



●長い会話、長いトークのリスニング力アップには、実はリーディングが効果的
 リーディング訓練でリーディングスピードがアップすれば、リスニング力も伸びる


●TOEIC対策問題集などで、パート3やパート4の問題を繰り返し解き、難しいときには、リスニングだけにこだわらず、スクリプトを見て読解練習をしよう。


●TOEICに出題されるようなビジネストピックに慣れていることが必要。
 ビジネス情報の処理スピードを上げるためには、一般新聞の経済面など企業に関連する記事くらいは目を通し、日本語でも日ごろから内容に慣れ親しんでおきたい。



次回は、9月1日、リーディング編の予定です。


 


 



TOEIC対策 リスニング基礎編

2007-08-01 09:53:21 |  ビジネス英語・TOEIC

  TOEICスコア~試されるのは、英語力だけじゃない!?(2) 


   TOEIC対策 リスニング基礎編
   パート1・パート2対策で、ごく簡単な英会話力が身につきます。
                           Bits and Bobs by Yuko Hattori
                                     TOEIC、ビジネス翻訳講師
   


新TOEICでは、つまらない文法知識を問う問題は減りましたが、全体として少し問題の難易度が高まりました。リスニングセクション、リーディングセクションともにそうですが、リスニングでは、特にパート3の会話、リーディングでは長文読解の難易度が高まっています。


最終的にTOEICで高得点をとるためには、全セクションの克服が必要ですが、
今回は、初中級レベルの人に特に効果が高い、パート1・パート2対策と
英語の基礎力(特に会話力)アップについてお話します。



  ★★ まずは、リスニングのパート1・パート2で高正解率を目指す ★★



◆パート1
      パート1は、絵を見ながら、


    The woman is ordering her meal. (文章の長さ:6ワード)
        There is a picture above the bed.  (7ワード)
    The files have been stacked on the bookshelf.  (8ワード)
    The waiter is setting up some chairs at each table.  (10ワード)



など、6ワードから10ワード程度の短いセンテンスを4つ聞いて、絵に合致している
ものを選ぶ問題です。



英語を学習してきた人なら多くの場合、10問のうち、6、7問以上正解することは、
それほど難しいことではありません。


これを全問正解に近づける上で、大事なポイントは3つ。


1.英語の音を聞き取る耳
2.時制や基本的語法を理解できる基礎英語力
3.特定の分野の語彙力



このうちの、1の耳、つまり、英語の音を認識する力については、実はほとんどの人が
克服できています。


英語の音に慣れていない人でも、このパート1のリスニングは集中して聞けば「早すぎて聞き取れない」と感じることはあまりありません。
音に弱い人でも少し練習すれば、6年以上英語を学んできた日本人の場合、すぐに音は
クリアできるので、ポイント3つのうち、2と3がより重要でしょう。



よくある例としては、耳ではいったん全文を聞きとっているのに、現在形だったのか進行形だったのか、あるいは現在完了形だったのかをしっかり意識できていないため、4つの選択肢のうち、2つくらいが正解のように聞こえてしまって迷ってしまうことがあります。


これがきちんと認識できるようになると迷わず正解を選べるようになり、正解率が高まります。


時制は、実際の会話でも、よく間違ってしまうケースで、パート1対策で簡単な英会話も上達します。



次に、特定分野の語彙力が不足しているために落としてしまう問題です。


それは、パート1に出てくる語彙を一通り学習すれば、意外と簡単に正解率を高めることができます。


パート1に出る語彙は、


   職業や人物を表わす名詞
    pharmacist(薬剤師)、pedestrian(歩行者)、shopkeeper(店主)など


   動作を表現する動詞
    put on(着る)、lie(横たわる)、stack(積み上げる)など


       日常的に使われる物を表わす名詞
   ladder(はしご)、shelf(棚)、brick wall(レンガの壁)など


   場所に関係する前置詞
    across、beside、along, aboveなど


4つのセンテンスは聞こえているのだけれど、その中に知らない単語または熟語が1つ含まれていたために、自信を持って正解を選べないケースです。


要するに、見たものを描写する際に必要となる基本的な単語や熟語たちですから、これらの発音、意味、使われ方を一通り学んでおけば、すぐに対応できるようになります。


ILCの講座では、TOEIC運営委員会が発行している公式問題集などの問題で学習し、受講生さんには徹底的に復習してもらっています。


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◆パート2;Question and Response


さて、パート1は10問しかないのに対し、パート2は30問もあります。
問題数が多く、後半にいくに従って、少々難易度の高いものも出てきます。


800点くらいまでの人なら、パート2でどれだけ正解数を増やせるのかは、総スコアに大きく影響します。


パート2も短文ですが、7~14ワードくらいと、パート1に比べると少し長くなり、次のような問題が音声だけで出されます。



  Man:     Where is the art exhibition being held?


  Woman:     
        A) To raise money for charity.
        B) It'll be at the city gallery.
        C) Watercolor paintings.



パート1と違って、30問すべてが2人の会話で、そのうちの3分の2以上が、
一人目のAさんの質問に対し、Bさんの適切な返事を選ぶというものです。


残りは、Aさんの質問ではない通常の話しかけにBさんの妥当な反応を選ぶもの。


いずれもどれが自然な会話なのかを3つの選択肢から選ぶので、この対策の学習がそのまま会話力に結びつきます。


英会話を学ぶのは実践練習として良いですが、TOEIC対策の勉強でこれらの表現を覚えておくと、ビジネス会話のさまざまな表現を自分の英語力として蓄えることになります。



私の授業でパート2の問題を学習したら、受講生の方には、この2人の短文会話を覚えてしまうくらい復習してもらっています。センテンスを覚えれば、そのまま会話力につながり、TOEICスコアにもストレートに結果が現れます。



いろいろな種類の短文パターンを覚えることが、会話表現のレパートリーを増やすことに直接つながります。音読、リスニング、リプロダクション、書き写しなど、あらゆる手を使って覚えてしまいましょう。


さて、次は8月21日、リスニング応用編です。


TOEIC学習に関するご質問があればどうぞ。
 



TOEIC 試されるのは、英語力だけじゃない!?(1)

2007-07-13 15:09:29 |  ビジネス英語・TOEIC
今や、昇進や海外赴任、転職に欠かせないTOEICスコア
         試されるのは、英語力だけじゃない!?(1)

近頃はTOEICをビジネスマンやビジネスウーマン、大学生さんにお教えすることが多くなりました。

年齢のせいか、自分で翻訳の仕事をするより人サマにお教えするほうが生きがいを感じるようになりました。

さて、今日はTOEICのお話です。
私が初めてTOEICを受けたのは、遠い昔、20代後半の頃、まだそんなに知られている試験ではありませんでしたが、
翻訳や通訳の仕事をしていたこともあり、当時の職場で受験が義務付けられました。

まだ、実用英語技能検定、いわゆる「英検」が圧倒的優位を誇っていた頃です。

あれから早や17,8年。
今や、TOEICは押しも押されぬビジネスコミュニケーション能力テストとして不動の地位を確立しました。
ほとんどの大手メーカーや商社ではTOEICを社員に受けさせて、昇進や海外赴任の基準にしています。

転職や就職の際にもTOEICスコアは履歴書の「資格欄」で存在感のある項目の一つとなっています。

全部で200問もあるとはいえ、たかが、マークシートテスト。
そんなものでコミュニケーション能力を測れるものではありません。

しかし、TOEICでは、英語力の進歩を目に見えるスコアで確かめることができます。
英語学習者なら、活用しない手はありません。

しかも、さらに薦めたくなる事が最近ありました。
今年(2007年)から企業内で行われるIPテストも含め、全面的に新TOEICになりました。

新TOEICでは、以前のように分かっていてもミスを誘うような、ひっかけ問題のような誤文訂正がなくなり、
読む量もさらに充実して内容も読み応えのあるものが含まれるようになっています。

リスニングの会話問題は、少し高度で複雑になり、その結果、ビジネス英語を迅速かつ正しく
理解できる人が高得点をとれるテストとしてしっかりしてきた、と感じます。

このテスト対策の学習をすることは、使える英語を身につけたい学習者にお薦めです。

英語の勉強というと会話がもてはやされますが、会話は内容があって初めて成り立つもの。

しかし、内容のある会話をするためには、きちんとした英語の基礎力が備わっていなければ、まともな会話になりません。
基礎力を身につけずに英会話ばかり練習していても、あるところからは何年やっても先に進めなくなるでしょう。

まして、メールやレターも基礎力がなければ、典型的な英文パターンが載っている本を買ってみたところで、
ろくなものは書けません。

ひな型のビジネス文をいくら覚えても、実際のビジネスの現場でその場その場に合った文章を書くことは、とてもできません。

切羽詰ってからでは、ちょっと遅いのが語学の学習。
今すぐ何に生かすということがなくても、しっかりした英語力を身につけていて損はありません。

とりあえずは、TOEICでスコアを上げることを短期目標として取り組むのは、継続するためにも良い刺激になります。

そして、TOEICでスコアを上げると自分の英語学習の問題点がわかり、
またその先の山も見えてきます。

TOEICスコアを一つのメルクマールにして、英語学習を進めるのは効果的な方法です。


TOEIC4週間コーススケジュール

2006-12-28 18:23:33 |  ビジネス英語・TOEIC

こんにちはー!


みなさんスタートが出遅れているので、年末年始も含めてスケジュール
を確認しておきます。


第1週 課題提出期日 12月30日午後4時  当日中に返却・解説送付
                   
           →復習 12月31日~1月2日
            と、同時に第2週の学習


第2週 課題提出期日 1月4日(木)     翌日中に返却・解説送付


           →復習 1月5日~1月7日
            と、同時に第3週の学習


第3週 課題提出期日 1月8日(月)     翌日中に返却・解説送付


           →復習 1月9日~1月11日


第4週 学習 1月11日(木)~14日(日)


    課題提出期日 1月14日(日)    翌日中に返却・解説送付


           →復習 1月15日~1月17日


あと、IPテストを受けるこの週は、以前のBARRON'sで学習した内容も含めてTOEIC総復習をしてください。



12月31日~1月2日はお休みさせていただきますので、この期間中に
いただいた課題提出や質問などには、1月3日以降にお答えします。



それでは、有意義な年末年始のお休みをお迎えください~!!





TOEIC 4week Trainingスタートします!

2006-12-20 23:59:51 |  ビジネス英語・TOEIC

いよいよスタートします。どうぞよろしく!


教材は明日お手元に届くと思います。


お忙しいとは、思いますが、毎日、どんなに忙しくても10分でも必ず時間をとってくださいね!


もちろん、時間がとれて元気なときは、2時間、3時間とがんばってください。


毎週、木曜日に新しい教材に取り組み、木、金、土と学習した後、日曜日には課題を提出してください。一応、書式をCDに入れていますが、紙のところに直接回答したものをFAXしていただいたほうが簡単だと思います。


月曜には提出課題をチェックしたものを解説と一緒にメールでお返しします。
月、火、水は、必ず復習に時間を使ってくださいね。そこがまた重要です。


質問は、このブログでもメールでもいつでも受け付けています。質問の内容によって、電話で直接のほうが良い場合は、その旨、メールでお知らせください。


復習の仕方も説明を入れていますので、よろしく!


 



TOEIC4週間通信研修

2006-12-16 16:40:39 |  ビジネス英語・TOEIC

こんにちは、


今、教材を作成・校正しているところです。オリエンテーションの内容、


どんなものかわかるのでちょっとここで公開します。


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      本通信研修の目的


 



       聴解力・速読力・語彙と表現


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この講座では4週間、



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聞いた英語、読んだ英語を、日本語で理解するのではなく、イメージで正確に理解することを目指します。英語を英語のまま流れるように理解できる力を身につけます。


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もちろん正しい読解のために必要な構文の把握などは重要ですが基本はすでに習得されているので、後は、実際に長文を読んだり聞いたりする中で瞬時に把握できる実践力を身につけることが肝要です。



細かい音の聞き取りにも重点を置きます。前回、集合研修で自習するように伝えたディクテーションもやっていただき、聞ける音を増やします。<o:p></o:p>


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あまり細かい文法は気にせずに、どんどん読み進めていくこと、そして同じものを何度も聞き、音読し、使いまわしの利く役立ちそうな表現やセンテンスはリプロダクションで身体に覚えこませてください。


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TOEIC600点台と730点以上を常にスコアできる人の違いは、そういうことができるかできないかの壁だからです。


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以前の研修で、TOEICで問われる文法は、ほぼすべてカバーしています。これからは、速読力を身につけること、そのためにもできるだけたくさんの語彙、しかも、Active Vocabularyを身につけることが大切です。


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その両方を同時に見につけるのに最適なのが、多読すること、そして正しく読むことです。



これをこれから4週間の目標にしてください。


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また、TOEIC研修をすでに受講したみなさんは、Barron’sのテキストでTOEIC形式にはすでに十分に慣れておられるので、今回は、TOEIC形式の問題を含んでいません。


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問題形式にすると、回答が正解か不正解かに意識が向いてしまいます。


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問題を解くことに消費されるエネルギーを節約する分、ひたすら英語を理解する楽しさ、英語を音読しながら内容をかみしめることができる楽しさをあじわっていただきます。そして、学習を終える頃には、


 


英語をそのまま理解する感覚が身についた!<o:p></o:p>


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と思っていただけるように教材を準備しました。


それができれば、TOEIC試験でも問題をスラスラ解いていくことができます。


本来の目的をこの4週間で達成しましょう。


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教材は、TOEICを意識した題材をいろんなソースから選び、私が編集、作成したものです。



みなさんが勉強に飽きないように、面白い内容にしたつもりです。教材それぞれの学習の進め方は、各Weekの学習ガイドで説明します。



れでは4週間、一緒に楽しみながら勉強しましょう!






 


 


コンテンツ一覧


 



10 ビジネス会話表現


20 Paragraph Reading


30 Starbucks Coffee


40 The Goal


50 Short Listening


 



 




TOEIC IP結果とフォローアップについて

2006-12-05 09:56:10 |  ビジネス英語・TOEIC

昨日、人事の方からの報告をいただきました。


今のところ、アンケート結果も見ておらず、皆さんの詳しい感想も一部の方しか聞けていないので、スコアだけを見て、私が感じたことを書きますね。


本当は一人一人コメントしたいですが、公の場ですので控えますね。


全体として、私が考えたより低いスコアです。


実力を出し切ればクリアするだろう、と私が思っていた人がクリアできていないので、
今、あと少し集中してがんばってみる価値ありと思っています。


1月のILCでのIPについては、すでに人事の方に相談していますが、ILCでのIPを御社のオフィシャルとして認めるかどうかについてお返事を待っているところです。


いずれにしても、フォローアップ研修はさせていただきたいな、と思っていますが、参加してみよう、という方はどれくらいいますか? (それより以前に、これ読んでくれてるかなー?)汗


方法としては、


1)12月、1月初旬に2,3回勉強し、年末年始はみっちり自習していただいて、1月中旬にILCでIPを受ける。


2)御社の次回のIPテストまでのスパンで勉強する。


いずれも、勉強場所は、長堀橋のILC(心斎橋からも歩いて8分くらい)になりますし、おそらく自費です。
無理があるようなら、通信でもいいかもしれません。


IPテスト受験料も含めて2万円くらいでおさまると思います。


フォローアップは、リスニングとリーディングの両方をしますが、TOEICの問題形式はすっかり慣れたみなさんなので、形式にこだわらずに、リスニング、語彙力、速読力を鍛える内容で考えています。


ちなみに、ILCでのIPは、1月18日夜、20日朝、21日朝に予定しています。いずれかで受験できます。


フォローアップ研修なしで、IPだけ受けにくることも可能です。





がんばった?

2006-11-11 17:47:55 |  ビジネス英語・TOEIC

みなさん、いかがでしたかー?


うまくいった喜びの声でも、とりあえずほっとした声でも


”難しかった!”という嘆きでも、”全然あたらん(何がー?)とうい愚痴”でも


喜んでお聞き(お読み)しますので、どうぞ、感想お寄せください。


ブログにでもメールでもどちらでも嬉しいです。


どのパートがどう感じたとか、できるだけ具体的なお話お聞かせくださるとさらに嬉しいです。


とりあえずは、本当におつかれさまでした!(^^)


 



総復習のポイント(Reading)

2006-11-05 08:06:07 |  ビジネス英語・TOEIC

◆Part V および Part VI


Barron'sテキストの、P.104-105に、Reading Targetが列挙されています。
すでにモデルテストを通じてみなさんで復習してきたことですが、ここに列挙しておきます。


忘れてしまったとか、自信がないところはテキストで再確認しておいてください。


・語彙・イディオムを増やす


・可算名詞と不可算名詞
・冠詞
・複数、単数など、主語と述語の一致


・前置詞
・文意から正しい接続詞や時制を選ぶ


・比較級、最上級など
・頻度の副詞の位置


・使役


・仮定法
・関係詞


・動名詞と不定詞
・分詞



◆Part VII


これが最も時間がかかり、一人でするのもなかなか難しいところなので、
今週は、ここに時間をさきたいと思っています。


耳にタコができているかもしれませんが、再度、自習の方法を繰り返しますね。


スラッシュリーディングで、構文をつかみながら、意味をイメージで理解できるようになる。



音読しながら、意味をイメージでつかめるようになる。



さらに、音読スピードを上げる。


好きなパラグラフをいくつか選んでやってください。


今からでも遅くありませんので、Model Test1から6までと、プリントの中で、
各テストからいくつかずつ、ご自身の時間がさける範囲で、上記を繰り返し、
英語の流れ、論理の流れ、文章の構造、語彙、イディオム、前置詞など
すべてが自分のものになるように、
繰り返し、音読をしてください。



音読するときに、正確な発音とリズムはたいへん大事です。


リズムは、文章の意味と連動しますから、意味がしっかり理解できていることが大事です。


★この長文攻略法は、リスニングのPart IVにも通じます。リスニングPart IVが難しいと
感じるようでしたら、この方法で音読のスピードを上げる練習をしてください。


 



総復習のポイント(Listening)

2006-11-05 08:00:08 |  ビジネス英語・TOEIC

もうみなさんには何度も言っているかもしれませんが、試験までの最後の総復習としてはもちろん、今後も英語力を伸ばしていくために、役立つ勉強法をまとめておきます。


◆全パートを通じてやっておくこと


今まで習って、だいたい覚えている語彙、表現を、復習してしっかり自分のものにしておいてください。


語彙は増えれば増えるほどいいですから、新しい語彙も増やしていってください。



◆Part I 


みなさん、聞き取りは、それほど問題ないと思います。
ここで点を落とすのは、知らない単語や表現が出てきたとき。


動作をあらわしていたり、位置関係を表している、あるいは状態を表している文章ですから、
動詞、前置詞などに特に注意して使われ方をイメージで理解し、自分のものにしておいてください。


正解の文章が聞き取れていても、他の選択肢に知らない単語が出てくると、それが正解ではないか、と自信がなくなって惑わされることがあります。
完全に聞き取れて、正解だと思われるセンテンスがあれば、それを選んでください。
Model Test 1-6 まで、およびプリントを合わせると、140の正解のセンテンスがあります。


◆Part II


Questionを聞いて、リプロダクション
正解のAnswerを聞いて、リプロダクション 


これができるか確認しておいてください。


このパートまでは、かなりの正解率を確保したいところです。


 


◆Part III


PartIIと同じく、会話ですが、Part IIよりセンテンスのワード数が増えるので、難しく感じます。


ここでも
センテンスごとに、リプロダクションできることが理想です。



when, while, because, before, after, as soon as,  などでが使われている複文でも、リプロダクションできる
ように練習しましょう。



複文などの長いセンテンスでもリプロダクションができるということは、文章の構造が頭に入っているということです。
リスニングにも速読にも必要な条件です。



これができれば、それよりさらに長いと感じるセンテンスでも、意味をイメージできるようになっています。



★リプロダクションが難しいと感じられる場合は、 まず、


 ”/”(スラッシュ)リーディングをして、意味をしっかり掴む、イディオムや構文をおさえた上で、再度、挑戦してください。


 


◆Part IV


アナウンスメントやコマーシャル、インストラクション、録音音声などです。



とにかく速読力を身につけることが重要。



そのためには、トランスクリプトで、


 ”/”(スラッシュ)リーディングをして、意味をしっかり掴む、イディオムや構文をおさえる。



復習時には、集中力を保つことが重要です。


・リスニングしながら、トランスクリプトを目で追い、意味がそのスピードで理解できるか確認
・リスニングで、意味がイメージできるか確認
・リスニングしながら、トランスクリプトを見たまま、シャドーイングできるか確認
・トランスクリプトを見ずに、シャドーイングする


上記のような方法で復習しておいてください。